【お酒愛好家の挑戦】【23卒】サントリーホールディングスの夏インターン体験記（理系/生産研究）No.20348（非公開/男性）（2022/3/28公開）

自分がお酒大好きということもあり、飲料業界の中でも非常にネームバリューのあるサントリーに応募した。また、体育会系の学生が好まれるということを先輩から聞いており、自分は体育会系に所属していたので有利に働くと思った。

まずは志望動機を先輩と相談しながら固めていった。そのあとにサントリーの商品を調べ、面接時に自分がサントリーの商品が好きだということをアピールした。

とにかく熱量のある人や純粋にお酒や飲料が好きな人を取っているイメージ。また、学生時代に何か大きな経験をしているかどうかも重要。

幾つかのグループに分かれて、課題解決プログラムを行う。

ほとんどの時間を課題解決プログラムに費やして、最終日に発表を行う。

生産研究部の具体的な業務手順や考え方、工場内部の現状、など

既存の生産ラインにおける、エネルギー効率の向上

1週目にやったこと

インターンシップ外で事前に顔合わせの時間があり、そこで自己紹介はしていたため、１日目の午前中からグループワークに取り掛かった。また、週の中盤には現場社員の人が向上をカメラで撮りながら内部を見れる機会もあった。

2週目にやったこと

前半とほとんど変わらず、グループワークをメインで行った。また、週の中盤と終盤で役員の人2人と自分の1対２で面談できる機会があり、貴重な話を聞けた。最終日には各グループ20分の発表を行い優勝チームを決めた。

執行役員

サントリーの商品

グループワークの時に必ず一人社員さんがついてくださって専門的なところから抽象的なところまでアドバイスをくださった。また、フィードバックでは業務内容だけでなく、グループの雰囲気の作り方からアドバイスしてくださった。

専門的な知識を持っている学生が少なく、まず座学から始めなければならないところがきつかった。また、生産研究ということもあり、システムの高効率化の施策を発表するだけでなく、定量的な削減率やコストなども計算しなければいけなかったため、非常に複雑な計算式を立てる必要があり、時間がかかった。

自分たちのグループの学生とは、毎日コミュニケーションを取りながらワークを行った。また、2日に1回ほどのペースで業務後に懇親会もあり、プライベートな話まですることができた。

業務内容では、実際にどのような流れで業務を行うかから、人間付き合いまで細部まで知ることができた。また、懇親会では普段聞きづらい競合他社の印象なども聞き出すことができた。また、社員さんとのかかわり方が非常に深かったため、インターンが終わってからでも気軽に相談ができるような関係を構築できた。

理系学生が必修で習う、熱力学や流体力学などをもう一度復習しておけば、もう少しスムーズにワークを進めることができたと思った。

新規事業立案といった、学生に楽しんでもらうようなトピックというよりは、既存の業務における課題解決というような、より生産研究の実際の業務に近いところをワークとして行うことができ、実際の働くイメージをより具体的な姿でつかむことができたように感じた。

7日間という短期インターンにおいては比較的長い時間体験することができたので、企業と自分がどれほどマッチしているかというところをより鮮明に映し出すことができたように感じた。また、社員さんとのかかわりも本選考から参加する学生と比べて深いものになっており、自分をアピールできていると感じたから。

企業理解や業界理解というところもかなり深いところまで理解することができたが、それ以上に、サントリーで働いている社員さんがどのような人なのかというところを非常に深く知ることができて、そこにかなり魅力を感じた。働く環境という点において、自分の中で非常にマッチしていると感じている。

インターンシップが年に1回しか行われない上、参加人数が18人と非常に少ないため、かなりアドバンテージを取れる。まあ、インターンシップ生は本選考においても、最終面接が確約される。

夏インターンにおいて、特定の業界だけでなく、様々な業界について理解を深めたいと思い、自分の研究に関わるようなエネルギー業界から日系メーカー、コンサル、デベロッパーなど幅広く見ていた。そのため、強く志望している業界はなかったがしいて言えばコンサル業界に魅力を感じていた。研究とは違って様々な案件をプロジェクト単位で行っていく業務体系が魅力的に感じたからだ。

今まではやりたいことや業界内でのその企業の立ち位置などで決めようとしていたが、それ以外の働く環境や、社員さんにどんな人が多い感度、そういった目線も企業を選ぶ軸となることを今回のインターンシップを通じて認識した。働く環境が自分とどれほどあっているかという就活軸を持ってこれからは就職活動をしていきたいと思うようになった。