【未知の金融系を体験】【21卒】三菱ＵＦＪトラストシステムの夏インターン体験記（理系/ITエンジニア）No.10269（東京電機大学大学院/男性）（2020/7/14公開）

三菱UFJの名を関しているシステム会社があると知ったため。実際にこの時点では金融系のどの分野を担当しているかはわからなかったが、実際に参加してから証券系という会社であることを知った。参加するまでにホームページなどを眺め、福利厚生などが充実していたのを知り、参加の後押しとなった。

参加理由、研究内容、自己PRの3つだけのESであったが、結論ファーストを心がけた。また文字制限もあるため、できるだけ分かりやすい内容のものを選択し、適切なESを作り上げていった。

社内の証券系システムの構築のデザイン設計及び値段の設定

1日目にやったこと

最初に軽く企業説明。企業説明では福利厚生や働き方、やっている内容や、三菱UFJグループでの立ち位置など。その後人事の方に質問をする時間が設けられた。その後ワークを行い、最後に社内見学と社員との座談会を行った。

人事/参加学生

なし

初めに全員で共通認識を持たせることができたのが非常に良かったというフィードバックを受けた。わからない点があった場合、その後の議論で逆戻りしてしまうこともあるが、このグループはそういったリスクをはじめからつぶしていたため、ほかの班よりスピーディに答えを出せていたというフィードバックをいただいた。

インターンシップで執り行う内容が難しかった。株を自社内の人にボーナスとして買ってもらうシステム、またROIなど普段あまり触れない分野の知識や用語を理解する必要があったため、その理解までに手間取ってしまった。資料の量も多く、読み込む時間内に理解できないと、グループでの話し合いまで読み込みに時間を割いてしまう。

このインターンシップでは、グループワークの内容に明確に答えがある形式だったのが非常に参考になった。実際の業務でも、答えがない中で働き、ベストな解答を出せる社員が活躍していくのも自明の理であるため、ベストな答えを出せるよう常に考え続ける意識を今後養っていく必要があると感じた。

一般常識的な計算速度や、言葉の理解力は深めておくと、内容が頭に入りやすい。また難しい単語に惑わされず、やっていることやモノの動きなどをイメージする能力を鍛えておくと、活躍できる。

インターンでストックオプションなどのかなり踏み込んだ知識を与えられ、それを元にシステム開発していくというスタイルを感じることができたため。実際の業務でも、Sierが相手にする顧客はその道のプロフェッショナルで、金融ならば金融、流通なら流通といった専門知識が前提となって話し合いをしていくという理解を得ることができた。

人事の方に顔を覚えてもらえるほど活躍できたため。インターン参加者は鋭いが、自発的に意見を述べるという人が極端に少なかった。面接などでそういった学生と比べて、コミュニケーション能力に優れている学生は非常に受かりやすいのではないかと感じた。また頭の回転や結論を出すまでの速度など、ほかの学生と比べて自身が劣っているようには感じなかった。

金融系Sier特有の問題ではあるが、古い言語(COBOL)などを使っている割合が非常に高いと伺ったため。新卒で入社して、昔のシステムに対する知識が深まっても、あまり意味のあるスキルではないし、転職も難しいように思う。ほかの部分で福利厚生、年収、社員の雰囲気などは非常に良好であると感じたが、どうしてもCOBOLなどの割合が高いところがネックになってしまい、志望度は低くなった。

その後のインターンシップの優遇はもちろん、人事の方に目を付けられると早期選考に呼ばれる。本選考でのフローも一部免除など、インターン参加は本選考への優遇チケットのように感じた。

大手Sierを志望していた。特に内販系の企業を志望していて、自身の持つリーダーシップスキルを十全に生かせるような企業がいいと考えていた。そういった点でweb系は技術一辺倒なところがあり、あまり自身とあっていないように感じた。そのためSier志望の気持ちが強く、ほかのインターンシップも大手Sierに絞っていた。

より専門性の高いSierに魅力を感じた。何でもかんでも事業を広げていくSierは自身の考えとあまりマッチせず、より1つの分野でのSierを極めることに注力したいと考えるようになった。例として、金融の道で5年働いていたが、急に自動車の分野でSierとして活躍しようとしても、0からのスタートになってしまう。そういった点で様々な事業に手を出しているSierより、1つのプロフェッショナルとなれるSierに魅力を感じていくよう変化した。