- Q. 志望動機
- A.
【21卒】富士ソフトの技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.11027(筑波大学大学院/男性)(2020/11/17公開)
富士ソフト株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
2021卒富士ソフト株式会社のレポート
公開日:2020年11月17日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
最低限、SI業界の基本(ユーザー系、メーカー系、独立系など)は理解しておく必要があります。その上で富士ソフトが業界内で度の立ち位置にいるのかを理解して、志望動機を構築できるとよいと思います。富士ソフトの面接は1次面接がグループワークと集団面接、2次面接が人事の方との面接で最終面接になります。1次面接では学生の頃に力を入れたことを中心に聞かれるので、入念な自己分析をしておく必要があります。2次面接では勤務地や興味のある仕事内容、それらの理由について聞かれるので、自分が将来どういった仕事がしたいのかのイメージして、具体的に話せるといいと思います。また勤務地によってクライアントの業界が違うので、勤務地とやりたい仕事の場所が違った場合、どちらをとるかの回答を用意しておきましょう。
志望動機
私はICTサービスを通じて、便利で豊かな⽣活を誰もが享受できる社会を実現したいです。SIerの会社は多数ありますがその中でも貴社を志望した理由は2つあります。1つ⽬は、お客様に寄り添ったサービス作りをしているという点です。貴社はお客様への提案から運⽤までをワンストップサービスとして提供でき、40年以上の⻑い歴史を持つことから⾮常にお客様からの信頼が厚いと考えています。2つ⽬は、AIS-CRMに挙げられるように幅広い分野で確かな技術⼒を持っているという点です。これにより様々な視点から市場のニーズを捉え、お客様に貴社ならではの提案をして新たな価値を創造することができると考えています。以上の理由から御社を志望しております。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容を記載してください。/⾃⼰PRを記載してください。/学⽣時代に最も打ち込んだことを記載してください。/富⼠ソフトを志望する理由を記載してください。/⼊社してからやりたいことを記載してください。/あなたが周りを巻き込み、課題解決をした経験を記載してください。
ES対策で行ったこと
説明会やHPを参考にして、自分の将来像をイメージしながら志望動機を書きました。また学校の就職課の方に添削してもらい、文の構成がしっかりしているか見てもらっていました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
自分で購入した参考書を繰り返し説きました。またネットの模試で時間配分などを事前に決めていました。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断/数学
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生10 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。
1次面接ではGDと集団面接だったので、基本的なコミュニケーションが取れるかどうかが重要であると感じました。GDではただ自分が発言するのではなく、自分の役割をきちんとこなすことや他者に対しても話を振るなどの気遣いも評価につながると思います。集団面接
面接の雰囲気
非常に温厚な人でした。圧迫されるようなことは一切なく、雑談をしてくれるなどこちらがどんな人間なのかをしっかり見てくれようとしていると感じました。
1次面接で聞かれた質問と回答
どうしてIT業界を志望していますか。
高校生の時に初めてスマートフォンを触り、「まるで片手で持てるパソコンじゃないか」と感じその便利さに衝撃を覚えました。それと同時にこれからの時代は誰もがスマートフォンを持ち、誰もがインターネットとつながる社会になると感じました。それがITというものに興味を持ったきっかけです。さらに大学や大学院に入ってからもそのITの発展はとどまることを知らず、世の中が便利になっていくのを肌で感じていました。そして、就職活動を行うにあたって自分が何をしたいのか考えたときに、多くの人に影響を与え、より豊かな生活を提供したいと思いました。そしてそれは、今もなお加速度的に成長し続けているIT業界であればかなえられると考え、IT業界を志望しています。
挫折経験を教えてください。
私の短所は「抱え込みすぎる」ことです。私はツイートに関する研究をしているのですが、ツイート文は、他の文と違い砕けた表現が多く存在しているため、既存の自然言語処理の手法がうまくいかず、1人で抱え込んでしまい、なかなか上手く進まない時期がありました。そのときに指導教員の方に言われた言葉があります。それは「周囲にいまどういう統計情報が得られていて、どういう状況なのか伝えてくれないと、こっちも一緒に考えたりアドバイスができないよ」ということです。そこで私はハッと気づかされ、今どういう結果が得られていて、何が問題点で、次どうするべきかという事を周囲に共有するようにしました。週に一回だったチームミーティングを3回にするようにもし、様々なアイデアが研究室のメンバーにも相談することで研究が前進するようになりました。この経験から、周囲と状況を共有するようにし、積極的に相談する事で、自分の「抱え込みすぎる」短所を克服するようにしています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。
最終面接であるため、富士ソフトをどれだけ理解しているかが重要です。まず富士ソフトがSI業界でどういったことを強みとしているのか、また自分が富士ソフトにどう貢献できるのかを話ことができると評価されると思います。また私は大学院から小学校までのエピソードを聞かれたので、入念が自己分析を行うとより良いと思います。
面接の雰囲気
優しそうな雰囲気な人でした。最終面接だったこともあり、少し固めな雰囲気でもありました。ただ時折私が話したことに対して、笑顔で「そうだね」と言ってくださったりしていたので、学生の志望度を真剣に見ているだけだと感じました。
最終面接で聞かれた質問と回答
高校ではどんな部活動をしていましたか、苦労したエピソードがあれば教えてください。
高校では水泳部に所属していました。3年目には副部長として部を盛り上げていました。私の高校は公立高校であったため、ほとんどの部員が昔から水泳を習っていた人というわけではなく、昔少し水泳をやっていて、興味があるからやってみたいという人が多数でした。しかし、昔からずっと水泳をしていて、本気で水泳をしたいという部員もいました。そのため大会で結果を残したい人、練習はほどほどにみんなで楽しみたいという人が混在していました。私が副部長になる以前はすべての部員の練習メニューが同じであったため、部員の中には物足りないと感じたり、ついていけないと感じる部員もいました。そこで、そういった人たちのためにそれぞれのメニューを考えたり、練習の中にもゲーム要素を入れたり、全員の要望をかなえるように心がけていました。
どの分野に携わりたいか
⾦融分野で信頼性の⾼いシステム構築をしたいと考えています。⾦融は社会の基盤であり、金融に関わらない企業や人は存在しないと考えています。私の就活の軸は「ITの力でより多くの人に便利で豊かな生活を提供したい」というもので、金融の分野であれば、他の分野よりも多くの人に影響を与えることができるのではないかと考えました。このことから特に⾦融分野で信頼性の⾼いシステム構築をしたいと考えています。そのためには⾃⾝の成⻑が⽋かせないと考えており、⼊社して何年かは開発を通して技術的なことを中⼼に学びたいと考えています。そして、5年ほどたったらプロジェクトマネージャーとしてお客様の利益を第⼀に考え、⾼い技術⼒を持って⼈をうまくまとめていける⼈材になりたいと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後は、内定承諾期限内であれば就活をしてよいと言っていただけました。最後には他の企業の内定を承諾しましたが、内定を断る際にも特に何も言われなかったです。
内定に必要なことは何だと思いますか?
学歴はほとんど関係ないと思います。SPIもそれほど高い点数は要求されていないと思います。また大学から小学校までのエピソードを聞かれることから、自己分析は徹底して行う必要があります。1次面接にGD集団面接がありますが、GDは慣れていないと上手く話せないと思うので、大学での就活イベントや就活サイト主催のイベントでGD対策や模擬GDを体験すると良い思います。集団面接では他人話した内容を踏まえたうえで自分のエピソードをを展開できるとかなり評価されると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?
自己分析を行い、自分がどんな人間であるかをしっかりアピールできたからだと思います。文系の方の採用も積極的に行っていることから専門的な知識の有無ではなく、専門的な知識を学んでいける人間かどうかを見ていると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?
最終面接では採用することを前提で話していたと感じたので、1次面接である程度絞っているのかもと思いました。ただ1次面接もそこまで厳しいものではなく、GDでは周りとのコミュニケーションをとれているか、集団面接では「IT業界への理解」「リーダーシップを発揮したこと」「挫折経験」など他のSI企業を受けるなら来るであろう定番の質問なので、普通の面接対策を行っていれば特に問題はないと感じました。
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富士ソフトの 会社情報
会社名 | 富士ソフト株式会社 |
---|---|
フリガナ | フジソフト |
設立日 | 1970年5月 |
資本金 | 262億30万円 |
従業員数 | 13,536人 |
売上高 | 2988億5500万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 坂下智保 |
本社所在地 | 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1番地 |
平均年齢 | 35.6歳 |
平均給与 | 602万円 |
電話番号 | 045-650-8811 |
URL | https://www.fsi.co.jp/ |
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