22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 千葉大学大学院 | 男性
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Q.
自分なりにチャレンジングな目標を立てて何かに取り組んだ経験、その目標を立てた背景を教えてください。
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A.
高校時代、ソフトテニス部の前衛リーダーとして練習改革を行い、県大会出場に貢献した。先輩達の代からレギュラーだった私は、最後の大会で県大会出場を目前に負けてしまい涙を流す先輩の姿を目の前で見た。この経験から、力になれなかった悔しさと私達の代では嬉し涙に変えてやろうという想いを胸に、改めて県大会出場を目標に掲げた。しかし同チームは、先輩同様に県大会出場をあと一歩の所で達成できずにいた。私はこの原因を「ポイントゲッターの前衛が、強みを理解しきれていない事による決定力のなさ」だと考え、2段階の施策を行った。まず、試合の動画を基にプレーを定量的に分析した。場面ごとにポイント奪取率を出すことで、各々の強みを明らかにした。次に、実戦で強みを活かせる場面へと展開する練習の導入を行った。展開の仕方を本や動画から学んだ上で、各ペアの特徴に合わせて個別の実践練習を考え、導入。この練習を毎日繰り返すことで体に染み込ませた。結果、悲願の県大会出場を達成したが、私はレギュラーではなかった。しかし、この時が人生で一番嬉しい瞬間である。この経験から、チームで1つの目標を実現できることに喜びを感じる自身の一面を知った。 続きを読む
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Q.
周囲と協力して集団で課題に取り組んだ経験について、自らの意志で担った役割とその取り組み内容や集団に与えた影響を具体的に教えてください。
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A.
10人で行った街づくり提案において、まとめ役として目標設定を徹底し、案が採用されることに貢献した。少しでも街の役に立ちたいという想いで取り組んだが、当初行政の方との進捗確認の場において、案が受け入れられなかった。私は原因を、1:理想への偏り、2:目標像の捉え方の違いによる統一感のなさ、の2つによる説得力の欠如だと考えた。そこで1に対し、住民の声を取り入れるために、街の魅力と課題を聞くヒアリング調査を提案。対象地に家が近いメンバーに協力を仰ぎ、実施した。調査では、予め全員で仮説を立て、それらを提示することで住民の方が答えやすくなるよう心掛けた。2に対し、軸の設定による目標像の明確化を提案した。軸の設定では、ヒアリング調査と私達の分析から抽出したキーワードリストを作成し、共有。それらを下地に全員で議論を行い、軸を定めた。議論では、メンバーの主張を否定せず発言しやすい雰囲気創りをすることで、全員が理解し、納得する軸となることを心掛けた。また、毎週目標像に対するそれぞれの提案の方向性を確認し合う場を設け、統一感と当事者意識の醸成を図った。結果、地元発表会で好評を頂き、案の一部を採用して頂いた。 続きを読む
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Q.
あなたが就職活動および、今後働く上で大切にしている軸について教えてください。
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A.
2つある。1つ目は【誇りを持てるか】である。私は、上記のソフトテニス部において、レギュラーではなくても県大会出場を純粋に喜べた。この要因として、私自身が今まで行ってきたことや、共に頑張ってきたチームメンバーに対し誇りを持てていたことが考えられる。この誇りがあったからこそ、最後はレギュラーを全力でサポートしようと素直に思うことができ、県大会出場を純粋に喜ぶことができた。この経験から、誇りは悔しさを乗り越える要素となることを学び、自身の仕事や業務に誇りを持てるか、また誇りを持った人と働けるかを大切にしている。2つ目は【未完全の中でも最善を尽くし、一歩でも走り出すこと】である。私は、弱みとして慎重すぎるところがある。英語の苦手意識から留学を避け続けてきたことはその最たる例である。しかし、実際に行ってみると、不器用ながらもなんとかコミュニケーションを取ることができ、海外に対する私の価値観が大きく変化した。同時に、今まで留学を避けてきたことを後悔した。この経験から、常に新しいことを模索し、未完全なままでも走り出して、その上でよりよい方向に持っていくことを大切にしながら働きたいと考えている。 続きを読む