- Q. 志望動機
- A.
双日株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒双日株式会社のレポート
公開日:2019年7月12日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
情報収集はネットや説明会のみならず、インターンやOB訪問を通してより多角的に行った。双日という総合商社の中でも最も規模が小さい企業で自分がどのように働きたいのかを具体的にイメージできるような情報収集は選考でも役に立ったし、キャリアビジョンを描く上で必要。企業研究では様々な部署で何をしているかよりも会社の社風や会社が10年後の目指す姿を知り、自らのキャリアビジョンにどう組み込んでアプローチするかがカギだと思った。なので実際に足を運び社員の方と話すことで社風を感じたり、積極的にインターンシップやセミナーに参加し企業側の理念を組むような企業研究を推奨する。個人的に福利厚生や給与面などをあまり気にせず企業研究していたのでそこは調べるべきだった。
志望動機
「新聞に載るような大プロジェクトに関わり、人間的に魅力のある大人になる。」と
いう私の夢を実現したいです。
専攻が航空宇宙工学であるため、物理的に規模の大きいプロジェクトに魅力を感じて
いましたが、部活動でのチームマネジメント経験から、エンジニアとしてプロジェクト
の一部に特化して関わるよりも、プロジェクト全体を俯瞰してマネジメントする仕事に
魅力を感じるようになりました。その結果、「新聞に載るような大きな仕事」をゴール
に置きキャリアを形成していきたいと考えました。
実現のフィールドとして貴社を志望する理由は、貴社が最もそれを実現するために自
己成長できるフィールドだと感じたからです。成長とは常に目標と共に存在します。
何故、働くのかを自問自答したとき、私は「自己成長のため社会に出て働きたい」と
いうことに気づきました。これまでは、常にバレーボールを通しプレーのみならず精神
的にも成長し、その成長を他人に認められることに幸福感を得ていました。この「向上
欲」を学生を終えた後の社会人生活で満たすためには、自己成長ができる環境が必要で
あり、「挑め。何度でも」という企業コンセプトを掲げている貴社こそ、成長意欲のある
私にとって魅力的な自己成長のフィールドだと考えています。
今成長段階にある貴社で働くことで自らも自己成長し、私の夢を実現することで貴社
の成長にも寄与するという相乗効果を生み出せると考えております。
インターン
- 実施時期
- 2018年10月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
(1) 人生で最も注力してきた活動とその理由を教えてください。また、その活動にどのよう
な想いで取り組み、その結果何を得ましたか。(400 字以内)
(2) 人生で最大の困難や挫折は何でしたか。あなたはそれに直面した時何を思いましたか。
また、それをどう乗り越えましたか。(400字以内)
(3) 人生において成し遂げたいことはなんですか。その理由と、それをどのようにして双日
で実現したいのか教えてください。(400~600 字)
ES対策で行ったこと
書き上げたESをOB訪問などで懇意にして頂いた社員の方に添削して頂いた。面接でもしっかり自分の言葉で話せるような内容に心がけた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
先輩からもらったSPIの対策テキストを一周解き、その後は志望度の低い企業のテストセンターを受け続けて慣れた。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、英語
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生6 面接官不明
- 時間
- 40分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
テーマ
インバウンド需要増加に対し経済効果を生み出すための手段として、モノとコトどちらの商材の方が良いか。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分のグループでの役割を見極め、つとめきれているかどうか見られていると感じた。発言もすればいいのではなく、発言の内容とタイミング、話し方なども見られていると思った。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生2 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 10年目の営業
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ESの深堀よりも、普段聞かれないような質問をされたときの回答が評価されたと感じた。回答を用意していない質問の時にでる素をみて学生の普段の様子をイメージしているとおっしゃっていた。
面接の雰囲気
静かな雰囲気でどの学生に対しても優しく対応してくださった。また面接後にフィードバックがあり選考を通して会社を知ってもらおうという意図がくめた。
1次面接で聞かれた質問と回答
最近はまっていることについて。
YouTubeを見ることにはまっている。テレビやラジオと異なりYouTubeは自分で見たいコンテンツを選んでいつでもどこでも視聴できるところに魅力を感じている。例えば朝のテレビ番組は専らニュースが報道されているが、個人的にニュースなどはネットニュースなどの文面で見た方が効率良く情報が収集できると考えているため、YouTubeで自分が見たいコンテンツを選んでみることで憂鬱な朝を少しでも充実味のあるものにしている。またYouTuberにも興味があり、自分ではできないような規模の大きい実験や日々のちょっとした気になる疑問を解決してくれるチャンネルはとても面白い。就活で情報の洪水になっている脳に難しいことを考えず眺めていることができるYouTubeは私にとって重要だ。
部活で困難だったこととそれをどのようにして克服したか。
大学の部活動で、後輩とモチベーションの差ですれ違いがあり部の存続が難しくなった
ことです。初めは関係に亀裂が生じた理由が分からず疑問に思い、解決に対する責任感
でいっぱいでしたが、ひたすら態度が悪くなる後輩に呆れた同期全員に「辞めたい。」
と言われたときは、これまで部活動で共に努力してきたことが後輩に否定され、それを
引き留めるだけの力が自らに無いという悔しさを感じました。
しかし諦めることが嫌いな私は、数名の後輩を個人的に食事などに誘い話を聞いていく
と、「根拠のない厳しいルール」や「後輩の意見がチームに反映されない」といった組織
としての風通しの悪さが原因だと判明しました。私はこの結果をチームに共有し、「チ
ームのための正しい意見は取り入れる」「指示には明確な理由をつける」などの改善策
を全体ミーティングで伝え後輩からの理解を得て、チーム目標達成に向け、部員のモチ
ベーションを向上させることができました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 営業部の管理職
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
後日、面接官の方にお会いする機会があり直接面接のフィードバックを頂き、一緒に働きたいと思ったのと、良い意味で少し生意気で意見をしっかり述べられていたところがよかったと褒めて頂いた。
面接の雰囲気
温厚な方。こちらが話している時も相槌を打ちながら聞いてくださったり、ESのロジックが怪しい箇所を指摘して頂き「次回の面接までに考えてきてね。」と優しくフォローしてくださった。
2次面接で聞かれた質問と回答
なぜ総合商社で働きたいのか。
具体的にやりたいことがあるわけではないが、「新聞に載るような大プロジェクトに関わり、人間的に魅力のある大人になる。」という私の夢を実現したいと考えている。専攻が航空宇宙工学であるため、物理的に規模の大きいプロジェクトに魅力を感じていたが、部活動でのチームマネジメント経験から、エンジニアとしてプロジェクトの一部に特化して関わるよりも、プロジェクト全体を俯瞰してマネジメントする仕事に魅力を感じるようになった。自分の人間的な魅力をあげ私だから商売をしたいと思ってもらえるような商社パーソンになりたい。付け焼刃で得られるスキルでもないし、商社という商材がない業界だからこそ磨けると感じた。また双日は若手からどんどん現場に立たせてもらえる社風が成長を軸に置く私にとって最適な職場だと考えた。
女性総合職の働き方について、今は部長クラスの女性社員は少なくこれからあなたたちが女性管理職のロールモデルになっていくことについてどう考えていますか。
ロールモデルがいないことに関して不安に感じたりすることはありません。自分がこれから女性が働く時代を創っていけることにむしろ喜びを感じます。ただ配属部署やアサインされるプロジェクトに女性としてのライフイベントがどのような支障をきたすのかは少し不安です。会社としても働き方改革と言われることも行っているとは思いますが、それが全社的で全ケースに適用されるとは考えにくいのでもし入社して女性としての目線で変えていかなければならないことが見えてきたら積極的に変化させていけるように行動したいです。女性が働ける時代に生まれてきたことに感謝し、後の世代により海外のような女性が活躍できる社会の実現に貢献していきたいです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
短い時間なのであまり自分の話したいことが話せないなか、聞かれた質問の中で志望度の高さをアピールできたことが評価されたと感じた。
面接の雰囲気
役員の方なので雰囲気も厳かで最終選考というだけあり緊張した。時間も短くアイスブレイクする間もなく面接がスタートした。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ総合商社を選んだのか。その中でも双日なのか。
人としての魅力を磨けるような仕事がしたいと感じ、それがもっとも達成できる業界が総合商社だと感じたから。総合商社は総合商社であることにプライドがある。例えばトレーディングでいえば実際仲介しなくても回せるビジネスの間にわざわざ立って手数料をとることで収益をあげているが、そこで商社が生み出すバリューは事務的な側面ではなく、「商社に任せてよかった」とクライアントに思わせる付加価値の創造だと考える。そこには商社パーソン個人のスキルや魅力、信頼度があってビジネスの土台となっている。付け焼刃で勉強すればつくようなスキルで仕事をするのではなく代替の効かない自分を商材として磨き市場価値を高めたい。また双日は若いうちから現場で活躍する機会を与えてもらえたり、出会った社員の方が皆魅力的だったので志望した。
逆質問で、若手社員に求めることをお伺いした。
何よりも元気であることを求めていらっしゃるそうだ。営業でも社内でも若手は元気よく仕事に取り組みパッションで困難を切り抜けることが大事だそう。実際に面接管をやってくださった方も若手時代に英語も喋れないのにいきなりアメリカに出張させられ、パッションでコミュニケーションをなんとか行い、切り抜けてきたというお話を聞いた。現地のアメリカ人から自分の英語をバカにされたこともあったそうだが、最終的には元気よく熱心に仕事に取り組む姿勢が評価されたそう。双日は年々新卒採用人数も増加し勢いが増している企業であるので人数的にも多い若手が積極的に仕事を担い若手から会社を勢いづけていくベンチャー気質な雰囲気がある。それはこのように年次が上の社員の方が考えてらっしゃるからなのだと感じた。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定後に選考を続けることはできる。ただ本当に受けたい企業のみに絞って受けるように言われた。他社選考が一段落し、入社を決意したので、他社の選考辞退と内々定辞退を済ませ連絡をした。
内定に必要なことは何だと思うか
とにかく社員の方と話してみることをおすすめします。双日の雰囲気は他社と異なり独特だと思います。それが合わないと感じる方は選考のどこかで詰まると思います。会社を好きであることは選考通過にあまり関係ないですが、働くことも見据えると企業研究をしっかり行い苦しい時でも自分が頑張れる環境かどうかを見極めること非常に大事です。私はこの会社や働く社員の方が素敵な方が多いと感じここでなら辛い時でも頑張れそうだと感じたので入社を決意しました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
インターンのワークで評価されていることを意識していたわけではないが、一生懸命ワークに取り組む姿は評価されていたのではないかと感じている。またその後も熱心に企業研究を行い第一志望であることを行動で示したことも評価されていたと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンからの早期選考の枠が想像以上に狭い。容赦なく落とされるし一般選考に回されずお祈りされるパターンもあるのでインターンに参加する場合は注意した方がいい。また志望度が高い人が一定数採用されているので一概には言えないが志望度も大事である。
内定後、社員や人事からのフォロー
懇親会や内定者研修の回数が多い。同期と仲良くなれる機会も多い。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 社員の魅力・実力
- 成長市場で働きたい
入社を迷った企業
日本航空株式会社(JAL)
迷った会社と比較して双日株式会社に入社を決めた理由
就職活動の軸が成長だったため、若手から経験を積ませてもらえる総合商社に決めた。また実際にあった社員の雰囲気が一番自分に親しみやすく一緒に働くイメージが沸いたことも理由として挙げられる。ブランド力や給与福利厚生の面で見ると、日本航空や野村総合研究所にも魅力を感じる点があったが、やはり長く働くことを想定すると事業内容への関心は非常に大事だと感じ決断に至った。しかしどの企業も就活生に対して非常に誠実で好感を持てる企業ばかりだった。
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双日の 会社情報
会社名 | 双日株式会社 |
---|---|
フリガナ | ソウジツ |
設立日 | 2003年4月 |
資本金 | 1603億3900万円 |
従業員数 | 23,069人 |
売上高 | 2兆4146億4900万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 藤本昌義 |
本社所在地 | 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目1番1号 |
平均年齢 | 41.4歳 |
平均給与 | 1247万円 |
電話番号 | 03-6871-5000 |
URL | https://www.sojitz.com/jp/ |
採用URL | https://www.sojitz.com/saiyo/ |