【未経験からの挑戦】【22卒】川崎重工業の夏インターン体験記（理系/技術職）No.15433（神戸大学大学院/男性）（2021/6/16公開）

人気企業であり、様々な分野を幅広く手掛けていたため自分のやりたいことが見つかりやすいと考えたから。また、地元企業である上に、インターン外で接した先輩社員が親しみやすい方で入社後も人間関係や土地柄で苦労することなく働けるのではないかと考えたから。

ESに記載する内容が少なめだったため、就活会議をはじめとしたさまざまなサイトから先輩のESを参考にして的が外れない内容を書こうと努力した．
また、本選考は第一志望であることを強く伝えたほうが良いとのことだったのでインターンの時から志望度が高いことを伝えられるような文章つくりをしようと心がけた．

面接の選考はなく、ESのみの選考．周囲の友達等は全員受かっていたので、特別厳しい選考ではなかったのではないかと考えられる．

エンジンとその周辺機材の運搬に関する課題解決型グループワーク
課題の内容は数学などを使い少し難しい．しかし事前の予習等は不要．
知っておかなくてはいけない知識（エンジンのことなど）は特にない．

ストーリー形式で社員になりきって様々な問題を解決していく．

実際にどのように問題を解決していくか（顧客との折衝や技術面のブレイクスルーの方法など）

現場の担当者となり、顧客からの様々な要望に応えろ

1日目にやったこと

エンジンとその周辺機材の運搬に関する課題解決型グループワークを行った後、会社説明
グループワークは1グループ6名程度で進み、全部で4つほど課題がある．すべて時間が設定され、難しい課題には長い時間が設定された．

2日目にやったこと

1日目と同様だが、内容は比較的簡単で時間が余ることが多かった．後半は会社説明と座談会で、インターンを通してわからなかったことや聞きたいこと、また今後の選考についての質問等をする機会があった．

人事担当者

なし

説明を社員さんがしていただき、その後グループワークに移る流れだったが特にグループワーク中は社員の方が口を出すことはなくメンバーで考えた．その後簡単な講評はあったが、特に一人一人を注意深く見ているとの印象はなかった．

難しい課題が与えられたときに正直ひとりではさっぱりわからない時があったが、「ここはこういう意味ですか？」「これってどういう意味ですか？」などメンバー間で共有することで乗り越えることができた．しかし、メンバー全体が「これでいいのかな？」となった時もあり、進展のないまま時間が過ぎてしまう場面もあった．

どの学生も比較的積極的で黙っているままの人はいなかったため、スムーズにグループワークが進んでいった．間違った認識で進んでいた場合も「それは違うのでは？」とつっこめる空気感で非常にやりやすかった．

実際に社会人になって会社に入り直面した課題のオマージュだったため、難易度は高かったがどのように考えていくと良い結果に結びつくのか、といった社会人でないと経験できないことが経験できた．入社後もグループで課題を解決していくようなので、インターンシップの内容がそのまま仕事でも生かせるのではないかと強く感じた．

特に何かを勉強していく必要はないが、関数電卓と十分な枚数の裏紙があれば好ましいと思う．
また、簡単にどんな事業をしているか把握しておいたほうが積極的に取り組めると思う．

今回のインターンシップでは実際の仕事内容を少し変えて学生でもできるようにしたものだったので、入社後のイメージがしやすかった．また、おそらく入社してもこのようなレベルのメンバーと一緒に働くのだろうなと思ったがとてもやりやすかったため、入社後も特に苦なく仕事をすることができるのではないかと感じた．

インターンの参加学生を見ると良くも悪くも平均的な発言量と積極性だと感じた．
そのため、少しでもさらに積極的に発言、まとめあげをすることでうまくグループワークを進めることができた．会社の方針として、「逃げずにかかっていかんか」という創業者の言葉を大事にしているので積極性を買われると感じたからです．

実際の業務内容をオマージュしたものをインターンで学ぶことができたので、仕事内容を把握することができたから．また、社員の雰囲気や会社の方針が自分が考えている理想の会社だったため．設計職希望だったが、必要があれば自ら顧客の話を聞いて設計に反映させると聞いてやりがいがあると感じたから．

インターン参加者は優先的に本選考に案内され、WEB試験も免除される．面接は２回あるがそれは一般選考と変わりなし．しかし、インターン中にそういうアナウンスはなかったためもしかすると全員が全員免除されるというわけではないかもしれない．

ものつくりをする企業全般を見ていた．川崎はものつくり全般を行っており、各カンパニー配属も多くは内々定後と聞いたので十分に考える時間があると感じた．自分のスキルを活かすことができ、かつ自分の興味のある製品が作れたらいいなと考えていた．また、もし転職したいと考えたときでも応用が利くような仕事をしたいと考えた．

重工系なので、もう少し固いイメージを抱いていたが話を聞いてみると関西企業らしいほんわかとした雰囲気であることがわかった．業務についても、一人で抱え込まずにグループで解決していこうとする風潮であることを聞き少し安心した．しかし、大企業ならではのデメリットもあり例えば意思伝達のスピードが遅く俊敏性に欠けることを教えて頂いた．川崎だけではなく多くの大企業が陥るデメリットなので、よく精査しようと考えた．