【日産車に魅了されたリーダー】【23卒】日産自動車の夏インターン体験記（文系/グローバルリーダー養成塾ビジネス職）No.23731（非公開/非公開）（2022/4/18公開）

元々日産の車を身近に感じており、自宅で両親が保有している車も、私がよくレンタカーで使用するのも日産の車だった。また、グローバルな環境で仕事がしたいと考えた時に、横浜に本社を構える日系企業でありながらも常日頃から外国の方と仕事をしているこの会社に関心を持った。

特に面接はなく、ESとWebテストのみの選考だったためにこの会社のためだけに行った準備は特にない。ESは実際に本選考を受けている先輩に添削してもらい、Webテストは他社の選考でも受験することで経験値を挙げてから挑んだ。

同業他社の選考は受けておらず、自動車業界のインターンは選考はこの会社しか受けていません。

「リーダーシップとは」をテーマにした講義、自動車の商品企画から出荷計画まで策定するグループワーク

夏：会社説明→グローバルリーダーシップ講義→社員座談会
秋（Day1）：グループワーク説明→グループワーク
秋（Day2）：会社紹介→職種紹介

商品の企画から部品の調達、そして最終的な販売までどのように各部門が連携して仕事をしているか

グローバルリーダー講義、自動車の企画から出荷までの計画を立てるグループワーク

1日目にやったこと

冒頭で会社説明があり、その後は「グローバルリーダーシップ講座」ということで、人事の方やグループ会社の経営層の方から講義を受けた。特にグループワークを行うようなことはなく、今回の話をしっかりと覚えた上で秋の2daysに臨んでほしいとの話だった。
※この夏の1dayに参加した人は、特に何も選考がなく、学んだリーダーシップ論を実践する場として秋の2daysインターンシップ（事実上の2日目、3日目）に招待される仕組みになっていた。

2日目にやったこと

2日目というより、イベント名上は秋インターンの1日目。夏の1dayで学んだリーダーシップ論を基に、実際に自動車の企画から販売までを一貫して行うグループワークに取り組んだ。すべての部門の仕事を行うのではなく、事前に割り振られた役割をこなし、他の部署役の人と連携しながらどのような車をどの市場に投入するかを決定していった。

3日目にやったこと

1日目のように、再び冒頭で会社説明があり、ここではより事業内容や今注力している分野について詳細な説明をしていただいた。この会社は職種別の採用を行っており、その後は各職種についてそれぞれ細かく仕事内容を説明していただいた。

グローバル商品開発部門の社員

なし

自動車に限らず、何か新しいことを行う時はその目的を明確にし、自分たちの利益だけではなく、自分たちが提供するサービスや製品の先にいるお客様の事を1番に思わなければならないと、グループワーク後に好評をいただいた社員の方がおっしゃっていたことが印象的だった。

グループワークで私は企画系の部署を担当することになったが、本来ならば少なくとも3人はいるはずなのに、欠席者が出たことで2人で仕事を行わなければならなかったことを後から社員の方に伝えられて知った。実際に、2人で行うことは非常に難しく、時間ぎりぎりで進める羽目になってしまったが、それでも諦めずに取り組んでいた姿勢が社員の方にものすごく評価していただけたようなので、ある意味良かった。

夏の1dayは講義形式だったため、特に関りはなかった。一方で、秋は役割を分担され、各役割間で連携してグループワークを行うことが必須だったため、積極的な交流があった。限られた時間の中でスピーディーに物事を進めるには相手に伝えることは簡潔にまとめて話すことが必要だと感じた。

自動車が販売されるまでどのようにバックオフィスで計画が練られているかは普段暮らしている中で知ることはできないため、その点を学べたのが非常に大きかった。また、歴史のある会社と言っても想像以上にスピード感と年齢に関係なく主体性が強く求められていると感じた。

特にこれと言って必要な準備はない。強いて言えば、TOEIC600点以上、もしくはそれに相当するスコアが必要なため、その資格は持っておくとよい。

秋のグループワークを通して、どんな車を作るか計画するところから、どのように販売していくかの販売戦略の部分まで、日産という会社における事業全体を学ぶことが出来たため、職種別採用を採っているとはいえ、どの部門でも自身の働く姿を創造することができた。また、社員の方のお話を伺う機会もあったため、長期的なキャリアのイメージを深めることが出来た。

インターンに参加したことで、日頃から積極的に部門を超えてチームで協力していく姿勢が必要だと感じたため、自身が求めている社風と一致している感じたため。また、自身が日産の車を長らく使用してきたことからも、志望度の強さをアピールできるポイントがあったため、その点も有利に働くのではないかと社員の方のお話を伺う中でも感じた。

志望度が上がった理由は、これまで大手メーカーといっても基本的に1つの商品しか担当できず、仕事の幅が広がらないと思っていたイメージがインターンを通して覆ったから。
また、共に働く仲間を大事にし、日頃から積極的なコミュニケーションを重視している社風や社員の人柄にも強く惹かれた。

自身が選択した職種にもよるが、私が選択した職種では、インターン参加者は選考フローが短くなっており、2回の面接だけで内定が出ているようだった。また、ビジネス職は例年数十人しか採用していないことからも、インターンに参加していることがほぼほぼ前提条件にすらなっているのではないか。

社会を根底から支えることが出来ることと、グローバルに働ける環境を就職活動の軸にしていたため、なんとなくそのイメージがしやすい金融業界の会社を幅広く志望していた。また、親戚に金融業界に勤めていた人が多かったことも要因だろう。だが、大学3年の夏の段階で金融一本に絞っているのは非常に不安だったため、他の業界も見ておきたいという軽い気持ちで日産のインターンに応募した。

この会社のインターンと同時期に金融業界のインターンシップ等にも多数参加していたが、どうしても社風と社員の方の人柄、両面で極端な硬さを感じた。その点に比べて、日産ではより多様性が見られ、自分自身も伸び伸びと働くことができるのではないかと感じた。よって、これをきっかけに金融業界に固執せず、メーカーやIT系など、業界を固定せずに幅広く見ていくようになった。