【化学メーカーの挑戦】【22卒】カネカの冬インターン体験記（理系/生産技術職）No.17146（同志社大学大学院/男性）（2021/8/10公開）

関西に拠点を置く化学メーカーという点がインターンシップ参加の一番の決め手でした。また、インターンシップ参加前に業務紹介などのセミナーを複数回開催していただいていたことも、インターンシップに参加しやすかったと感じました。

インターンシップの選考に関して、私はエントリーシートを提出しさえすれば、自動的に合格という流れでした。これは、セミナーに参加し、質問などを積極的にしていたからだと思います。

先述したセミナーで、積極的に質問をすることで、貴社に興味があるということをアピールしたことが重視されたと感じます。

ラボスケールの合成スキームの考案

1日目：課題の説明
2日目：課題の解説＆座談会

生産技術開発

生産技術開発の体験

1日目にやったこと

1日目は、2日目に行われる課題の概要説明がありました。この課題の説明は、ある程度の大枠は与えられていますが、詳細な条件設定はこちら側に任せられるといった内容でした。

2日目にやったこと

2日目は、1日目に提示された課題の解説と座談会が開催されました。ここでは、学生からの解答を1つ1つ良かった点、もう少し改善できる点について説明していただきました。

なし

提出した課題をもとに、2日目に技術系社員の方からフィードバックがありました。フィードバックの方法としては、解答の一覧を並べられ、一つ一つについてコメントをいただくといった形でした。

課題が化学工学の内容・知識を用いて、工場において実際に起こるトラブルの解決を図るといった内容でした。ここで、大学や大学院で学んだ化学工学についてしっかりと理解しておかなければ、課題を考えるスタートラインにすら立つことができないと感じました。

参加学生との交流は全くありませんでした。質問もチャット形式だったので、どの学生が積極的に質問しているかなどは分かりませんでした。

大学及び大学院で学んだ化学工学の復習に役立ちました。特に、私が所持している大学で用いた化学工学についての参考書が非常に役に立ち、大学時代に学んだ内容は無駄ではなかったことを実感することができました。また、実際に起こるトラブルについて考える機会もなかったので、良い機会に巡り合えたと感じました。

課題を解決するために、化学工学についての勉強を少しでも復習していれば、よりスムーズに課題について考察することができたと思います。

実際にプラントを回している段階で発生するトラブルについての課題について考えることができたことが一番の理由です。これまでのインターンシップでは、座学が中心であり、なかなか実際の課題に触れる機会がありませんでしたが、本インターンシップで触れることにより、その確固たるイメージをつかむことができました。

カネカさんで開催される複数回のセミナーにすべて参加しており、そのおかげでインターンシップにはほぼ無条件で参加することができました。そのため、何かしらかの有利になる接点をカネカさんと持つことができたと考えたため、本選考に有利になると感じました。

何度もカネカさんのセミナーやインターンシップに参加できたこともあり、カネカさんに対する解像度がかなり高い状態にありました。また、課題に関しても、具体性のある内容であったため、インターンシップに参加することによって、非常に志望度が上がりました。

研究室の先輩方の話を聞く限り、インターンシップに参加していなければ、本選考は通過しないという話を聞いたことがあったので、今回もそのようになっているのではないかと考えています。

インターンシップ参加前は、カネカさんと同じ業界に属する化学メーカーを中心に見ていました。また、志望企業については特にこだわりはなく、インターンシップに参加することで、社員の方などの雰囲気を感じようと思っていました。そのため、インターンシップに参加できたことで、上記の知りたかったことを確認でき、志望企業をある程度絞ることができました。

化学メーカーに所属する社員の方のイメージは温厚な人が多いというイメージでした。実際に、セミナーやインターンシップに参加してみて感じたことは、関西の企業であるため、少し関西の色があった社員の方もいらっしゃいました。そのため、「関西だから」や「化学メーカーだからみな温厚」といった固定観念は不要であると感じました。