20卒 本選考ES
事務系総合職
20卒 | 法政大学 | 男性
- Q. 学生時代に力を注いだこと(400字以内)
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A.
経営戦略と財務会計を学習し、戦略と数字を関連付けて経営を分析する手法を身に付けました。そして、JR東日本の多角化による企業価値の変化について分析し、論文を執筆しました。この取り組みでは、多角化と企業価値の正の相関は容易に確認できました。しかし、これだけでは因果関係を説明できず、2要素を結ぶ論点を考えることが難題でした。そこで、各事業の投資の回転率を比較し、鉄道業よりも、流通業のほうが投資の回転が速いということを発見しました。そこから、流通業の拡大によって全体の資金流動性が改善したと仮説を立て、調査しました。これを皮切りに論理関係をつなげ、「多角化によって資金流動性が改善され、それに伴って有利子負債と支払利息が減少し、純利益が増加して自己資本額が増加し、財務安全性が高まったことで最終的に企業価値が向上した」という因果関係を構築しました。以上の流れを経て、論文を完成させることができました。 続きを読む
- Q. 研究内容について教えてください(200字以内)
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A.
ゼミでは、財務会計を中心に、経営分析やコーポレートファイナンスなどを学習しています。授業自体は、理論の習得を目標として行われますが、単純な理論のインプットにとどまらず、企業経営の実例と照らし合わせながら考えることで実践的な理解を深める努力をしています。例えば、減損会計を学ぶ際、有価証券報告書を見て、何が起こったときに減損が起こるのかについて、具体的なイメージを持って理解を深めました。 続きを読む
- Q. あなたの強みと弱みについて教えてください(400字以内)
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A.
強みは、客観的な立場で情報を整理して論理を構築し、発信する力であると考えています。これは論文のほか、水泳教室のコーチ業を通じて発揮しました。具体的には、クロールの呼吸が乱れた生徒を観察して課題を抽出しました。そして、腕と首の動作のずれを問題の本質ととらえて改善に向けた仮説を立て、練習で実行して改善に結び付けました。逆に短所は、主観性や感性によるアプローチで人を巻き込む力が劣っていることです。例えば、水泳教室の業務で、保護者から相談を受けた際、問題の本質と解決方法について客観的に淡々と答えました。しかしこのケースでは、話の筋自体は通っていたものの、相手を安心させるような、感性に訴えるアプローチができなかったため、相手を満足させることができませんでした。以上のように、客観的な立場をとることが得意である一方で、必要に応じて主観と客観のアプローチを使い分けることが課題であると考えています。 続きを読む