16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
あなたのおいしい記憶を教えてください。
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A.
私のおいしい記憶は、祖父の作る「どて焼き」です。これは毎年お正月に親戚が集い、開かれる宴会で振る舞われる料理のひとつです。沢山の料理が並ぶ食卓を皆で囲み、その年の抱負を言い合う中、どて焼きを煮る香りが漂っていました。街中で「どて焼き」の文字を目にすると、祖父のどて焼きの味を思い出し、宴会で見た皆の笑顔まで蘇ってきます。どて焼きは私にとって、家族の温かさをも思い出させてくれるおいしい記憶です。 続きを読む
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Q.
1、あなたが誰にも負けない、もしくは負けたくないと思う自分の強みを教えてください。(300)
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A.
【どんな環境でも負けない向上心】 私は水泳部の同期10名の内、唯一の女子選手でありスイミングスクールで練習する学外選手である。そのためチームからの疎外感を味わうことは多々あり、チームの一員としてチーム方針に意見した際には「学外のお前に言われたくない」と辛辣な言葉を言われることもあった。私としては学外の選手であるからこそ、一歩引いてチームを客観視しチームを良くする意見が言えると考えていたため、そんな言葉を言われ悔しかった。しかし、私はそこで諦めず意見を聞いてもらおうと行動に出た。それは学内の朝練習に週1回4時30分に起床し参加することである。正直、早朝から練習に向かうのは辛いが、週1回チームと一緒に練習するだけで周りの反応は大きく変わった。全ては「チームをよくしたい」という向上心を持ち続けたことによる結果であり、どんな環境でも負けないこの向上心は私の強みだ。 続きを読む
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Q.
2、その強みを活かして得た、自分としての成果を教えてください。(300)
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A.
【私なりのチームビルディング】上記のような経験をした私は、上級生になりチームの方針を決めるときに、「後輩の学外選手に同じような思いをさせたくない。」「私の経験を活かせるのではないか」と考えた。そして以下2つの決まりを新たに設けた。①学内と学外のギャップを埋めるため今まで月1回しか行われていなかった合同練習の日数を月2回に増やす。②学内の練習参加基準を日本ランキング32位から大学生ランキング24位に下げ参加しやすい環境にする。この頃にはもう私が学内の練習に毎週参加していたので、決まりを提案した際、学内の同期は快く承諾してくれた。そして、この決まりを設けたことで昨年まで非レギュラーであった選手が2人レギュラーになり、昨年の9月から今年の3月まで0人であった学内女子選手が4月に1人増えた。 続きを読む
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Q.
3、あなたがキッコーマンに入社して、「やりたい仕事」を具体的に教えてください。(500〜600)
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A.
【キッコーマン≠醤油、キッコーマン=オールマイティ】 私が貴社に入社し、やりたい仕事は現場を知れる営業だ。特に消費者に近い家庭用営業がやりたい。なぜなら、学生時代にゼミナールで培ったマーケティングの知識を活かし、お客様の声を直に聞き、潜在ニーズを見つけ、お客様が満足いく商品を提供したいからである。また、キッコーマンと聞くと最初に「醤油」をイメージされるお客様がほとんどだと感じる。そのあとにうちのごはんやデルモンテ、万丈本みりん、マンズワインなどと他商品のイメージが繋がっていけばよいが、約350年続く醤油の文化のインパクトには勝てない。おいしい商品があるのにもかかわらず、エンドユーザーに認知されていないことはもったいない。だからこそ、私はキッコーマンは醤油だけでなく、食卓をトータルプロデュースするだけの商品力があることをお客様に伝え「キッコーマンがあれば、今日のご飯は大丈夫ね」と、そんな言葉を言われたい。数多くのおいしい商品がある貴社だからこそできる仕事である。そして、将来的には家庭用営業だけでなく、加工用営業、業務用営業も経験し様々なお客様と関わりおいしい記憶を増やしていきたい。 続きを読む
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Q.
4、キッコーマングループの中で、あなたが注目する商品を1つ取り上げ、現状の課題と改善策を教えてください。(400〜500)
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A.
【1人でも、自分で作るご飯はおいしい】 私が注目する商品は、「うちのごはん」である。2002年から販売しているうちのごはんは、CMのフレーズが耳に残りやすく、認知度も高い。種類もお惣菜だけで30種類以上あり、仕事や家事、子育てに忙しい主婦にとっては助かる商品だ。しかし、私は以下の課題があると考えた。(特におそうざいの素) ・1袋あたりの量。 2〜3人前が多く、単身の方や4人家族にとっては中途半端な量になってしまう。 改善策 1人前×3袋のように、1人前の小分けにされた商品を出す。 小分けにすることで、パッケージのコストが上がるが、今まで「3人前だと量が多く1度で使い切らなければならない」と考えていた単身の方や、「3人前では足りない。だけど、だからといって2袋買うのは多すぎる」と購入を避けていた4〜5人家族の方々が購入する機会ができ、ユーザーの幅がその分広がると考えた。おいしい和風料理が簡単調理で食べられるからこそ、単身赴任のお父さんや一人暮らしの人、家族のお母さんを助ける商品にしたい。 続きを読む
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Q.
5、現在、海外からの観光客が増加し、また2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を控える中で、キッコーマンとして国内でグローバルに取り組んで行くべきことを教えてください。(400)
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A.
【おいしい記憶を世界中の人々と共有—海外からの観光客を対象に、日本の食文化を知ってもらう—】 現在、増加している観光客を対象に日本食文化の味わい、健康を支える食事といった、日本食文化を理解してもらう。その日本食のノウハウを伝えるだけでなく、自国でそのノウハウを生かしてもらいたい。そのきっかけがレシピブックだ。食文化の異文化交流として双方向からアクセスできるレシピブックをHP上に設け、世界各国での日本の醤油の使われ方を共有する。そうすることによって国内にいても世界各国と繋がれる。そして、最終的には2020年のオリンピック・パラリンピックに合わせ「キッコーマンオリンピック」と題した、各国から集まったレシピの選考会をやり、アワードを決める。こちらから海外にグローバル展開する前に、国内に足を運んで頂く観光客に対して、日本のおもてなしをするべきだ。 続きを読む