【未知のIT世界への挑戦】【20卒】日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの夏インターン体験記（文系/夏インターン）No.6071（東京外国語大学/男性）（2019/7/25公開）

インドのIT大手ということで興味を持った。また内定者からインターン参加による選考優遇を聞いていたので参加した。IT業界について全く知識がなかったため説明会くらいの気持ちで参加した。外資であるため早い時期に内定を得ることができ有利に就活をすすめられると考えた。

ESは本選考まで使い回されると知っていたので、本選考の面接で詰められてもいいようにしっかりと練った。Webテストは対策が間に合わなかったが、ボーダーは高くないと感じた。

IT業界で働くための資質を挙げよ/商品開発に関わるカードゲームで利益を上げる

1日目にやったこと

午前にはIT業界の説明から、タタ・コンサルタンシー・サービシズの説明を行い。午後にはグループワークが用意され、商品開発に関わるカードゲームが行われた。このグループワークが早期選考に関わる。

なし

各テーブルインド人の社員が付き、一緒にグループワークを行った。タタ・コンサルタンシー・サービシズ本社の社員なので非常に明晰に分析をしてくれた。どの場面での考え方が良かったなどの具体的アドバイスを頂けた。

夏インターンということもあり、レベルの高い学生が多くついていくのが大変な場面もあったかもしれない。とくに、カードゲームは成果を出すことが非常に難しくグループとしては失敗してしまった。グループ内のコミュニケーションだけでなく、参加者全員を巻き込んでコミュニケーションを取ることが求められていた。

まず、日本では無名のタタ・コンサルタンシー・サービシズというインド最大手ITベンダーについて知ることができたのが大きかったと思う。また、外資系企業に怖いイメージを持っていたがそのイメージが大きく変わった。日系SI企業の開発手法と外資系の開発手法など大学三年生にはまだ知り得なかった話も聞けて大変勉強になった。

IT知識を単語レベルでも持っておくと、説明が頭に入って来やすいかもしれない。アジャイルやウオーターフォールなど概要を知っておくとよい。

グループワークに実際のインド人社員が参加したことでどのようにインド側とコミュニケーションを取り仕事をしているのかイメージが湧いた部分があった。ときには英語を交えながらコミュニケーションを取る経験は他社ではできないの貴重な経験であったと考える。

理系院生や情報系の学生しかいないと想像していたが、学部卒文系も参加しており、自分でも働ける職種、職場であると感じることができたため。また、インド側との折衝に言語力が求められている現状があったため。インターン後の特別イベント招待、早期選考のルートに乗ることができたため内定がでると感じた。

まったく会社を知らない状態で望んだインターンであったがタタ・コンサルタンシー・サービシズのグローバルでの存在感の大きさ、規模の大きさに驚き志望度が上がった。また自動車に携わる部署もあるなど他のSI企業ではできない仕事の話を多く聞くことができたため。

インターン→特別イベント→早期選考→1月内定というルートが存在し、このルートではES、テスト、一次面接、GDが免除されると説明された。免除される選考が多く、またESも免除されるのはかなり大きい。

まったく業界は絞っていなかったが、IT業界に絞って就職活動を行う決意をするきっかけとなった。インターン参加前は損害保険会社のインターンなど営業系の職種につくことになる会社を見ることが多かった。営業という仕事に自分の適性がないのではないか、と悩みコンサルなどの他業種もインターネットで調べるなどしていた。

営業職や、監査法人、保険など幅広く業界を見ていたが、夏からIT業界に志望を絞ることになった。ITの基本知識がなく、抵抗感を覚える学生が学部文系卒には多いと思うがそうした懸念がなくなったのがタタ・コンサルタンシー・サービシズでのインターンであった。自分で何かを作ることのできるエンジニアという職種に魅力を感じるようになったきっかけとなったインターンであった。