22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 信州大学大学院 | 男性
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Q.
充実度の変化のきっかけとなった体験・出来事・場面を教えてください。
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A.
私の充実度の変化となった体験は, 大学3年生の時に友人と一緒に「考え方を考える塾」を作ったことです。大学入学から塾講師をしている友人の,「暗記をさせる勉強法ではなく, なぜそうなるかのロジックを考えられる子供を増やしたい」といった意思に共感したため共に「考え方を考える塾」を作ることにしました。私がその友人の考え方に共感した理由は, 私は学生時代の勉強法として、最初暗記をした勉強法をしていました。しかし, そういった勉強法では学力に限界を感じた経験があったため, 私と同じ思いをする子供を減らしたいと思い塾作りの手伝いをすることにしました。塾を作っていく中で私が特に大変だったことは, 塾を周知することでした。小中学校でプリントを配ってもらうために, 直接学校にプリントを持って先生方に説明しに行きましたが, 初めは既存の塾と「考え方を考える塾」の違いを理解してもらうことができませんでした。そこで理解してもらえなかった原因を明らかにするために,「考え方を考える塾」のことを知らない友人5人に対して練習を行い, その様子を録画しました。これらを行った理由は, 友人からの意見や映像で自分の説明を客観的に見て改善点が見つかると思ったからです。友人の意見や映像を見たことより, 既存の塾とやっていることの違いを理解してもらうことがメインとなっていたため,この塾を作ることで子供たちにどう役に立つのか, どんな子供を増やしたいのかがほとんど伝わっていなかったことが分かりました。その後, 前回の改善点を意識し再び同じ学校の先生方に説明しに行きました。その結果, 先生方に前回より違いがよく分かった, すごく頑張りが伝わってきたのでプリントを配ってもいい, と言ってもらうことができました。その後, 多くの学校と関係を持ち, まずは月に2回無料で考え方を考える授業を開くことになりました。また, それと同時に私が住んでいる地域の地方銀行の2社が, その取り組みに対して出資してくれることが決まりました。今では, コロナウイルスの影響で塾の運営は休止しているのですが, 今までそういったプロジェクトに自ら参加したことがなかったので, とても刺激的で充実した日々を送ることができました。こういった経験により, あまり刺激が無かった私の学生生活が一気に充実したものになりました。 続きを読む