【挑戦しやすい環境】【20卒】日亜化学工業の冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.5860（徳島大学大学院/男性）（2019/6/24公開）

自分の所属している研究室の担当教員とつながりがあったため参加した。自分の行っている研究がリチウムイオン電池なので、リチウムイオン電池を事業として行っている企業も見ておこうと考え参加を決意した。また、自分の通っている大学から多くの先輩が行っていることを知っていたので見てみることにした。

インターンシップに参加する際に提出したエントリーシートはOpenES+企業独自の設問一つだけであったため楽だった。自分の大学から多く先輩が行っているためかインターンシップは受かりやすかったと思う。

電池材料開発コース

1日目にやったこと

午後に集合し会社全体の説明会があった。阿南工場の見学後にリチウムイオン電池のセル作製の体験を行った。その後、社員との座談会があった。最後にスケジュールになかった人事との個人面談があった。

なし

座談会の時に多くの社員が、やりたいことをやらしてもらえる挑戦しやすい良い雰囲気や環境があると言っていた。それに加え、研究費にかける予算が多いことも魅力の一つであると強調していた。

インターンシップにあった人事との個人面談がもともとの予定に書かれておらず緊張した。自分の研究に関する事業を行っている企業であったという軽い気持ちで参加したため、何も準備しておらず大変だった。その面談で研究職ではなく他の事業の方が向いているのではないかとアドバイスを貰った。

インターンシップに参加する前は研究職も良いかと考えていたが、試行錯誤が多く必要な研究を今後40年以上続けると考えると自分は耐えられないと思った。そのため、私は研究職には向いていないということに気がつくことができてよかった。私はもう少しものづくりに近いところの設計職に向いているということを教わったように感じた。

時間は限られているが、学生からの質問の時間を多く取ってくれる。そのため、多めに質問を用意しておくと良いと思う。人事向けの会社全体の質問と研究職の方向けの質問をそれぞれ用意しておくとより良いと思う。

業務体験の際、我々が体験する内容に加えて、実務の場合はどのようなことをするのかという差を教えてもらえた。実務との差を教えてもらえたので研究職の方が行っている業務のイメージを明確にすることができた。社員との座談会では1日のスケジュールをしっかり教えてもらえたのでどういった働き方をしているのかイメージできた。

インターンシップに参加後に、インターンシップ参加者限定の特別選考があるという案内が来た。そのため、インターンシップに参加した私は内定の可能性が多くあると思った。また、毎年私の通っている大学から多くの学生が日亜化学に行っているため、ある程度のパイプはあると思う。

志望度が下がってしまった理由は、社員に対する扱いである。徳島県という地価が安い都市であるにも関わらず、家賃補助が他社と比較して少なく感じた。また、社員寮に関する質問をしてみたところあまり満足していない様子だった。売上、利益率ともに成長している企業であるはずなのに福利厚生が弱いのは志望度が下がってしまった大きな理由である。

インターンシップに参加した学生のみの特別選考があるとメールで招待された。同じ大学から参加した学生にのちほど聞いてみたところ、同じ招待メールが来ていたとのこと。選考を進めたい人はインターンシップに参加した方が良いと考える。

志望業界はメーカーやプラント系を中心に考えていた。やはり、ものづくりに興味があったためその点に関しては就活の軸として考えていた。また、仕事以外のオフの時間も大切にしたいと考えていた。そのため、福利厚生が充実していることや働き方改革を推進しているということは重要視していた。長い時間働いて多く稼ぐよりは、少し給料が少なくてもプライベートな時間をしっかり取れるような企業を探していた。

売上や利益率が良い企業でも福利厚生が弱いということもあるということを知った。その点に関しては実際に説明会に参加して聞いてみる必要があると学んだ。このインターンシップのあとから説明会に参加する際は福利厚生に関する質問はしっかりするように決めた。自分の時間を作ることができる住む場所についてはしっかり質問して知っておく必要があると思う。