22卒 本選考ES
理系総合職
22卒 | 京都大学大学院 | 男性
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Q.
大学生活の中で研究以外でやり遂げたこと、達成感を得られた経験・事実をふまえて自己PRしてください。(550文字以内)
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A.
私は周りを巻き込みながら課題解決に取り組む人間です。例えば、アルバイト先のマクドナルドでは、デリバリーサービスの改善に注力しました。以前、当店舗ではデリバリーサービスに関するクレームが絶えない状況でした。配達員を務めた経験等から本サービスに課題感を抱いていた私は、この状況を変え、お客様に満足して頂けるサービスにしたいと思い、デリバリー部門の責任者に就任しました。そして、私はデータ分析や従業員への意見傾聴を通して本サービスの課題を2点見出し、解決に努めていきました。1点目は、デリバリー業務が非効率的であったことです。このことが原因で配達の遅延やミスが起こり、クレームに繋がっていると考えました。そこで、デリバリー業務を分担化・順序化したマニュアルを作成し、業務の効率化を図りました。2点目は、従業員の本サービスへ向ける意識が低かったことです。私は本サービスの現状と目標を店舗に掲示し、日常から従業員に積極的にフィードバックを行う事で、従業員の意識改革に努めました。その結果、就任1年後には売上が前年の1.2倍となり、お客様からの口コミ評価も他店舗より高い数値にまで向上しました。本経験では、各施策を考案するだけでなく、120名の従業員に浸透させたという点で私の強みを活かすことができたと考えています。 続きを読む
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Q.
現在の研究テーマあるいは専攻の概要について分かりやすく述べてください。(550文字以内)
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A.
私は〇〇という微生物の代謝経路に関する研究を行っています。本微生物は、環境中の〇〇を取り込むと膨大な量のタンパク質を生産するという特徴を持ち、安価で簡便な培養が可能であることから医薬品等に利用されるタンパク質の大量生産に利用されています。しかし、〇〇を代謝してタンパク質を生産する機構は未解明の部分が多く、本微生物の持つ高いタンパク質生産能力を活かしきれていません。本機構を解明することで本微生物に遺伝子組み換え操作を加えることが可能となり、タンパク質生産の効率化に繋がります。そこで、私は本機構の中でも重要な役割を担うと予想されるある因子に注目し、その機能や本因子を生産する機構の解明に取り組んでいます。私は本因子が〇〇代謝時にのみ生産されるという特徴に注目し、あえて本因子を恒常的に生産する個体を作り、様々な視点(生育や他の因子との作用、様々な〇〇濃度への応答、〇〇代謝関連遺伝子への影響)からのアプローチを試みていきました。 そして、本因子の生産に必要なDNA領域を特定しました。また、環境中の〇〇濃度に応じて本因子の生産量を調節する機構が存在し、本因子の生産量が〇〇代謝全体の活性化度合いを調節する重要なファクターであることを見出しました。 続きを読む
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Q.
あなたがキッコーマンに入社して、「挑戦したいこと」を具体的に教えてください。(550文字以内)
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A.
微生物を利用した新しい価値の創出に挑戦したいと考えています。近年、微生物は医薬品製造や食品加工、環境修復などの幅広い用途で産業利用されています。そして、私は研究活動を通して微生物に無限の可能性を感じ、微生物を用いた事業に携わりたいと考えるようになりました。そこで、高い発酵・醸造技術や食品加工技術を有し、微生物のポストゲノム研究を行う貴社を志望するに至りました。具体的に挑戦してみたいことの1つとして、微生物のゲノム情報を活用した有用酵素の特定及び有用物質の生産があります。例えば、貴社におけるしょうゆの旨味をつくる酵素グルタミナーゼの研究のように有用酵素等を見出すことで、より香りや味の良い商品の開発に繋げたいと考えています。また、微生物を利用した物質生産は食品だけではなく医薬品にも応用が可能です。ゲノム情報を活用して遺伝子組み換えを行い、医薬品原料等の生産系の構築にも挑戦したいと考えています。そして、今後はゲノム解析技術や編集技術、生物機能のデザイン等のAI技術の進展が著しく進むと予想されます。それらの技術を使いこなせるだけの知識や技術を持つプロ人材となり、貴社の有する高い技術やノウハウを活用しながら微生物を利用した価値創造に挑戦し、多くの人においしさと健康を届けていきたいと考えています。 続きを読む