
21卒 本選考ES
総合職

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Q.
あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。
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A.
所属していた学園祭運営サークルで、祭の熱気を学外の人々へと発信することに尽力した。代表陣が打ち出した理念を、祭の顔とも言えるロゴ、看板を始めとする掲示物、SNSに掲載する画像を通して可視化するのが私達デザイン班の使命だった。600人規模のサークルのうち、大量の制作依頼に応えるのはたったの9人。多岐にわたる広報物の制作過程ではモチベーションの低下が相次ぎ、タスクが無言放置される事態も生じた。しかし、地道なミーティングを直前期まで週3回継続。予定管理と同時に、各スタッフの忙しさの状況や余裕の有無を逐一報告し合った。また、学園祭に興味を持ってくれている潜在的な来場者が求める情報や、運営側が届けたい思いを都度再確認した。私はチームのリーダーではなかったが、皆の鬱憤と疲れを発散する場として、イベント企画を複数実施した。飲み会やボーリングで気持ちがリセットできた後は、「明日以降も頑張ろう!」とさり気ない舵取り役として仲間を活気づけた。祭当日には、掲示物を見てイベント会場に歩を進める親子を発見。魅力的なPRを通して、来場者に早大生の熱量を届けることができたと実感した。 続きを読む
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Q.
あなたが大切にしている信念は何ですか。 それを培ってきた経験をふまえて教えてください。
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A.
『課題を抱える相手の言葉に敏感になり、共に解決しようとする意識』を大切にしている。約2年半、駅構内にある雑貨店で接客アルバイトに尽力した。メインの客層は、20~50代の女性だ。当初はお客様からの要望に狼狽えるばかりだった私。「早くしてよ」と指摘を受けるのは日常茶飯事。時には「あんたのせいよ!」と根拠の無い不良品のクレームを受けることも。相手の要求に応じられない自身の未熟さに納得がいかず、店員としての在り方を変えようと決心した。その過程では、私の性格や行動特性をよく知る家族や知人に率直なアドバイスを求めた。また、自分の目で観察した同僚の振る舞いや、他店での接客姿勢を参考にした。そして、来店者に対して困りごとや悩みが無いかを真摯に伺い、共に解決する姿勢に改めた。冬のある日、友人へのギフト選びに迷う女性がいた。贈り相手の年代や普段着の色味などを聞き出し、ご友人の生活に馴染むと予想した商品を複数ご提案した。購入後の「またお願いするかも」という言葉が胸に沁みた。接客で培った「利用者の思いを酌む想像力」をビジネスの場面でも存分に活かしたいと思う。 続きを読む
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Q.
あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。
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A.
私は、都市に住む人々の生活と心を豊かにしたい。なぜなら、東京に住む私にとって、丸の内や銀座周辺は日常生活の延長線上に位置する“第二の都市空間”だった。「その場所でしか出会えない人や芸術と触れ合う体験」からは多くの実りを得た。例えば、三菱一号館美術館で目にした諸外国の名画に感銘を受け、アート好きの友人とつながりを持てたこと。家族と共に歌舞伎を鑑賞した後、心躍る買い物時間を過ごし、身近な人との大切な思い出が醸成されたこと。小さな気づきや空間の安らぎが日々の生活に潤いを与えてくれた。以上の実体験によって、貴社が手掛ける街づくりに親近感を抱いた。また、都市に新たな価値を付与し、コミュニティと共に成長させる姿勢に強く共感している。特に、「真に価値ある社会の実現」に取り組んでいる点が魅力的だ。貴社が打ち出している「人と街を想う」という構想における「ディベロップメントとシティマネジメントの両方面から未来に向けた人間の営みを創造する」取り組みに、自身も貢献したい。訪れた人々誰しもが、その空間ならではの人やモノと出会える機会を創出することで、社会に潤いをもたらし、持続可能な街づくりをこの手で実現したい。 続きを読む