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【挑戦と技術の融合】【21卒】日本ゼオンの技術職の本選考体験記 No.9182(山口大学大学院/女性)(2020/7/13公開)

日本ゼオン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒日本ゼオン株式会社のレポート

公開日:2020年7月13日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 山口大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

面接を通過するには多くの会社で聞かれる「志望動機」や「将来やりたいこと」を自分の意見を述べることが重要だと思っています(もちろんこれだけではないですが)。まず私は化学業界志望であったことから、企業の個性を差別化するために様々な企業の説明会に出向いたり、業界地図や就職四季報、ホームページ(採用ページ、中期経営計画)を読み情報を集めました。株主用情報も役に立つと思います。特にここの会社は(他社と比較しても)ホームページの情報が非常に充実しています。説明会は、エントリー後にwebで録画形式であったため、そちらも参考にしました。また、エントリーシートは就職四季報の情報では全通ですので、面接でエントリーシートの回答を基に聞かれました。そのため、予めエントリーシートを作り込み、面接前は特になぜその回答をしたのか自分に問いかけ、分からないことは企業に質問したり、新聞やホームページを閲覧して回答に具体性がでるようにしました。

志望動機

私は、異分野との融合を図り材料の研究を通して社会に貢献したいと考えています。まず研究で重要なことは、基盤となる『高い技術』と『挑戦力』であると考えています。そのため、これまで困誰も手を付けなかった分野に取り組む貴社の『挑戦的な姿勢』に共感しました。また、貴社は化学品や情報材料、高機能樹脂、医療器材事業と幅広い分野で『高い技術力』を有しています。このことから、異分野を融合することで他社では不可能な製品開発が可能であると考えました。現在、私は異なる分野の融合により複合材料の開発を行っています。その際、合成だけでなく様々な分析装置による物質解析も自分で行うため、入社後も有機/無機分野に関わらず幅広い分野で活躍できると思います。また、機器分析業務において他分野と連携し、各事業で取り扱う物質の物性を知ることで広範囲で多角度的にアイデアを出せるため、新規事業にも貢献できると考えています。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2020年04月

エントリーシート 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

ゼミ・研究室にて取り組んでいるテーマについて簡潔にご説明ください。/学生時代にもっとも打ち込んだエピソードについてお聞かせください。/当社を志望する理由と、当社で希望する業務およびその理由についてご説明ください。/5年、10年先の将来の展望として、どのような人材になりたいかについてお聞かせください。

ES対策で行ったこと

就職会議やワンキャリア、みん就に登録し、会社のエントリーシートを基に自分の意見を盛り込みました。また、一通り記入したらキャリアセンターや周囲の人に添削してもらいました。

1次面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分の意見をしっかり主張することだと思います。他社の面接と比較すると、エントリーシートの内容に対してかなり深堀をしてくる印象でした。自分の経験談を含めて意見を述べるとより具体性が出て評価されると思いました。

面接の雰囲気

web面接だったので、時間になったらURLに入る。基本5~10分前には入るようにしていました。他社で時間になっても入ってこないような会社もありましたが、開始時間前に準備ができていたなど、最初からとても印象が良かったです。面接の初めには「(最近コロナウイルスの影響もあり)学校はどうですか」などこちらの緊張を解いてくださりました。

1次面接で聞かれた質問と回答

企業を選ぶ基準は何ですか。

私の企業選びの軸は2つあります。
1つ目は自分の研究が活かせる会社です。理由としては現在、有機・高分子化学の研究に取り組んでいるため、培ってきた知識や技術を活かしたいと考えています。もちろん企業と研究室では取り扱う分野が異なることの方が多いと考えているため、就業時間だけでなく空き時間にも自主的に勉強していくつもりです。
2つ目は若手が成長できる環境がある企業です。企業が成長するには社員1人1人の成長が必須であると考えています。貴社では若手が参加できる論文審査制度や学会参加制度があります。これらの制度を利用することで自分が成長し、独自性のある製品の開発を行うことで企業全体の成長に貢献していきたいと考えています。

将来なりたい人物像について、現在行っている取り組みはありますか・

まずリーダーは、目標があったとしてその先頭に立つのが1人のリーダーであり、それとは別に指導者としての資質=リーダーシップは全員が持つべきであると考えています。
私は将来リーダーとメンバーの間の立ち位置として、リーダーシップを持ちながらリーダーとメンバーの双方を支える、サポート役になりたいです。私は現在、研究室においてより良い環境作りに努めています。まず、私の立ち位置としてリーダーである担当教員、研究室のメンバーの間を務めるのが私です。実際に、先生と後輩で意見の食い違いが生じた場面がありました。「後輩が実験をあまりやらないとき先生が実験しないのはおかしい」ということがありました。そこで私は後輩と話してなぜやりたくないのか聞き、実体験を含めたアドバイスを行い、またその人の長所を褒めることで研究室のメンバーをまとめました。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

通常は各地域にあるテストセンター会場に受けに行くようでしたが、今年はコロナウイルスの影響で自宅で受験できるwebテスティング形式でした。SPI・webテスティング用の本を一通り読み、他社での試験でも複数回あったため対策はそこまでしなくても大丈夫でした。

WEBテストの内容・科目

webテスティング。
言語/非言語/性格

2次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
研究職/人事
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接の質問の割合として研究内容についてが多かったです。なぜその研究室・研究内容を選んだのかを初め、将来的にその研究がどのように活かせるのかも回答できると評価されると思います。

面接の雰囲気

人事の方が1次と同じであり、非常に話しやすかったです。また、非常に和やかで面接官の方が笑顔も見せてくださったので緊張せずにお話することができました。

2次面接で聞かれた質問と回答

貴方の研究内容を3分で教えてください。

今回私は、○○○の新しいリサイクル方法についてお話します。
よくご存じのように、○○○は様々な高特性を持っているため、電池や自動車の部品などへの応用が期待されています。しかし、○○○は廃棄するにあたって大量のエネルギーが掛かるためコストや地球温暖化への弊害により実用化が思うように進まない要因の一つであると考えています。そこで、現在○○○のリサイクルの取り組みも行われています。△と○○○の材料のリサイクルの現状として、…があります。しかし、この方法では環境への負荷も懸念されています。
そこで、私は☆に着目することで、○○○の性能向上に努めました。
ここで、☆とは、…のような構造と性質を有する物質です。この☆に対して刺激を与えることで…という性能を示します。この性能を○○○材料のリサイクルに応用できると考えました。

研究室での一日のスケジュールを教えてください。

普段の一日のスケジュールを説明します。私の研究室のコアタイムは月曜から金曜日までの○-○時です。朝来て、一日のスケジュールの確認を行った後で、前の日に仕込んだ実験処理を行います。空き時間に論文やデータまとめや資料作りを行い、帰宅前に実験仕込んでから帰宅する、という流れです。私の研究室ではゼミが頻繁にあるため、そちらの資料も実験の合間を縫って作成しています。例外としてほぼ一日後輩の実験に付きっきりだったり、1日中分析を行っていることもあります。また、土日はしっかり片方は休みつつ、もう1日は研究室へ行き、実験をすることもよくあります。また現在はコロナウイルスによる自粛があるので異なりますが、通常の生活はこのような流れで進めています。

最終面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
研究者/人事
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次、2次面接をクリアしていれば通過するような、難しいと思うような質問はなかったです。割合としては研究:人事=1:1です。初めに研究説明3分→研究に対する質問→人事面の質問の順でした。

面接の雰囲気

前回の面接と同じく、時間前から準備してくださりました。非常に印象がよかったです。最初、軽めの雑談から入り、緊張をほぐしてくださりました。

最終面接で聞かれた質問と回答

自己紹介、自分の長所と短所を教えてください。

私の長所は、粘り強く物事に取り組めるところです。現在取り組んでいる研究はあまり研究例がないため、周囲に知見がある人がいませんでした。そこで私は論文や本を読み、自分で考えた上で研究室内外の様々な分野の人とディスカッションを重ねることで一歩ずつ進めてきました。結果として学会で5回発表することができました。
それに対して、慎重すぎるという欠点もありました。その一例として、答えを出すまでに推敲する時間を長くとってしまうため、周囲の人より初動が遅くなってしまうところがありました。そこで私は周囲の人より早く物事を始めることはもちろん、スケジュールをしっかり立ててこなし、1日の終わりに振り替えることで徐々に改善しています。

社長ヒアリングの強みとは何だと思いますか。

また、会社が目指すべき方向性を理解した上で、自分がやりたいことを伝えることにより、そのものの需要や可能/不可能であるかも理解出来ると思います。また、研究を行うために現時点で自分に不足している知識、技術などの力も理解し、改善していくことができると思っています。規模などは異なりますが、研究室に置き換えると、社長が担当教員、社員が私と仮定できます。担当教員の考え方が分からず、自分が思うようにだけ物事を進めるということは、研究の方向性が定まらず難しいと考えています。特に会社であれば、社長が最も今後の目指すべき方向性を理解しているため全員が同じ方向に向いて研究を進めていくことは大事であると考えています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定後、1週間以内に承諾書提出を求められました。他の企業を受験する人にとってはなかなか厳しいと思いました。

内定に必要なことは何だと思うか

1つの業界の中でも様々な分野、職種、企業の将来の方向性などが存在します。面接を通して、企業側は学生に対して志望度を見ていると思います(第何志望?だけでなく、ほかの企業の良さは?将来やりたいことは?この会社の強みは何だと思う?など様々な質問の仕方があります)。そのため、企業ごとの差別化を予め行っておくことはとても重要だと思います。また、対面での説明会でなかった(録画式で自由に閲覧できるタイプ)ため、面接で設けてくださった逆質問の時間を有効に使うべきだと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

普段から周りに興味があり、物事に対して自分の意見をもち、それをわかりやすく説明できる人だと思います。研究室においても、自分の研究だけでなく、周りの研究に興味を持ったり、周囲の人との関わり方など普段の過ごし方も面接で見られており、そこも評価点になると思いました。

内定したからこそ分かる選考の注意点

研究への熱意や知識、技術量はもちろん、人間性もよく見られていました。すべての選考において回答に対してかなり深堀されました。早めにエントリーシートを仕上げた上でなぜその回答にしたのか自分の意見を発言できるよう準備していくべきです。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定承諾書の提出のみで、フォローはまだないです。

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日本ゼオンの 会社情報

基本データ
会社名 日本ゼオン株式会社
フリガナ ニホンゼオン
設立日 1950年4月
資本金 242億1100万円
従業員数 4,462人
売上高 3822億7900万円
決算月 3月
代表者 豊嶋哲也
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6番2号
平均年齢 39.4歳
平均給与 732万円
電話番号 03-3216-1772
URL https://www.zeon.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131246

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