【未来を拓く技術革新】【22卒】川崎重工業の夏インターン体験記（理系/技術系総合職（電気電子系））No.15407（中央大学/男性）（2021/6/16公開）

バイクメーカーの一つという点で興味を持ったのが最初のきっかけ。インターンの募集時に電気系とそれ以外とで分かれているため、重工メーカーで電気系がどのように活躍できるのかを知れる機会だった。電気系に重点を置いているインターンは他に無かったので魅力的だった。

選考時に必要だったのはエントリーシートの提出とSPIの受験のみだった。エントリーシートはちゃんと筋が通るように書いたことと、SPIは矛盾が出ないように答えた。

面接やGD選考はなかったのでエントリーシートの字数、内容SPIがある程度満たせていれば通過できると思う。

1日目も2日目も与えられて課題についてグループで検討していく型式

最初に説明があり、各自考えたのちにグループ内ですり合わせ、最後に発表、フィードバックという形だった。

直接の業務内容にかかわるものではなかった

水素の燃焼について効率よく行うためのバーナーの配置を検討する。 ロボットを効率よく工場内で動かす方法を検討する。

1日目にやったこと

水素の燃焼について効率よく行うためのバーナーの配置を検討するのが課題。
事前に使用する資料やワークシートなどがBoxで配布され、それらを印刷して使った。
初めに内容について説明され、その後各々検討した後にグループ内で意見交換して最後に発表。

2日目にやったこと

ロボットを効率よく工場内で動かす方法を検討することが課題。
レゴのロボットがグループで1台与えられ、そのプログラムやセンサーの配置を検討していかに効率よく動かすかを検討した。
最初はプログラムの変更方法などを説明され、その後時間を与えられ、グループで検討していく形だった。

人事の方

なし

最初の説明と、発表後のフィードバックを行っていた。フィードバックでは学生の間からは出てこなかった解決法が出てくることもあり、その内容は発想を方向を変えないと出てこないものだったので、複数のものの見方をすることでより良い考え方ができることを学べた。

特筆して大変だったことや苦労したことはなかった。強いてあげるならば1日目の事前準備のためにBoxを利用して資料が配布されたのだが、その使用方法に自分が慣れていなかったことが対円だった。他には特になく、基本的には当日の時間以外で準備が必要といった事もなかった。

グループワークが主体だったのでグループ内（4~5人）では全員積極的に各自の考えを出し合えていた。異なる考えが出ることもあったのでそのすり合わせを短時間で行う大変さを知った。

直接の事業内容というよりはそれをわかりやすく抽象化したような内容だったので、事業について直接学べたことは少なかったが、ものの考え方であったり、見かたを一つに固定せずに多角的に物事をとらえていくことの必要性を学ぶことができたのは、参加してよかったと思える点。

この企業のインターンシップに限った話ではないが、グループで話を進めていくうえで話し合いをうまくまとめる方法であったり、うまく人に意見を伝える方法などを知っておけばより有意義なものにできた。

一番の理由は企業の事業内容に直接関わるものではなかったこと。また、電気電子系に限定されたインターンの募集だったが、なぜ電気電子系じゃなきゃダメなのか、どう他の専攻の人と違うのかを理解できなかった。
実際に事業が進むときの流れであったり、工場の動きだったりを知れればより想像できたと思う。

インターンの参加学生を見る限り自分以外の学生がほとんど院生しか見当たらなかったので、学部生という時点で不利になる部分があると感じた。
ただ、グループワークなどではあまり積極性のない学生もいたので、その点ではより積極的に発言できたのでプラスになったと思う。

事業内容についてより知れたわけではないが、2日間ともグループワークの結果で考え方を変えることでより良い解決法を導けることを知れた。よって、この企業に入ることで様々なものの見方を身に着けられると思った。また、自分の成長にもつなげていけると思った。

インターン参加者のみ3月に開催される早期の本選考に参加することができた。本選考が始まってからの優遇などは特にないと思う。早期選考に参加できるということだけだった。

夏のインターンということもあって、まだ具体的に業界を絞って参加していたわけではなく、自分の興味のある企業に参加した。少なくともお客様に直接サービスを提供する職業ではなく、ものづくりを行う企業に行きたいと考えていた。自分の興味の持てる分野に行きたいと考えていたので、事業分野が多岐にわたる企業を中心に見ていこうと考えた。

大企業ということで社員の方も堅い方が多いという先入観を持っていたが、実際に社員の方の話を聞いていく中で、そこまで堅くなく、どちらかというと穏やかな方が多く実際に働く現場も穏やかな雰囲気であることが想像できた。また、これを踏まえて企業選びの基準の一つとして社風というのも大切にしておかなければならないと感じた。