【未経験からの挑戦】【22卒】NTTデータの夏インターン体験記（理系/ワークショップ型）No.12141（日本大学/男性）（2021/1/7公開）

応募した段階では会社に興味を持っていたわけではなく、今後の本選考の練習のため応募したというのが本音である。就職活動を始めたばかりの時期ということもあり、７月時点でグループディスカッション、適性検査、エントリーシートを経験できることは貴重であると感じたため。

ＥＳ、適性検査合格後のグループディスカッションについてはSNSなどを調べ、大体の流れや注意事項を頭に入れた。

顧客（銀行）に対し、プロジェクトを提案してください。

前半にやったこと

前半はグループにおいて自己紹介・アイスブレイク、企業が行っているプロジェクトの説明、ゴールまでのプロセス、考え方の説明、仕事の基本となるスキル・考え方の説明、グループワーク、顧客への中間報告、一日の振り返りが行われた。

後半にやったこと

企業の紹介、中間報告フィードバック、質問回答、採用担当者との個人相談会、２回目の顧客中間報告、上司報告、顧客最終報告、フィードバック、社員懇談会、業務内容説明、結果発表

入社３年目、１１年目、２０年目の社員。部署はばらつきがあった。

後日表彰状の送付。

「顧客が求めていることは顧客はわかっていない」という言葉。最終提案に向け何度も顧客訪問を繰り返したがありきたりな提案内容に落ち着いてしまった我々に対して社員の方からいただいたフィードバックである。顧客のニーズを満たすのは最低限のことであり、そこからＮＴＴデータにしかできないことを盛り込むことで、他社との差別化が生まれ、コンペで勝利することが出来る。

最終発表前日、深夜まで全員で残業をしたことが大変だった。これは強制ではなく、全員が自主的に行ったものである。時間がとにかく足りなかった。しかし、班員全員が優勝に向けて意識が高く、進んで残業をしていた。インターン参加前と違い、社会で働く意識を植え付けてもらったおかげで残業も苦にならなかった。

１日目はアイスブレイクなど、社員含め非常に和やかな雰囲気で進んでいたが、いざプロジェクトに向けた作業が始まると、担当者は学生を２年目の社員とみなし、本当の部下のように接し始める。その態度の切り替えに圧倒された。しかし、その態度の切り替えがあったからこそ学生気分でいたことに気付くことが出来、４日間を意識高く過ごせたと感じている。

インターン開催前に内容が明かされることはないため、できる準備は特にないように感じる。ただし、一日中拘束されることになるため、体調管理は必須である。

実際に社員の方々が行っている業務内容をこなしたため、働いている自分を想像することは容易であった。学生と社会人の違いを痛感し続けた４日間であったため、社会人になる前にこのインターンシップに参加できてよかったと感じている。また、質問を受け付ける機会が随所に設けられているため、働く上での疑問点も解消できた。

参加していた学生のレベルが高く、すでに社会人として働いていても違和感のないような学生が多くいた。その中で内定を勝ち取ることは非常に難しいと感じたため。ただし、このインターンシップに参加した後他企業のグループワーク等に参加した際、レベルの差を感じることが出来たため、他企業の選考には間接的に有利になると思う。

今回参加していたようなレベルの高い学生の中で内定を勝ち取ることは難しいと感じたため。ただし企業の魅力や強み、理念などは十分に知ることが出来、企業研究、ＯＢ訪問が同時に完結するほど細かい情報が得られる。したがって、志望度に変化はないが、企業理解は非常に進んだ。

インターンシップ内で何度も「選考には一切関係ない」を話していたため。実際のところあまり信用していなかったが、インターンシップ後のフォローがなかったことを考えると、特筆すべき点がなかった学生に関しては有利になることはないと考えて間違いなさそうである。

６月にインターンシップの選考が始まっていたこともあり、漠然と専攻している電気工学が活かせればいいな、と思っていた程度で、志望企業・志望業界は全く絞っていなかった。ただし、理系であることや、昨今のコロナウイルスの蔓延や外出自粛が促されている状況からＩＴ業界の将来性は言うまでもなく明るいため、本インターンシップに参加した。

参加後のインターンシップ参加企業の幅が広がった。参加前は専攻している電気工学が活かされる技術職への志望を考えていた。しかし今回文理関係のないプロジェクトのワークに取り組んだことで、自分の専攻分野を活かさずとも自分の強みを活かすフィールドは多くあり、実際に取り組んでみることでしかわからない楽しさや苦悩があることを学んだ。