22卒 インターンES
研究開発
22卒 | 名古屋工業大学大学院 | 男性
-
Q.
志望理由
-
A.
(1)貴社の魅力である「THINK&ACT」タンクの実態を肌で感じることを期待しています.私は就活の軸として「世界から消費者までの笑顔に関わること」を掲げています.その理由は私の座右の銘である「楯の両面を見よ」が実現できるフィールドであるからです.貴社は従来のシンクタンク業界の考えである調査・計画の「THINK」タンクから実行段階までに参画し課題解決に貢献する「THINK&ACT」タンクを目指しています.国・企業だけが幸せになる従来式ではなく,実行による多面的なフィードバックから更なる改善が得られ,広範囲への幸せの獲得に近づけられる新方式は私の考え方にマッチングしていると思います.貴社のインターンシップを通じて「THINK&ACT」の有効性を実感し今後のキャリア観の醸成に活かします.(2)サイバーセキュリティコンサルティング業務に取り組みたいです.私はこれまで無線通信における暗号化システムに関する研究を行っており,培った知識を上記のテーマで存分に活かすことができると考えております.近年は多分野でのICT化が進み,便利になる一方でサイバー攻撃が増加している課題があります.ICTの多分野化を促進するには強力なセキュリティの開発及び実装の推進が必要となります.貴社のインターンシップではセキュリティの検証,対策の検討のサイクルを回し続け上記の課題に対するアウトプットの提示を目標に掲げます. 続きを読む
-
Q.
研究テーマ
-
A.
私は無線通信の分野で,「カオス符号化変調を用いた電波暗号化技術」というテーマで研究を行っております.この研究を一言で表すと,第6世代移動体通信(6G)における通信システムに暗号化を施すことで無線通信の安全性という課題を解決するものです. この研究テーマの背景として,無線通信における犯罪の増加があります.近年は,無線通信技術の向上に伴い,無線通信を用いた犯罪も増加しております.将来的に,多分野でICT化が進み,無線通信で個人情報等の機密情報を取り扱う場面が増えていくと想定されます.そのためICTがさらなる発展をするには,この犯罪を防ぐことが非常に重要になってきます.現時点では,ユーザID,パスワード等がセキュリティ対策として施されておりますが,これは使用するユーザに近いところでのセキュリティであり,情報そのものに対する安全性の確保はあまりなされていません.また,セキュリティは,重ねれば重ねるほど安全性が確保できるという特徴があります.そこで私の研究では,情報そのものに対する安全性の確保に注目して,カオスというランダムな現象を利用した暗号化技術で,他人に通信情報が盗まれないようにする通信システムの構築を行っております.将来的には,私の研究分野の蓄積により,物理的に解読不可能な安全な通信が実現できる可能性があります. 続きを読む
-
Q.
自己PR
-
A.
私の強みは【如何なる課題解決に対しても主体的に取り組むこと】です.これを発揮したのが学生フォーミュラプロジェクトです.学生フォーミュラプロジェクトは,小型のレーシングカーを学生の手で設計・製作を行い大会に参加します.大会ではタイムを競うだけでなく,設計のプロセスや車両製作コストも審査対象となります.私のチームは,今まで一度も優勝したことがありませんでした.その悔しさが,私の成長志向な性格に火をつけ,何とかして優勝を成し遂げたいと思いました.まず私は,大会での点数の分析を行いました.その結果,車両製作コストの点数が優勝できていない原因になっていることを発見しました.そこで,私はコストチームを設立し,その中でコストリーダーとして役割を果たしました.具体的には,PDCAサイクルを何度も回し,改善を繰り返すことで車両製作コストと車両タイムのバランスを保ちながら,それに基づいたパーツの設計指示を各パーツ班に出しました.それに加えて,客観的かつ専門的な意見を取り入れるために,スポンサー様と積極的にコンタクトをとるように心掛けました.このような対策を図った結果,過去にないバランスのとれた車両製作が行えました.最終的には,最後の大会で,コストの点数でチーム過去最高点の獲得,車両タイムは日本一を記録し,総合点が20点上がったことで,悲願の初優勝及び世界ランキング2位を成し遂げました. 続きを読む