【ユーザー目線でシステム設計】【20卒】かんぽシステムソリューションズの夏インターン体験記（理系/総合職）No.4973（東洋大学/男性）（2019/4/11公開）

かんぽ生命という大きな親を持ち、システムインテグレーターの中でも人気が高くそれなりに良い企業だろうという推測から。またその頃ちょうどシステムインテグレーターのことに興味を持っていたことでユーザー系の企業の話を聞きに行きたいと思った。

事前に準備したことはシステムインテグレーターの種類や役割、開発方法など基本的なことは頭に入れておいた。

かんぽ生命の営業マンが活用しやすいタブレット端末用のシステム設計

1日目にやったこと

1時間チームでディスカッションしてメンター社員の方に途中経過を発表。それを3回ほど繰り返した。２日目は全体発表なのでそれまでの資料作り、発表原稿作りが主な内容だった。

2日目にやったこと

１日目に作成したものの精度をより高めるための最後のフィードバック。お昼を挟み1時間後に全体発表。５チームでくじ引きして順番を決め発表する。最後に社員全員からのフィードバックがあり、質問がある人以外は終了。

人事

優勝したが特にない。強いて言うならチーム全員の名前を覚えられていたこと。

初めはただタブレットに営業が使いやすいシステムを設計することだけに焦点を置いていたがメンターの社員の方から、ユーザー系なのだからかんぽ生命のニーズを考えないとと言われ納得した。ユーザー系だからユーザー目線でシステムを設計することは当然のことだが、課題に集中しすぎてそのことを考えていなかったため、ハッとした。

5人で一つのものを作り上げるには意思疎通が不可欠。しかし、初めて会う人たちに本音で意見を言うには時間がかかり、なかなか前に進めなかった。やはり社員の様に何年も共に働く仲間同士でワークを行う訳ではないためそこが特に大変だった。そこがうまくいくとどんどん進めるようになったのでまずは意思疎通が大事だと思う。

それまではユーザー系のシステムインテグレーターのインターンに参加したことがなかったため強み弱みがよく分からなかった。ワークをやったことや社員さんのフィードバックから、ただ説明されるだけよりもグッと理解できたと思う。だから実際の仕事を体験できるインターンはぜひ参加すべきだと思う。

インターン当日に必要なことは全て説明されるので事前の準備は必要ないとは思うが、強いて言えばネットから保険をシミュレーションするサイトなどの構成を知っておくとイメージが湧きやすい。

自分は人のために尽くすことが好きなのでユーザー系のシステムインテグレーターはとても魅力的だと思った。また社員さんとのコミュニケーションで空気感や雰囲気が会うように感じた。福利厚生やオフィスの利便性の良さなど安定して働くにはすごく良いと思う。

2日目の朝の時点で人事の方から名前を覚えられていて、チームでの役割をフィードバックにて評価された。社員座談会が選考には不可欠だったが、それ以前に内定承諾していたので本選考は受けなかった。だから確実に受かるとは言えないが、インターンに参加していない学生よりはかなり有利だと思う。

インターン内でメンターの方と話す機会が何度か設けられていたが、その際にフィードバックや受け答えから優秀さが感じられた。参加していた学生のレベルも高く、そう言う人たちが集まるならば成長に繋がると思った。実際には入社することはないが入社してみたい企業だ。

インターンの段階で学歴や能力が高い人が多く、すでにふるい分けがされていたと思う。その後のフォローからもインターンに参加した学生をかなり優遇していた様子なので本選考を受けようと思っている学生は夏のインターンから参加すべきだ。

基本的にミドルベンチャーからメガベンチャーまでならば幅広い業界を見ていたため、志望業界はまだ決まっていなかった。その頃は会社の勢いや規模の成長速度などを軸に考えていたため。まあその中でも人材系とシステムインテグレーターには少し興味を持っていたので、そこらへんの業界ことを第一志望というのかもしれない。

言語の古さやシステムインテグレーターの開発環境などを考えた末に本選考を受けないことにしたが、一生その会社で務めたい人にはオススメだと思う。自分は結局はweb系に魅力を感じたので受けなかったが、このインターンを経験しておいて良かったと思う。でなければ実際にシステムインテグレーターで働くイメージを想像できなかったし体験しておいて損はなかった。