20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
最も成長したチャレンジ経験は?
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A.
私がこれまでの人生の中で最も成長したと感じたのは、中学生の時の合唱コンクールでピアノの伴奏者を務めたことです。私の中学校では一年に一度クラスごとに合唱を発表するイベントがあります。しかし、私が中学二年生になった時のクラスにはピアノの伴奏が出来る人がおらず、クラス全体で悩んでいました。その時、クラスの役に立てる可能性があるなら頑張ってみたいと思い、伴奏者に立候補し、その日からピアノの練習を始めました。今まで全く経験がなかったため、楽譜の読み方の勉強からのスタートであり、想像していたより遥かに険しい道のりで、途中で何度も投げ出そうとしました。しかし、立候補した以上やりきらなくてはならないという使命感から一ヶ月間毎日練習を続け、本番では自身の目標であるピアノの伴奏をやり遂げクラスの発表を成功に導きました。この経験から、目標の達成のために努力を続ける粘り強さ、目標をやり遂げる力、行動に対して責任感を持つことの大切さを学びました。また、クラスの役に立ったことに強いやりがいを感じたため、社会に出てからも人々の役に立つ仕事がしたいと考えるきっかけとなりました。 続きを読む
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Q.
周りを巻き込みリーダーシップを発揮した経験を教えてください
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A.
私は趣味として音楽ゲームに興味を持っており、世界大会でも準優勝するほどに夢中になっていました。しかし、そのゲームのプレイヤー数が近年減少していっているように感じました。そこで、最近あまりプレイしなくなった人たちを少しでも盛り上げたいという思いから、同じ思いを持つ友人達とともに二年前に非公式の大会を開催しました。しかし、場所はどうするか、どのようなルールにしたら興味を持ってくれるだろうか、人は集まってくれるだろうかといった課題や不安も多くありました。ここで、一人で全ての課題や不安を解決しようとしても厳しいと判断し、ゲームセンター側との相談による場所とゲーム筐体の貸し切りや、特別ルールの考案、SNSを使った頻繁な告知という役割を運営のメンバーに分担しました。その結果、大会本番には全国各地から百人以上ものプレイヤーを集めることができ、大会として大成功を収めることができました。この経験から、皆で協力して一つの大きなものを作り上げるに当たり、自分の役割を認識することとそれを最後までやり遂げる責任感の大切さを学びました。 続きを読む
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Q.
経験を踏まえてキリンで何をどのように達成したいか?
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A.
私は、お客様の多種多様なニーズを満たす商品の開発を、自身の強みである最後までやり遂げる熱い気持ちを活かして達成したいと考えています。私は、合唱コンクールの伴奏の経験から、自分の働きで人々が喜んでくれることに強いやりがいを感じたため、飲料というとても生活に身近なもので人々の健康を支えたいという思いと、規模の大きさからより多くの人々を喜ばせることができると考えられる貴社で仕事がしたいと考えました。私は貴社のトクホであるキリンメッツコーラやアルコール0.0%のビールなど、お客様の健康面を考えた新しい視点からの商品開発に魅力を感じ、私も研究職として携わりたいと考えています。そこで、0カロリーのエナジードリンクのような今まで開発されてこなかったような商品作りという目標の達成において、困難に直面しても粘り強く努力する力は探求する姿勢として新しい商品作りに必ず活かせると考えています。 続きを読む
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Q.
取得した資格など教えてください
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A.
私は、通っていた高校が「全校有段主義」を掲げていたため、高校時代に柔道の初段を取得しました。また、大学生の時に、外国人学生と日常会話レベルの適切な受け答えをすることを目標に、TOEICで730点を取得しました。大学院に進学してからは「若手の会」という同年代の若手研究員を主役とした学会に参加し、ポスター発表で自分の研究成果を発表するとともに専門分野の知見を深めました。 続きを読む
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Q.
研究内容を教えてください
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A.
植物の葉に存在する気孔は、葉の表面に無数に存在する孔であり、一対の孔辺細胞から形成される。気孔は光や温湿度、大気組成など多様な環境刺激に応答して、その開度が調節される。この気孔の開閉に重要な機能を果たすのが、孔辺細胞の細胞膜プロトンポンプである。プロトンポンプは、青色光によって活性化されて気孔開口を誘導し、気孔が閉鎖する乾燥下では不活性化される。これまでの研究の結果から、このプロトンポンプを始めとし、気孔開度制御に関わる様々な因子が明らかになっている。しかし、気孔開口には、まだ多くの未知の因子や経路が存在していると考えられている。そこで、本研究では、本研究室のケミカルスクリーニングにより同定された九種類の気孔開口を阻害する効果を持つ化合物を用い、化合物の作用機序と、その化合物の標的因子を特定することで、これまで明らかにされていなかったさらなる気孔開閉の分子機構を解明することを目指した。 続きを読む