【旅行業界を変えろ！】【20卒】エル・ティー・エスの夏インターン体験記（理系/コンサルティング実務実践型 業務改善インターン選考）No.5085（慶應義塾大学大学院/女性）（2019/4/16公開）

自身の興味から、コンサルティング業界を中心に選んだ。特に、このインターンは本選考直結型のものであるため、本選考に参加するためにも応募した。面接の際にお会いした社員の方のお人柄もよく、参加をより固く決意した。

事前に企業研究を十分に行った。また、自己分析をしっかり行った上で面接に臨んだ。特に、自分はどのような性格で、どのような行動に裏付けられるかについて、自信を持って話せるようにした。

ある旅行会社の業務フローの改善提案をせよ。

1日目にやったこと

・ロジカルシンキングやプロセスマッピングなどに関する講義および個人ワーク
・お題発表後ワーク
→顧客役の方との打合せも含むプログラムだった。
・個人フィードバック

2日目にやったこと

・引き続きワーク
・発表
・全体講評
→ここがかなり手厚かったように思う。自身の経験を元にして、「足りない観点」や「取るべき姿勢」について具体的に教えてくださった。
・会社説明
・懇親会

人事部社員

なし

自己肯定をする意識をもっと持つように言われたことが、印象的だった。私は、自分の行動に対して厳しく評価してしまう節がある。これは真面目であるという意味では良いところだが、自己肯定感が低いという意味では直すべき点だと言われた。

「業務フローの改善」という珍しいテーマのインターンであったため、新たな考え方をインプットしながらワークすることが大変だった。また、顧客役の方へのヒアリングで、必要な情報を聞き出すことに苦労した。そして、一日あたり12時間を使うプログラムだったため、体力的にも疲れた。

インターンシップに参加したからこそ学べたことは、業務改善コンサルタントの業務の「地道さ」と「難しさ」である。業務は、現状分析・ヒアリングへの準備・ヒアリングなどから成り立っており、その一つ一つは地道かつ繊細だと感じた。また、必要な情報を取りに行く難しさも痛感した。

事前に提供される課題（ロジカルシンキング・プロセスマッピングなど...）にはしっかり取り組むべきであると思う。

業務変革コンサルタントとしての業務を”具体的に”経験することができたからである。特に、このインターンシップでは、顧客にヒアリングを行うというフェーズが含まれており、顧客と信頼関係を構築する難しさや、うまくヒアリングを行う難しさなどを実際に体感することができた。

インターンシップ（特にワーク）を通じて、私の「他者への貢献精神の強さ」を社員の方へアピールできたと感じているからである。また、グループ内にコンサル業界を志望している人が少なく、私は比較的熱意の高い方であった。そのため、志望度合いの高さからも、内定に近いと感じた。

社員の方のお人柄がとてもよく、一緒に働きたいという思いが強くなったからである。人を大切にする文化が社員の方にしっかり浸透していると感じた。加えて、社員の方は学生の行動をよく見ており、個人フィードバックが充実していた点も、魅力を感じた部分であった。

インターンシップが本選考の一部であるため、インターンシップにおいて評価を受けることが必須である。次の選考へ進むためにも、自分の個性をいかしてグループワークに貢献することは不可欠である。

インターンシップに参加前は、コンサル業界・SI業界を中心に志望していた。研究室の先輩の多くがコンサル業界に就職しており、その影響からコンサル業界に興味を持った。戦略系・総合系・IT系、いずれかに絞っていたわけではなかった。また、研究内容の性質上の理由からITに興味を持っていたため、SI業界にも興味を持った。

より深く自己分析することができた上、コンサルという業務の性質を具体的に知ることができた点は、後の就職活動にいきたと思う。特に後者に関して、インターンシップ参加前はコンサル業務に対して漠然としたイメージしか抱けていなかったが、「地道な作業の積み重ねであること」や、「高い対人能力が必要なこと」、「プロジェクトが成功した時に顧客と分かち合う喜びは大きいこと」など、多方面からの理解を深めることができた。