
23卒 本選考ES
技術系 研究職
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Q.
専門分野、習得したスキル(実験操作、機器、手法)などをご記入ください。
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A.
専門分野は食品分子機能学です。食品の持つ生体調節機能やそのメカニズムを試験管レベルから動物レベルで評価しています。スキルとしては主に細胞培養実験操作、○○による○○特性解析操作やマウス実験での解剖操作、タンパク質検出のための○○法を習得しました。 続きを読む
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Q.
どのような考え、想いで、研究分野・領域を選択したか。 その想いを実現するための研究活動を通し学んだことは何か、残りの大学研究生活で何を得たいかなどをご記入ください。
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A.
食品が単なる栄養源としてだけでなく、セルフメディケーションを担う機能性食品という新しい姿を持つことに衝撃を受け、その現象を自らの手で科学的に解明したいと感じたためです。新規評価系構築の際に、はじめは安定したデータが得られずに3ヶ月以上苦労していましたが、研究室のメンバーと話し合いながら取り組むことですぐに安定的なデータが得られるようになりました。この経験を通して、周囲の人と目標に向かって行動することは、一人の行動よりも加速度が異なることを実感し、協働の大切さを学びました。今後は後輩達とも積極的にディスカッションを行い、壁無く話し合いが出来る雰囲気を作ることで協働の大切さを共有していきたいです。 続きを読む
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Q.
自身が成長するためには何が大切だと思いますか。 また学生時代の中で自身が成長したと思うことがらについてご記入ください。
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A.
私は人の成長のために行動することが結果的に自身の成長に繋がると考えています。○○部活動において、私のチームには圧倒的な体格や身体能力をもった選手が多くいましたが、その能力が十分に活かされていない課題がありました。キャプテンを務めていた私は部員の能力を全て引き出すために、部員全員と密にコミュニケーションを取ることで本人の目標とするプレーや苦手なプレーを理解し、練習に個別メニューを組み込みました。その結果、私のチームからは県の国体選抜チームに例年以上に多くの部員が選出されました。人の能力を引き出そうとしたこの経験から、自身のコミュニケーション能力や人の長所を見出す力が養われたと実感しています。 続きを読む
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Q.
ご自身の強味・弱みについて、象徴するエピソードについてご記入ください。
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A.
私の強みは逆境でこそ発揮される不屈の精神です。部活動で私は誰よりも筋力や体格が劣っていましたが、誰よりも走り込みや筋力トレーニングをこなし運動量を増やすことで、一年生ながらにレギュラーを勝ち取りました。一方で弱みは優柔不断な点です。研究活動でのディスカッションで周りからの意見を全て受け入れてしまい決断が遅れることがあります。そのため情報の重要性に優劣をつけて取捨選択を行うように心掛けています。 続きを読む
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Q.
心がけている事柄、自己啓発として取り組んでいる事柄についてご記入ください。
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A.
思考を100%言語化することを心がけています。研究活動において研究室のメンバーとディスカッションを重ねることはもちろんですが、授業や研究室での発表においても、全員の前で積極的に意見を述べるようにしています。また、研究費の申請にも挑戦し自分がどのような根拠に基づいて実験を構築したのか再度理解するようにしています。この言語化を習慣的に行うことで、浮き彫りになった曖昧な部分を深く考え直すことが出来ます。 続きを読む
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Q.
あなたは自分の意見・考えが否定された時(例えば指導教官など)に、どのように思い、どのように対応しますか。
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A.
新しい価値観を取り込むために、どのような意見でも大切に受け入れるように心がけています。実際に学会発表において、バックグラウンドが異なる先生から意見を頂いた際に、初めは若干の違和感を覚えるものでしたが、再考して理論立ててみると自分にとって重要な知見として落とし込むことが出来ました。この経験からどんな意見でも受け入れてみることで先入観や固定観念の解消に繋がることを学びました。また、意見を受け入れた上でどうしても納得できない場合は、自分の思考が正確に言語化できて相手に伝わっているのか検討します。その後、お互いの目的や重視している部分を根拠に基づいて議論し、双方の意見を取り入れた案を模索します。 続きを読む
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Q.
あなたにとって”働く”とはどのようなことですか。お考えをご記入ください。
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A.
「働く」とはチーム協働で不可能に挑戦し、人々の笑顔に貢献することだと考えています。私は学生時代の経験を経て人の笑顔を見ることが好きだと実感しました。居酒屋のアルバイトにおいて、従業員同士でお客様の顔と名前を覚えて共有し、より親身な接客を心がけた際に見られたお客様の笑顔や、○○部活動において自分たちで創意工夫して作り上げたチームで勝利した時の応援して下さった方達の笑顔がとても嬉しく、何よりも私の原動力になっていました。振り返ってみると、チーム協働で困難に挑んだ先にこの方達の笑顔があったのだと感じており、これは社会でも同様だと考えています。現在の社会には様々な職種が存在していますが、共通しているのは直接的又は間接的に人々を笑顔にしているという点です。モノ作りにおいては、人々の生活を豊かにする知見や技術、製品を生み出すことが人々の笑顔に繋がります。そして今後求められる成果の一つに、環境問題解決のためにモノを減らすことが求められている中で、モノを生産することで利益を上げなければいけないという困難な道があると考えています。このような成果を達成することは決して一人では成し得ない道のりだと思いますが、学生時代に学んだ「協働」での挑戦が必要不可欠だと考えています。私もチーム協働で挑戦し、困難の先にある人々の笑顔に貢献できる研究者を体現したいと考えています。 続きを読む
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Q.
就職活動に際し、あなたの企業選びのポイントと、その中で最もこだわりたいことを教えてください。
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A.
私は以下の3点を重視しています。「様々な分野で研究開発に注力されているか」、「一人一人が果敢に挑戦できる社風であるのかどうか」、「チームを重要視されているかどうか」です。その中でも特に「様々な分野で研究開発に注力されているか」に軸を置いています。これまでの研究活動で物事の本質に気づく楽しさを実感しました。社会に出ても様々な分野の知見を習得し、学ぶ楽しさを味わい続けたいと考えています。 続きを読む
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Q.
花王を志望する理由をご記入ください。その理由が他社では達成できないかを踏まえてご記入ください。
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A.
貴社は広範な領域で基盤・開発研究に非常に注力されており、特に貴社の独自性の根幹でもある「多分野での科学技術を融合されている点」に魅力を感じたため志望しました。貴社の研究開発に掛ける費用や数々の受賞・論文実績、根拠に基づいた戦略的研究開発を拝見して、人々を笑顔にするための貴社の研究開発に対する本気度を感じ取りました。特に、多様な分野で培われた知識やノウハウの融合は他の企業では見られない貴社独自のスタイルだと感じており、実際に脂質代謝研究と植物性素材探索の融合から生み出された知見はヘルシアシリーズとして人々のすこやかな生活に貢献されています。私は社会では自身の好奇心を追求するだけでなく、その先にある人々の笑顔への貢献にも重点を置いた研究に携わりたいと考えています。高い研究開発力やそれらを人々に伝える応用力を持つ貴社でこそ人に還せる科学研究を実現できると確信しています。 続きを読む
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Q.
花王においてご自身の個性・性格や経験、専門性・習得技術などを通じて、どのような研究者になりたいですか。
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A.
チーム協働で何ごとにも挑戦することで、周りから信頼される研究者を目指したいと考えています。研究ではどれだけ綿密な計画を立てても思い通りに行かず、成果が全く出ない事も珍しくありません。そこで私の持つ「どのような状況でも粘り強く努力できる不屈の精神」という強みを活かして、如何なる苦しい状況でも仲間を牽引して冷静に原因を分析し、チーム協働で最後までやり抜く研究者を体現したいと考えています。また、私は食品の機能性に関する研究を経て、一から新規評価方法を構築するということを行ってきました。この経験から、どのような目的に対しても柔軟に実験手法や改善策を提案できるような応用力のある研究者を目指したいです。 続きを読む
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Q.
花王で取り組みたい研究技術開発の内容、または関心のある分野について2つまでご記入ください。
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A.
分野1 基盤技術研究における生命科学分野での安全生科学研究、特に動物実験に代替する毒性や成分の体内動態予測の研究に興味があります。それは動物実験撤廃が求められている現代において必要不可欠な研究だと考えるからです。また、この代替法の確立には食品科学や薬学、データサイエンスなど様々な分野での知見が必要になるため、異分野の融合による全く新しい成果を導き、その第一人者になりたいと考えています。 分野2 商品開発研究でのヒューマンヘルスケア分野に興味があります。私が現在取り組んでいる食品の機能性に関する研究を通して、普段何気なく口にする食品が科学に裏打ちされたヘルスケア効果を持つことに感銘を受けました。このような食の新たな可能性を商品という形を通して他の人々にも伝えたいという想いがあります。それは貴社の研究成果を最大限商品に活かす力があってこそ成し遂げられるものだと思います。 続きを読む
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Q.
入社後のキャリアについて、思い描くことをご記入ください。
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A.
入社後は貴社の基盤技術研究に従事し、研究に対する姿勢や考え方を実際に感じ取ることで体得しながら、様々な分野の基礎知識を身につけていきたいと考えています。その後は生命科学分野において自らテーマを立案し主体的に研究を行っていきたいです。将来的にはチームのリーダーとして、自身の経験を活かしながら挑戦的な人材の育成に従事し、周囲の人と挑戦する楽しさを共有していきたいと考えています。 続きを読む