【建築熱を伝える】【23卒】住友林業の総合職 建築技術職の2次面接詳細 体験記No.22388（非公開/女性）（2022/4/18公開）

オンライン、i-Web。待機室などはなく、そのまま直接面接官が入室してくる。

自分の作った住宅プランについてのプレゼンテーションが2つもあったため、その空間と工夫をいかにわかりやすく伝えるかに注意しました。
面接はいつも通りリラックスして臨めるよう、事前にかなり回答を用意しておきましたが、イレギュラーな面接で建築についてのことばかり聞かれたため少し緊張してしまいました。

回線トラブルで面接官が遅れていらっしゃった。とても柔らかい雰囲気の男性の方。
向こうの自己紹介から始まり、建築についてたくさん話した。建築への熱を問われているような面接だったが、イレギュラーだった気もする。課題とポートフォリオのプレゼンがあるのでほとんどそれで時間は終わる。

後日人事部の方から電話にてフィードバックあり。設計課題への感想や面接自体の感想をいただきました。

なし

設計において一番大事にしたいことは？

接客になるので、コミュニケーション能力が大切だと考えます。企業相手・社員相手だと住宅に関しての要望を正確に伝えられないお客様や、伝えることに抵抗を感じるお客様もいらっしゃると思うので、それをいかに汲み取り引き出せるかというコミュニケーション能力も設計士に求められると考えます。
特に私は女性であるため、要望の多い奥様の気持ちに寄り添う事は忘れないようにしたいと思います。やはり家の中でも家事をする奥様が一番要望があると思うので、家事動線を意識すること、収納の場所や数を考慮すること、家の中から見える景色への配慮、逆に外から見えてしまう部分の隠し方など、細やかな気配りを忘れずに設計したいと考えております。

今回の設計課題においてあなたらしさが表れていると感じる部分はどこですか？

私は使う人の立場になって考える、という点に自分らしさが表れていると考えております。
今回の住宅設計課題において、実際に進行中の計画である、父・母・祖父の3人が暮らす新しい実家を娘の立場から提案いたしましたが、その中でも3人からは言われていない要望を組み込むことを考えました。たとえば、父からは小さくてもいいのでリモートワークスペースが欲しいと言われていましたが、ただどこかにスペースを作るだけでは使いづらいと考え、階段の裏手に作ることで音の遮断を考えたり、前にながめの良いテラスを作ることで仕事中のリフレッシュになるように配慮いたしました。父も初めはそのようなことは思い付いていなかったため、私の提案にとても喜んでいました。
私は人の気持ちを考えることが得意なため、このように設計においても活かせると考えており、それが私らしさであるとも考えます。