- Q. 志望動機
- A.
東京海上日動システムズ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒東京海上日動システムズ株式会社のレポート
公開日:2020年7月17日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- ITエンジニア
投稿者
- 大学
-
- 東京電機大学大学院
- インターン
- 内定先
- 入社予定
-
- 日本総合研究所
選考フロー
企業研究
まず他の保険会社と比べてどういった点が強みなのかを調べた。東京海上グループは日本トップの保険会社で、他の追随を許していない点や、今後海外にも目を向けていく企業ということを念頭におく。またグループ内での立ち位置を明確にする。東京海上グループは、「ITが戦略」として掲げており、その戦略を根幹から担うことができる重要なポジションに東京海上日動システムズがいるということを必ず知っておく。また、東京海上日動システムズが、ただ親から与えられた仕事をこなす企業ではなく、親会社が悩んでいる本質を見つけ出すことに注力しているという点を頭に入れておくこと。これらの内容はインターンで見つけ出すことができるため、実際にインターンに参加し、自分の言葉で話せるようになるとかなり選考では有利になるはず。自身のキャリアプランとして、5年後どうなっていきたいか、など自身に対しての深堀が多かったこともこの企業の印象として強く残っているため、企業研究だけでなく自己理解を深めることも、合格へのカギとなる。
志望動機
私が東京海上日動システムズを志望する理由は、本質を追求できるSierとして活躍できるためです。私は現在情報系を先行しているため、IT系の企業に入りたいと考えています。その中で私はニーズを明確にしているSierに入りたいと考えています。その理由は、私が実際にシステム開発をしていると、ニーズとずれていると感じることがあり、そういった無駄なシステムをできるだけ作りたくないと考えるためです。実際にシステムを作る前は、こんな機能があったら便利だろう、こんなインタフェースだったら役に立つかな?と考えて作りますが、実際に作ってみると、使いづらいと感じることがあります。こういったシステム作成では、このような適切なニーズの策定が難しいです。その反面、ニーズを適切に見つけ出し、本質を捉えたシステム開発ができたときはやりがいを感じます。実際に御社のインターンに参加した際も、ただ与えられた情報からシステム設計をするのではなく、ヒアリングを行い、顧客のニーズの本質を見抜くことが重要だとおっしゃっていました。このような考えがマッチしているため、私は御社を希望します。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年10月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
趣味・特技をご記入下さい/学業・ゼミなどで取り組んだことは何ですか/自己PRをしてください/今までで一番挫折したことは何ですか/挫折の中で学んだことは何ですか
ES対策で行ったこと
自身の深堀内容を記述する必要があったため、インターンなどで積み重ねたESを査読し、その中でより良くまとまったものをさらに改良して提出した。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年11月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 現場5年目ほどの社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自身の理解を深めておくことが大切。また必ず結論から答えを出すこと。質問に対して逸れた答えを返してしまうと面接官からの印象は最悪なため、まず与えられた質問に一言で返せるよう訓練すること。
面接の雰囲気
非常に緩やかな雰囲気だった。現場社員の方がアイスブレイク的に雰囲気を柔らかくしてくれる。多くは学生自身に対する考えや経験などを聞いてくる質問だったが、面接官もよくうなずき、こちらの話を真剣に聞こうとする姿勢が見られた。
1次面接で聞かれた質問と回答
インターンに参加して、他者のインターンとはどんなところが違いましたか
他社のインターンと比べて非常にユニークだと感じました。他社のインターンではデザイン設計だけを行ったり、グループワークだけをして解答をだしたり、プレゼンなどをしたりするのですが、御社のインターンでは現場の社員が顧客役となってヒアリング対象になっているというのが面白かったです。実際に私も、システム開発において最も重要だと考えていることがシステムのニーズを捉えることや、本質を捉えることだと考えているので、このような経験ができるインターンは面白いと同時に、非常に大切な経験であると感じました。また御社のインターンではフィードバックがグループに与えられますが、その時にしっかりと個人個人を見ていたという印象を受けました。実際に私が少し焦っていた点などを指摘していただき、ハッとさせられたように覚えています。
バイトはどんなことをしているの?そこでどんな苦労をしたの?(具体的に)
私は現在イベントスタッフのアルバイトをしています。イベントスタッフとして、いろいろなコンサート会場やセミナー会場などに出向いて、その設営から運営まで幅広く業務を行っています。中でも一番苦労したのは、20人ほどの人をまとめて動かさなければいけない経験をしたときです。あるコンサート会場での仕事だったのですが、一気に20人を動かそうとしてうまく指示を出せませんでした。そこで私は、20人を4つのグループにわけ、その中から優秀そうなリーダーを作ることに決めました。私はそのリーダー4人を操作し、そのリーダーが、自身のグループの数人をまとめる、といった形をとることで、うまく指示を伝達させることができるようになりました。この手法は今現在もアルバイトで時々採用しています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年11月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 15年目ほどの人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
できるだけ会話のテンポを意識して、クリティカルな答えを返すように努めること。多少解答内容に足りない部分があっても、面接官から追加質問が来るため、あまりダラダラと話さないように意識した。
面接の雰囲気
非常に柔和な雰囲気。こちらが緊張していることを分かってくれており、少し言葉足らずなところはフォローをだしてくれたりする。雑談に近い形式だが、しっかりと内容はきいているように感じた。
最終面接で聞かれた質問と回答
実現可能性を考えず、もしあなたが起業するとしたら、どんなモノで利益をあげますか?
私が、実現可能性を考えずに起業するとしたら、「企業で働いている人の仕事量を適切に測る」システムを販売します。企業で働いている人には、仕事の偏りがあるように思います。仕事ができる人にタスクが集中し、できない人は仕事が割り当てられず、あまり成長の機会がない。この問題点は、タスクが集中している人は仕事量が多いにもかかわらず、あまり評価されていないため、モチベーションのアップにつながりにくいように思います。そのため、このシステムを導入すると、仕事に対して適切な評価が行われるため、社内全体のモチベーションアップにつながるとともに、社員1人1人に対しても適切な報酬が支払うことができるようになります。そのため、優秀な社員の転職を防ぐことにつながるなど、さらなる利点が見込めるようになると思います。こういった観点から、働いている人の仕事を適切に把握するシステムを作り、販売したいと思います。
タスクが集中してしまう、といった経験を実際にしたことはありますか?
はい。この経験は私がコンビニでアルバイトをしていたときに店長から知らされたものです。私が仕事をこなす量が多くても、給料は簡単には挙げてあげられない、でもそういったところは評価しているよ、と店長から伝えられました。実際に店長もこういった実情に悩んでいたらしく、頑張りすぎる人ほど仕事を抱えすぎて、つらくなってほかのバイトを始めてしまう、反対にあまりやる気を出さないでのんびりやっている人ほど、長く続くようになっているという仕組みを教わりました。これを解決するにはずっと仕事ぶりを監視するしかないのですが、それは人間にはとても可能なものではありません。そこで先ほどの質問の回答では、企業で働いている人の仕事ぶりを適切に評価する、といったシステムがあったらいいなぁ、と思い提案させていただきました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
21卒だが、受かったのは2019年12月というとても速い時期だった。そのため、他社と悩んでいることを伝えると、こころゆくまで就職活動を続けてほしいといわれた。内々定後のフォローも厚く、自身のキャリアを考えるセミナーなどに招待してくれた。
内定に必要なことは何だと思うか
インターンに必ず行くこと。インターンに行くと早期選考に呼ばれるが、利点はそれだけではない。インターンで学ぶ、東京海上日動システムズがたいせつにしていることや、Sierとしての在りかた、グループ内での立ち位置などの内容を吸収し、自分の言葉にして面接で伝えることができれば面接は必ず通る。また自己理解がとても重要で、多くの質問は学生自身に対するものである。こういった観点からも、できるだけ自己理解を進め、得意な事、アピールできること、苦手なもの、学生時代の経験などはまとめておくべき。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内々定者懇親会であった人はみんなコミュニケーション能力に優れていた。自分からガツガツ話しかけるような人ではないが、話してみると自身の考えを持って、上手に伝えられる人が多くいる。ものごとに対する理由などもみんなしっかり持っている。
学生時代いい経験をしている人、頭がいい人なども、その良さを伝えられなければ意味がないため、自身の良さを適切に伝えるコミュニケーション能力は何よりも重要だと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
駅から距離があるので時間を持って本選考に挑むこと。また面接が雑談に近い形式になっているため、普段の言葉遣いが粗雑な人は、素の自分の話し方を出さないように気を付けなければいけない。扉をあけ、扉を閉めるところまでが面接であるため、最後のあいさつなどを必ず忘れないように。
内定後、社員や人事からのフォロー
何度かセミナーや懇親会が行われた。21卒はコロナに見舞われたため、途中から懇親会は中止になってしまった。また相談すると詳しい会社の内容を人事の方が教えてくれるため、遠慮なく質問するべき。
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東京海上日動システムズの 会社情報
会社名 | 東京海上日動システムズ株式会社 |
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フリガナ | トウキョウカイジョウニチドウシステムズ |
設立日 | 1983年9月 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 1,410人 |
代表者 | 関邦夫 |
本社所在地 | 〒206-0034 東京都多摩市鶴牧2丁目1番地1 |
電話番号 | 042-356-2200 |
URL | https://www.tmn-systems.jp/index.html |
採用URL | https://www.tmn-systems.jp/sys_recruit/index.html |
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