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20卒 本選考ES
臨床開発職
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Q.
当社志望の動機を教えてください。(全角400文字以内)
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A.
貴社のhhcという概念と、それに伴う認知症への企業戦略の部分で非常に魅力を感じているからです。私は薬剤師実習で認知症診断を体験する地域医療の活動に参加したのですが、高齢者の方々は怖いという想いから遠慮し、2時間の企画で5人しか体験されませんでした。私はこの時、もし私の夢である認知症治療薬を作り出したとしても、患者様が診断に来ないと意味がないのではと思いました。そこから私の夢は、認知症の治療薬を作り出し、それを有効的に患者様に届けることができるように、診断から地域・家族へのサポート活動にも貢献することになりました。貴社はEWAY2025の中で、まさに私の夢の事業を行っており、私の夢は貴社でこそ叶えることができると思います。そして私が薬剤師実習を経て養った患者様を想う気持ちは貴社の根幹を支えるhhcという概念と一致しています。患者様を真に第一に思う貴社で患者様を笑顔にする過程の一翼を担いたく、貴社を志望します。 続きを読む
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Q.
エーザイで成し遂げたいことを教えてください。(全角200文字以内)
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A.
国民の皆様が、認知症を疑ったら病院に行き診療を受ける、そして診断されれば薬を飲んで治療する。私はこのように認知症を一般の疾患と同じように考える社会の実現に尽力します。そしてこの実現には「認知症の治療薬」が必要不可欠です。私は持ち前のリーダーシップで研究開発チームの力を最大化することで、一秒でも早く患者様に新薬を届けられるよう治験の効率化、特に研究から開発への橋渡しの効率化に尽力します。 続きを読む
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Q.
あなたのアピールポイントを具体的に教えてください。(全角200文字以内)
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A.
私の強みは仲間の長所を把握し、チームの力を引き出す能力です。所属するサークルで「現役生の将来を考えるためのOB交流会」を企画した時、プレゼン力のある方に宣伝、人脈のある方にOBとの打ち合わせ等、個人の長所を考えて仕事をお願いすることを意識しました。そのため、個性に応じたアイデアが次々と生まれ、運営効率が飛躍的に向上しました。結果、目標より1ヶ月も早く企画は実現、100名を越える出席を達成しました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまで最も苦労して達成したことをひとつあげ、その時の苦労をどのように乗り越え、そこから何を得たか。そして、エーザイでどう活かすか。1700字以内
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A.
私が達成したことは、現在も挑戦中である「1年に1回学会発表を行うこと」です。私にとってこの目標が困難であった理由は①今までの先輩が誰も着手していない研究内容であり、何もないところから実験系を立ち上げたこと②国家試験に関連した授業とそれに伴うテストや、約22週間に及ぶ薬剤師実習により修士課程の人より研究時間が少ないこと、の2つです。 そのような状況の中で上記の目標を定めた理由は、私自身が「高い研究力と幅広い薬の知識を持つプロフェッショナル」を目指しているからです。これからも多くの新薬が登場することが予想される製薬業界において、既存薬との未知の薬物間相互作用が出現することが考えられます。これを薬の作用機序や製剤特性から予測し、患者様に影響が及ばないように改善策もしくは代替法を提案できるようになるには「研究力」と「薬の知識」の2つが必須能力であると考えていることが背景にあります。 ここから私が目標達成のために行った努力・工夫とそこから得ることができた能力についてまとめます。研究活動を通じて得られた能力には以下の2つがあります。 ① 情報収集能力・問題解決能力 先述したように、私の研究は今まで先輩が誰も着手していない技術を必要とするものでした。具体的には、新生児マウスから表皮組織だけを回収して培養、その細胞で膜輸送タンパクの機能を評価するというものです。技術の体得を目指し、その技術を用いている論文を何報も読み込みました。その時意識したことは各論文のMethod欄に記載されている共通点と相違点を明確にして情報を収集したことです。各Methodにおける共通点は必須な要素であると考え、論文の条件をできるだけ使用し、相違点については研究室で継続的に行えるコストレベルまでスケールダウンしました。その中で多くの失敗を経験しました。しかし、その度に問題点をできる限り洗い出し、その中で重要だと考えられる原因について解決策や次の条件を自ら先生に提案し研究を進めました。結果、予定より1か月早く技術を体得し、実験系を確立させることができました。この経験から、必要な情報を効率的に集める能力と、問題点を自ら考え出し対処する能力を身に着けることができました。 ② 視野の広さ 実験系の確立に成功した私は、ある薬物の皮膚における薬物動態を明らかにするために研究を進めました。ここからは様々な条件の検討が必要であったため、技術体得時と比較して膨大な実験量が必要になりました。薬剤師実習により研究時間が短くなる中で実験量を補うために「視野を広く保つ」ことを意識して取り組みました。実験過程全体を見つめ、問題が生じた時に闇雲に解決策を考えるのではなく、その問題が自分の研究の中でどのような位置づけにあるのかを常に考えました。そこから、解決すべきと判断した点は原因を考察し、解決が重要でない点は別の評価方法を用いる等、柔軟に研究を進めました。また、視野を広く保つことで実験過程の中で非効率な部分を見つけ、改善方法を自ら考え先生に提案することができ、複数の実験を効率的に進めることができました。実習中も毎日夜から研究に励み、努力できる点は全て尽力しました。その結果、2年間で学会発表2回だけでなく、総説論文1報投稿と目標以上の成果を達成できています。現在も3回目の発表に向けて努力を継続しています。この経験から、限られた時間の中で成果を出すには、目標までの過程を常に意識し、問題点の位置づけを明らかにすることが重要であることを学びました。 私は研究活動を通じて得た上記の能力を、臨床開発職の使命である治験内容の迅速な構築・円滑な進行に活かします。また、これらの能力はこれから出現する患者様のアンメットニーズをいち早く見つけ出し、その改善策を考えることにも活かすことができると考えます。そしてこの能力を最も活かすことができるのは、患者様との共同化、地域包括ケアへのサポート等、患者様のアンメットニーズをいち早く見つけるができる環境がある貴社であると考えます。一刻も早く、一人でも多くの患者様を笑顔にするために、この能力を磨き続けます。 続きを読む