17卒 本選考ES
SE
17卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
会社のDNAとどう合って、どういうビジネスパーソンになりたいか
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A.
私が最も共感している DNAは「多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている」です。 私は現在 2つ目の大学院に所属しています。 1つ目の大学院では、学部から情報工学を中心に学び、その世界では定質的な情報よりも定量的な情報が重要視されていました。しかし、今の経営管理研究科では、定量的な情報よりも定質的な情報が大事にされることがあります。また、ビジネススクールであるため、30代の就業経験者が在籍者の半数以上を占めています。彼らの前職や経験などは一人ひとり違い、似たような背景を持つ人々が集まる 1つ目の大学院とは大きく雰囲気が違います。 グループワークを中心した授業なので、当初は彼らの意見や考え方に慣れることが出来ませんでした。しかし、詳しく話を聞いたり自発的に質問をしたりすることで、彼らの視点や考え方が分かるになり、逆に彼らも私の考え方を理解してくれる様になりました。そして、参加者の意見を上手にまとめる事の出来た成果物は各人で作ったものより遥かに良い評価を得ることが出来、成果物を通して得た知識見識は私の世界では得ることの出来なかったものだと考えています。 この事から、私は参加者の持つ多様な文化や相違する意見を通して、参加者に新たな知識や見識を与え、そして各人だけでは得ることの出来なかった成果を出せるビジネスパーソンになりたいと考えています。 続きを読む
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Q.
チャンレンジしたこと
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A.
1つ目の大学院で修士論文の期限1ヶ月前に、現在の手法では求めている状態の分析結果が出ないと分かり、書き直したことです。当初の研究手法では時間的要素が含まれておらず、断片的な解析になっていました。求めていた答えを知るためには、実験をやり直し、解析手法を大幅に変える必要がありました。担当教授に相談したところ、現在の手法でもデータとしては正しいので、タイトルなどを変えることで問題ないと言われました。ですが、自分で決めたテーマであり、決めた信念を裏切りたくなく、再実験なので1ヶ月でもやり直せるという自信もあったため、やり直すと決めました。教授たちや仲の良い博士課程と相談しつつ、新たな実験装置を制作し、半年以上かけた実験を3週間でやり直しました。そして、実験と平行して執筆していた修士論文でも新たなデータにより、多足類の連続的な動作解析を世界で初めて成功させ、主席で修了する事が出来ました。上記の体験から、効率良く作業を行うには、教科書に載っている具体的知識だけではなく経験からなる概念的知識も必要で、後者を現在の課題に対して応用していく事が重要だと知りました。そこで、今では結果だけではなく、過程にも注目し、類似の行動の際には時間を短縮し、より良い成果を出すようにしています。また、自分の行動に対して周りの人の評価や意見を聞くことにして、上記の様なトラブルを二度と起こさないように気をつけています。 続きを読む