22卒 本選考ES
研究職
22卒 | 金沢大学大学院 | 男性
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Q.
◆成長に大切なこと、成長したと思うこと (全角300文字以内) 自身が成長するためには何が大切だと思いますか。 また学生時代の中で自身が成長したと思うことがらについてご記入ください。
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A.
自身の課題を分析し、周囲の協力を得ながら努力の継続が大切だと思います。私は化学の基礎研究への思いが芽生え編入を決意しました。情報を収集し自身の課題を専門知識と時間の不足と分析し、授業を一番の対策としました。予習復習を徹底し最大限吸収に努め、その上で積極的に質問に行きました。どの先生も回答に留まらず深くご教示いただき、化学への探求心とモチベーションの向上に繋がりました。並行し試験対策を立て1年間、毎日12時間取り組み、その結果編入試験に合格し、さらに在籍校では学部生98人中2人の成績優秀者に選出されました。この経験から課題を分析し努力を続け、周囲の協力を得ながら目的遂行する能力が身に付きました。 続きを読む
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Q.
◆強味と弱みのエピソード(全角200文字以内) ご自身の強味・弱みについて、象徴するエピソードについてご記入ください。
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A.
強みはチャレンジングな思考です。反応条件を変えて実験を行う際、自分では当然と、様々な条件を並列で行いましたが、作業面や拘束時間からやろうとは思わないと驚かれました。苦にならずそういう思考で入れることが化学の世界では強みです。弱みは裏返しですが予定を詰め込み過ぎることです。もっと時間をと思う毎日で、帰省時には友人や祖父母、恩師、と目一杯予定を入れ、家族に「見ているだけで目が回る!」と言われます。 続きを読む
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Q.
◆心がけている事柄(全角200文字以内) 心がけている事柄、自己啓発として取り組んでいる事柄についてご記入ください。
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A.
常に向上心を持ち、毎日自分自身をアップデートしたいと思っています。現在はアドバイスいただける人間になることが必要と考え、報告できるだけのデータをあげる努力をし、毎日自らディスカッションを依頼して何かを得ようと取り組んでいます。自己啓発としてTOEICに取り組んできましたが、国際学会での質疑応答では力不足を痛感し、留学生や海外からの先生と積極的に専門的な内容も含めた英会話をするよう心掛けています。 続きを読む
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Q.
◆想い、学んだこと、目的など(全角300文字以内) どのような考え、想いで、研究分野・領域を選択したか。 その想いを実現するための研究活動を通し学んだことは何か、残りの大学研究生活で何を得たいかなどをご記入ください。
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A.
私は有機化学でオリジナルの分子を作ろうと○○大学○○○○科に進学しました。そこで利便性、応用性を求める研究より化学の学術的面白さを追求したいという思いが芽生え、基礎研究ができる○○大学に編入をしました。超分子化学領域のコンセプトが「面白い形の分子を作ろう」というものであり、考えに一致していると研究室を決めました。研究活動で新規化合物を合成した際、教授に「君はこれを世界で初めて作った人だ」と言われ「これが化学だ、生涯続けたい」と心底思えたあの熱い思いを大切にしています。自分の分子と呼べる合成ができたので、残りの大学研究生活で機能評価を行い、自分の研究を完成させる達成感を得たいです。 続きを読む
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Q.
◆”働く”とは(全角600文字以内) あなたにとって”働く”とはどのようなことですか。お考えをご記入ください。
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A.
私にとって「働く」というのは[化学の力で私たちの生活の当たり前を作り出すこと]だと考えています。私が化学を志したのは未知のものを作り出し社会に貢献したいという夢があったからです。私自身の存在意義の追求でもありその思いは今も変わりません。私達の世代は東日本大震災を目の当たりにし、数々の災害が伝えられる中で育ち、自身の無力さを痛感してきました。今現在もコロナ渦という地球規模の危機にあります。そうした中で0を1とすることもでき、世界を切り開くことさえできる化学の力に憧れ、化学で社会に貢献したいと考えました。高校で有機化学に出会い夢中になり、今現在、有機合成の世界に没頭し魅了されています。大学の研究で新規化合物を作った際、「君はこの化合物を世界中で初めて作った人だよ」と教授に誇らしげに言われたとき、達成感と座学では味わえない醍醐味に震える思いでした。この有機化学を軸にした世界で、社会に貢献するという自己実現を果たしたいと本気で思っています。特に有機化学を専門とする研究職は次の当たり前の物を自らの手で生み出す職だと認識しており、問題に対して有機化学の様々な手を使って挑戦することにやりがいを感じるので志望します。また、社会に貢献するには自分が生み出したものを人の手に届けることが重要であると考えています。自分にしかできない価値、技術の提供をして糧を得る、それが働くということだと確信しています。 続きを読む
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Q.
◆企業選びのポイント (全角200文字以内) 就職活動に際し、あなたの企業選びのポイントと、その中で最もこだわりたいことを教えてください。
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A.
私は大好きな有機化学を活かし、お客様に貢献する点に最もこだわっています。有機化学を活かせる企業は化学メーカーと製薬メーカーの二つがあると思っています。その中で、私たちの生活のプラスになるものを生み出すことができる化学メーカーの貢献の方が自分に合っていると考え志望します。また、化学メーカーの中でも、お客様に商品が直接届き目に見える、BtoCの企業の方が私たちの生活への貢献が実感できると考えています。 続きを読む
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Q.
志望動機について◆志望する理由 (全角400文字以内) 花王を志望する理由をご記入ください。その理由が他社では達成できないかを踏まえてご記入ください。
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A.
多分野の科学と技術の融合をめざして研究を行い、使命として「よきモノづくり」を掲げより具体的に実践されている点を魅力に感じています。私が所属している研究室は、有機、無機、生物化学という3つの異なる分野を融合させ、新たな機能を生み出す研究を行っており、異なる分野を組み合わせる製品に可能性を感じています。その中でも多様な専門性を持つ人が集まる貴社の研究開発は、私の研究室と似た環境を感じました。また、貴社の他社には類を見ない、基盤研究の広さと深さを持つ点と、基盤研究・製品開発を融合した学際的な研究体制をもっておられ、そこから生み出された基盤研究を幅広い製品へ活かし、研究成果の価値を最大化して世の中に届けられている点を魅力に感じます。貴社でなら私が大好きな有機化学を軸に様々分野を融合させ、様々な分野の専門家と協働したモノづくりを通して、私たちの生活に貢献し続けられると考えたので志望しました。 続きを読む
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Q.
◆どのような研究者になりたいか (全角300文字以内) 花王においてご自身の個性・性格や経験、専門性・習得技術などを通じて、 どのような研究者になりたいですか。
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A.
私が目指すのは、2、30年後求められるべき快適さを研究者の立場から提唱できるような研究者です。専門である有機化学を武器に新たな製品の基板を研究したいと考えています。しかし新しいことを模索するばかりでなく、何度も戻って考えることの大切さを大学での研究で学びました。学び続ける人間でいたい、という思いから毎日の実験データを見て、毎日何かを得ようと取り組んでいます。貴社での研究では、与えられる研究とともに高い技術を貪欲に吸収し有機合成を軸にスペシャリストとして成長したいです。そこで時代や先端技術に柔軟に対応し課題解決を行うことで多角的な視野を養い、研究者の立場から提唱ができるような研究者を目指します。 続きを読む
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Q.
花王で取り組みたい研究技術開発の内容、または関心のある分野について2つまでご記入ください。(200文字以内)
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A.
私は芳香剤、消臭剤に使われる物質の合成に挑戦したいと考えています。私の父はたばこを数十年吸っています。様々な製品があるものの、何年も乗っている車はいくら消臭剤をかけてもたばこの臭いが消えません。研究職は次の当たり前を生み出す職だと認識しており、私の専門の有機化学の知識、経験を活かして、嫌な臭いを根こそぎ取るような強力な家庭用、車用の芳香剤、消臭剤に使われる物質を新たに生み出したいと考えています。 続きを読む
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Q.
花王で取り組みたい研究技術開発の内容、または関心のある分野について2つまでご記入ください。(200文字以内)
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A.
私は多糖を用いたシュガーカプセルの開発のように、たくさんの製品に応用しうる有機ファインケミカルスや高分子素材の創造を行いたいと考えています。製品の適応範囲が皮膚、毛髪、繊維といった、人を対象としている点に高い使命感を感じます。現在の機能性有機分子の研究で培った知識経験を元に、新たな素材の設計、合成、物性評価を行い、貴社で新たな主戦力となる製品の基盤となる素材を生み出し貢献したいと考えています。 続きを読む