20卒 インターンES
技術職
20卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
志望動機をご記入ください。(500文字以内)
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A.
小型化が進んだスマートフォンではイヤホンジャックが廃止されつつあり、これによりワイヤレスヘッドフォンへの注目度が高まっていることから今回このコースを選択しました。防水やハイレゾ対応などの革新的な機能を搭載するというような、常に向上心を持って取り組む貴社の社風に強い興味を持っています。私は、大学の研究とは異なった、一貫して製品を生み出す過程を体験することにより、大学での研究と企業との違いを知りたいと考えています。大学と企業では、利益追求や納期といった部分で異なっていると思いますが、設計開発から実用化までといった流れを学ぶことで、知見を広げたいと感じています。業務を行っていく上で、どのような工夫があるのか、また問題に対しどのように対処しているのかを知ることで自分の今取り組んでいる研究である効率的な回路設計に役立てていきたいです。また、今自分の持つ力がどこまで通用するのかを試したいと考えています。最前線で活躍される社員の方々から本気でフィードバックをしていただくことで、エンジニアを目指すにあたり自分にどのような考え方やスキルが必要であるのかを明確にしたいと思っています。 続きを読む
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Q.
選択した領域・カテゴリーで最近注目しているプロダクト・サービスとその理由を記述してください。(200文字以上)
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A.
私は今ambie株式会社が開発した、耳を塞がないイヤーカフ型のイヤホンである“ambie sound earcuffs”に注目しています。その理由は、耳を塞がないという従来のイヤホンを否定したような構造がとても興味深いと感じたからです。耳を塞がないことによって周囲の音聞は聞き取りやすくなり、また自然の音に重ねて音楽を聞くといった新しい音楽の楽しみ方を提供しているという点で非常に画期的な製品であると考えています。 続きを読む
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Q.
卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要を記述してください。(500文字以内)
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A.
半導体技術の向上によって至る所で様々な小型電子機器が使用されるようになりました。そのため、数々のワイヤレスノードが協調することにより環境や物理的状況を採取可能であるワイヤレスセンサネットワークへの期待が高まっています。しかし長時間の駆動が可能なことや設置の自由度が高いことなど多くの要求項目が存在し、この弊害として大きく重たいバッテリーが挙げられます。このバッテリーに取って代わるものとして、周囲にある熱や振動といったエネルギーを電気エネルギーに変換するエネルギーハーベスティングが提案されています。私はこの中でも圧電エネルギーハーベスティングと呼ばれる、圧電素子と呼ばれる誘電体に歪みを印加したとき歪みに比例した分極が生じる圧電効果を利用した手法をテーマにしています。このエネルギーハーベスティングはウェアラブル端末の電源やIoTの無線通信通信用の電源としても期待されています。しかし、圧電素子単体の発電量はまだ小さく出力も不安定であることから、出力を増幅・調整する電圧変換回路が必要となります。また、電圧変換回路自体も電力を消費するため、低消費電力かつ高効率な回路の設計が求められています。 続きを読む
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Q.
ゼミ・研究室で取り組まれている内容をご記ください。(なしの場合は「なし」とご記ください)
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A.
近年ではウェアラブル端末の需要が高まっているものの、頻繁な充電が必要であるといったデメリットが存在するため、バッテリー寿命が大きな技術課題となっています。この課題に対しエネルギーハーベスティングを応用することでバッテリーを排除し、小型化と装着感の向上が期待されています。しかし、振動エネルギーによる圧電エネルギーハーベスティングで用いられる電圧変換回路は機械振動を想定したもので、ウェアラブル端末への応用のような人間の動作による振動エネルギーの利用は想定していないため、低周波領域の動作には向いていません。そこで私は、低周波領域において高効率で動作する電圧変換回路の設計の研究に取り組んでいます。この研究ではLT spiceと呼ばれる回路シミュレーションソフトを用いて回路を設計し測定・評価し、その結果から問題点を見つけ、回路の改善を行っています。思うようにいかないときは教授に助言を求めたり、文献調査に努めたりすることで改善を図りました。その結果として卒業論文では回路を提案することができました。今後は実用性を考え出力を維持しつつ面積を考慮した回路の提案に取り組んでいきたいです。 続きを読む
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Q.
これまでの学生生活であなたが力を入れて取り組んだこと、もしくは、現在力を入れて取り組んでいることについてご記入ください。(500文字以内) ※ご記入いただく内容は、学業でも学業以外でもどちらでも構いません。
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A.
私は大学四年間で述べ30カ国を渡り歩いたバックパッカー旅行に力を入れて取り組みました。最初にこの活動を始めた理由は、海外に一人身を置くことで自立性を養いたいと考えたからであり、大学二年生の夏休みに一ヶ月ヨーロッパを旅することにしました。初めての一人旅で多くの困難に直面しましたが、特に印象的なものとして、欧州難民危機によるパニックで主要駅が機能しなくなり、身動きが取れなくなったということがありました。ここで私は現地の方に話を伺うことで別の移動方法を探り、結果として観光客には知られていない市民の足である乗合バスを利用することによりこの状況を脱することができました。こうした経験を積み、バックパッカー旅行によって自ら考え行動する自立性だけでなく、困難に冷静に対処する環境適応力、あらゆる状況を予測して行動を決める計画力を身につけることができました。今年の春には南米を一ヶ月半旅しましたが、大きな困難には直面することなく旅を終え、これらの力の成長を実感しました。現在では、身につけた力を活かし研究室の幹事長としてメンバーをまとめ、交流を目的とした合宿の企画などを行っています。 続きを読む