【食品企業の挑戦】【21卒】Ｍｉｚｋａｎ　Ｊ　ｐｌｕｓ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓの冬インターン体験記（理系/技術系インターンシップ）No.9201（岡山大学大学院/女性）（2020/6/22公開）

食品企業のインターンシップに参加してみたかったから。食に関わる仕事に就きたいと考えており、知名度のある食品企業を志望していた。また、ミツカンの内定者はほとんどインターンシップの参加者で占められており、本選考でも有利になると考えた。

ネットや新聞等で企業研究を行った。また、実際にミツカンが売り出している商品を食べ、感想を言えるよう準備しておいた。

エントリーシート → 独自の選考

動画による選考

「あなたを一言で表すなら」というお題が与えられ、それに対する回答を1分程度で録画し、提出する。明るくハキハキとした印象を与えるよう何度も撮りなおした。

1日目グループディスカッション「新しい食酢飲料の開発」/ 2日目グループディスカッション「納期か品質か」

1日目にやったこと

人事からミツカンについての説明。その後班ごとに「新しい食酢飲料」というテーマでグループディスカッションを行った。配布された資料をもとにメンバー間で話し合い、一つの商品コンセプトを決め、発表する。GD中は人事が巡回しており適宜学生の評価していた。GDの評価でインターンシップ2日目の参加可否が決まる。

2日目にやったこと

ミツカンの技術職についての説明。その後班ごとに「納期か品質か」というテーマでグループディスカッションを行う。まず人事からGDの設定について説明を受け、メンバーごとに納期or品質を選択する。その後納期、品質を選択した学生それぞれに異なる資料が配布され、与えられた情報を基に班ごとに納期と品質どちらを重視するか発表する。

中堅・若手人事

なし

グループワークで評価されるポイントを教えていただいたこと。(1)「グループで方向性を決める」(2)「議論を推進させる役割を担う」(3)「タイムマネジメント」(4)「相槌とうなづき」の4つである。

資料の読み込みに苦労した。資料が配布される形式のインターンシップは初めてだったので面食らった。ただ、落ち着いて取り組めば時間内に十分読み込める量であったため、そこまで焦る必要はなかった。時間的にはそこまで厳しくなく他の企業のグループワークよりも余裕をもって取り組むことができた。

議論の場では発散と収束が大切だということ。初めからコンセプトを固め過ぎず、ある程度の可塑性を持たせながら、メンバー間で意見をぶつけ合うことが重要。そして最後に一つの案にまとめることで幅広く意見を取り入れたコンセプトが生まれる。またコンセプトを考える際に5W1Hを意識して考えると具体性が高まる。

特に何か準備する必要はない。グループディスカッション中の態度や発言を評価されるので、普段通り振舞えば問題ない。

ミツカンの企業風土を理解できたから。真面目な社員が多く、良くいえばしっかししている、悪く言えば硬い人が多いということを知ることができた。また、社員との座談会で自分が疑問に思っていることを解決でき、自分が職場で働くイメージを鮮明にすることができた。

食を通して人々の健康に貢献したいという自分の思いとミツカンの企業方針とがマッチしていると考えたため。この企業なら自分のやりたい仕事を熱意をもって話せると考えた。また、社員の方々の雰囲気があっており、楽しみながら働けると感じたのも理由の一つ。

食酢だけではなくポン酢、鍋つゆなどの様々な商品分野で高シェアを取っていたから。単一部門でトップシェアを持っている企業は多いが、複数の部門でトップをとっている企業はあまりなく、高い安定性を感じた。また扱う商材が液体であり、非常に利益率が高いため、今後消費が落ち込む国内でも生き残れると感じた。

早期選考ルートに乗ることができたから。グループディスカッションと一次面接の免除は本選考では確実に有利になる。またインターンシップを通してミツカンが重視する考え方を理解できたから。

2日目のインターンシップの参加者に早期選考の案内が来る。早期選考では一次面接とグループディスカッションが免除される。

食を通して人々の健康に貢献したいと考えており、食品業界を志望していた。インターンに参加した段階ではB to BなのかB to Cなのか決めておらず、どんな食を扱う企業にすべきか決めかねていた。また、職種も研究開発か生産系かで迷っており、様々な食品企業のインターンに参加し、自分のやりたい仕事を探していた。

企業や法人を相手にするB to B事業に興味が傾き始めた。インターンシップ中のグループワークを通して、一般の消費者を相手にするより、食品企業や飲食店と直接取引するほうが顧客の求めている要望が分かりやすいと感じた。また、ミツカンは海外のパスタソースブランドを買収するなど積極的に海外展開をしており、海外売上比率も高い。このような積極的に海外展開をしている企業にも注目するようになった。