【IT業界の魅力を体感】【20卒】NTTデータの夏インターン体験記（文系/ワークショップ型）No.5313（早稲田大学/男性）（2019/4/15公開）

IT系の業界理解を深めるため。やはりIT系というと以前から理系のイメージが強かったが、文系出身者の就職者数も多いと聞いたため、実際にはどのような業務を行っているのか興味を持つようになった。また選考がESとWebテストのみということもあり応募した。

インターンの参加目的が業界理解を深めることだったため、事前に業界を調べるようなことはせずに臨んだ。ESでも業界理解を深めたい旨を中心に記述した。

NTTデータの強みを生かした新規事業提案

前半にやったこと

インターンの前半にはクライアント役の人に対してヒアリングする機会が設けられていた。そのヒアリングを通して得た情報から、クライアントが抱える問題点をピックアップし、NTTデータの強みを生かした解決策を練っていった。

後半にやったこと

プレゼンは2日目の午後と最終日の2回行う。2日目の午後は中間発表のような立ち位置で、フィードバックなどが特にあるわけではない。最終日のプレゼンではヒアリングを通して見えた課題、それに対するNTTデータならではのアプローチ方法などを、スライドを作成して発表を行った。

部長

なし

かなり圧迫感のある言葉を投げかけられた。具体的には「ワークの進み具合が期待外れである」など。ただ他のタームに参加した学生などもこのような言葉を言われたと言っていたので、学生のモチベーションを上げるために発言しているものと思われる。

自分も含めITに関する情報が疎い人と、一方でITに強い人でのワークの進み具合にややズレが生まれてしまった。ものすごく詳細な知識が求められるわけではないが、NTTデータがどのような強みを持っているかなどの説明がされるわけではないので、ITに疎い文系の学生たちは少し戸惑っていた。

クライアントが何を求めているのか、ヒアリングを通して徹底的に聞き出すことは強く求められていると感じた。NTTデータならではの知識や強みを持っていたとしても、それを的確に利用することができるかどうかは、クライアントから正確な情報を聞き取ることができるかにかかっている。そういった点において、ヒアリング時の姿勢というのは、かなり工夫が求められていたと感じた。

一通りNTTデータがどのような事業を展開しているのか確認しておくこと。このインターン中ではあまり説明されないので、あらかじめ把握しておくとワークなどにも取り組みやすくなると思う。

良くも悪くも大企業であると同時に固い印象を受けた。インターン中の社員の方との関わり、懇親会での関わりを通して、想像以上の固さを感じた。固いことによるメリットもあると思うが、それ以上に自分がこの固さの中で働くイメージが全くできなかった。自分の相性とは合わないと感じた。

インターンに参加した学生の中には理系の人が多く、また院生も多かった。自分のような文系の学生はそもそも知識面においては理系の学生に劣る。これをカバーできるだけのITに対する興味、モチベーションがあれば対抗できると思うが、少なくとも自分にはそのような意識はなかったため。

やはりITに興味を見出すことができなかった。自分の性格面においてもNTTデータの固さとは完全に合わないと感じたので、志望度が上がることはなかった。やはり元々ITに強い興味を抱いていな文系の学生には厳しいものがある。4日間のインターンを通してもITに惹かれることはなかった。

確かにインターン参加者のイベントは多数開催されているが、大人数による座談会などが大半なので、そこまで選考に有利になっているわけではないと思う。ただすべて参加すると相当参加することになると思うので、イベントの活用次第では有利に働く可能性もある。

インターンシップ参加前には志望企業や志望業界など全く考えていなかった。サマーインターンを通して一通り業界理解を深めた後、自分の興味あるテーマに絞って就職活動を本格化させようと考えていた。インターンシップ参加前にある程度イメージを固めるより、実際に業務を体験する中で感じたこと・思ったことをベースに志望する業界を決めようと思っていた。

IT系企業はあまり見なくなった。NTTデータの4日間のインターンを通して、自分がITに全く興味がないことが分かったので、それ以降就職活動においてIT系企業の説明会参加や情報収集をすることはなくなった。より自分が志望する業界に時間を多く割けるようになったため、NTTデータのインターンを通して、自分のITに対する不適合性を見つけることができて良かった。