22卒 本選考ES
公共経営コンサルタント
22卒 | 慶應義塾大学 | 男性
- Q. アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。
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A.
私が貴社を志望する理由は2つあります。 第一に、他社のインターンシップで新規事業立案課題が課せられた際に助言を請うた、コンサルティング会社勤務のOBに惹かれたからです。彼は業務で得た知見に基づき、親身で的確なアドバイスを下さいました。おかげで提出案も高評価を得ることができ、次第に私も彼のような「課題解決によって人を安心させられる職業人」になりたいと考えるに至りました。 第二に、貴社の理念である「リアルパートナー」が、アルバイトに取り組む際の私の理念と一致していると考えたためです。個別指導塾の講師として働くなかで、「一方的に指示や説明をするのではなく、生徒との対話の中で最適な学習を見つける」意識が醸成されました。 公共経営コンサルティングにおいても、まずは対話が重要視されると考えています。その過程で、私の経験から生まれた思いを存分に発揮し、クライアント満足度の最大化を実現したいです。 続きを読む
- Q. 公共領域(中央省庁や地方自治体、独立行政法人、大学、医療機関など)において、大学時代何を学んできたのか、そしてそれをコンサルティングビジネスにどう活かしていきたいのかを記入してください。
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A.
私は大学で、生活困窮者自立支援制度について共同論文を半年間執筆していました。 同制度では、自治体において「任意」とされる事業の実施を、厚労省から自治体へ積極的に働きかけているというトップダウンな動きが見られました。そこから「中央政府に対する地方政府の自律性は保たれているのか」という疑問を持って研究を開始し、100弱の自治体に調査依頼をしました。結果、多くの自治体が「自身の持つ自律性が低い」と認識している現状が分かり、「政策実施判断はボトムアップであるべきだ」という提言をしました。 私はその経験を活かし、「クライアントが持つ意思を尊重する」コンサルタントになりたいです。地方創生が叫ばれる中で大事なことは、まず各地域が持つ課題を行政が認識・解決することだと考えています。私はその過程を外部の観点から、ときには当事者の観点から支援することで、地域に活力を与える役割を果たしたいです。 続きを読む
- Q. あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。
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A.
大学3年次にゼミ代表として〇〇人での共同論文執筆を半年間主導したことが、最も大変でした。私はその困難を、体制構築と熱意によって乗り越えました。 最初期、ビデオ会議での発言者が数人に限られる課題に直面しました。皆で作ってこその共著だと私は考え、各人と対話しました。そして分かった課題の原因は、「発言に要する思考時間の長さ」「複数人が通話で議論する難しさ」「知識不足による萎縮」でした。 そこで私は2つの策を講じました。第一に、時間制約と周囲の発言状況に関わらず意見を出せるように、スプレッドシートを共有しました。第二に、各々の知識量や性格を考慮して役割分担・班分けをしました。忙しい皆に作業してもらうのは大変でしたが、助力を熱心にお願いして理解を得ました。その結果全員の協力を引き出し、論文完成に至りました。 チームワークで重要なのは、仲間の思いを的確に把握し、自身の熱量を示す姿勢だと学びました。 続きを読む
- Q. 大学時代にあなたが自分で考えて行動し、成果を残した最も大きな経験を教えてください。
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A.
私の強みは協調性に基づく実行力を活かし、アルバイト先の学習塾で労働環境を改善しました。 かつて職場で授業終了間際に生徒の質問を受けた講師は、そうでない者と比べ10分遅く帰宅していました。私自身その経験があったため、「帰宅の遅れを短縮し、働き続けたいと皆が思える環境を作ろう」と感じるに至りました。 そこで私は、質問対応中の同僚が使い終えた教材の片付けを肩代わりし始めました。「ありがとう」の言葉が継続の原動力となり、同様の行動が皆に波及しました。そして仲間を職場全体で支える関係が成立し、講師の帰宅時間がほぼ一律になりました。加えて、個々が余裕を持って生徒に応対できるようになりました。結果的に正社員の方からお褒めの言葉を頂き、生徒にも「先生たちの質問対応が丁寧になった」と喜ばれました。 この経験を踏まえ、組織の団結力を高めると同時に、組織外からも信頼を獲得する役割を担えると考えます。 続きを読む