16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
①森ビルは、あなたのことについて知りたいと思っています。 あなたを知る上で欠かせない、これまでの経験や具体的なエピソードを教えてください。
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A.
(タイトル)パフォーマンス団体の代表として観客目線のショーを提案・実行 大学2年の冬から、私はバスケットボールを用いてダンスをする団体の代表として活動していた。代表就任時感じた問題点は、同じイベントに2回以上呼ばれることが少ないことであった。普段の活動を見直した結果、技術面の向上にとらわれ観客が何を求めているのか考える意識が欠けていることに気付いた。そこで、出演者・会場・観客が一体となった空間を目指して、【見る人も見せる人も楽しい空間作りこそがエンタテイメントである】という想いを共有し、観客目線のショー作りに取り組んだ。例えば商業施設の定期イベントでは、利用客の多くを占める買い物目的の家族連れに対して、いかに興味を持ってもらうか、楽しんでもらうか考え抜いた。その上で、毎回内容を少しずつ変更しながら、1)イベント前の出演者による呼び込みを施設側に提案する、2)家族連れに対応した子供参加型の時間を設ける、という2点を行った。しかし、変更により今まで以上に練習回数が増え、団体内で反発が起きた。そこで、全員に「観客にエンタテイメントを届ける当事者」としての意識を持ってもらうため、より実践に近い状態を体験してもらう「場」を作ることに取り組んだ。団体全体としては、1)学年問わず意見を直接言い合う場を設ける、2)見る人見せる人に分かれて練習し両方の視点を理解してもらう、この2点に注力し、誰かに魅せることへの意識を常に忘れないようにした。その上で個人としては、視野を広げるために団体外から良い部分を学び、一人ひとりに合わせて、細かなポイントまでアドバイスした。結果、チーム全体で観客目線を徹底したことで、親子ともに楽しめる一体感のあるショーになり、現在の2ヶ月に1回の出演につながっている。ここから、チームの力を最大限発揮し変化を起こすには、1)共通の目的を掲げ全員に当事者意識を持ってもらう、2)自分が幅広い視野を持つよう行動する、この2点が重要であると実感した。 続きを読む
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Q.
②あなたについてもっと知りたい思いますので、さらに、2つの経験や具体的なエピソードを教えてください。
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A.
(タイトル①)イメージのすり合わせを重視しゼミグループ研究を推進 3年次より労働経済学ゼミで活動している。イベントスタッフのアルバイトにおいて、定職を探す年上の方々と接した経験から公共職業訓練に関心を抱いたからである。ゼミ活動の中で、製造業の技術継承問題の厳しさに関心を抱いたため、3年後期のグループ研究では中小製造業の人材問題を扱った。具体的には、ポリテクカレッジという歴史の浅い公的教育機関に注目し、現状を踏まえた対策提案をゼミ内で発表した。この過程では、中小製造業自体や必要な技術水準の認識の違いから議論が停滞することが多々あった。そのため、直接対象機関に訪問して、ヒアリング・設備見学などを行い、イメージをすり合わせる作業を重視することでこの課題を解決した。 (タイトル②)有志4人でジャンルの枠を超えたパフォーマンス大会を開催 上記サークル経験において似た内容のイベントが多いと感じていたことから、同じ思いを持った友人が開催していた大会に途中参加した。その大会はジャンルに拘らない新規性の一方、審査基準の曖昧さが問題であった。そこで、観客目線の心弾む空間を提供するべく【エンタテイメント性を追求した観客投票のみの審査基準】の採用という目標を立てた。しかし、大会は技術を競う場所という考えを無視したものであったため、当初は賛成を得ることが出来なかった。しかし、「観客のためのパフォーマンス」という考えを自らの経験から根気強く話し、意見を交換し合うことで採用してもらった。結果、200人の観客に自ら審査する新たな見方を提供できた。 続きを読む
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Q.
③当社を志望する理由を教えてください。
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A.
■利用者に「新たな気づき」をもたらす空間を作りたい■私は大学時代、マイナーなパフォーマンスの舞台に立つ側と舞台を作る側を経験し、その中でいかに観客に今まで知らなかった魅力を届け、楽しんでもらうかを念頭に空間作りをしてきた。この時、初めて見たものの魅力に気づいた観客の反応や表情にやりがいを感じていた。そこで、私は期待される価値を超えた魅力を提供することで、人々に「新たな気づき」をもたらし、心弾ませる空間を作りたいと考えた。特に貴社には、1)長期的スパンでの地権者との対話を重視し、共に街を作っていく点、2)タウンマネジメントを通して、開発した場所からさらなる付加価値を生み出し続けようとする挑戦的な姿勢を持つ点、の2点からとても魅力を感じている。貴社であれば、地域の想いを大切にしながら長期的視点でその未来を共に考え、本当に必要な「新たな気づき」を届ける空間作りに挑戦していけると考えている。 続きを読む
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Q.
④職住近接、都市と自然の共生を具現化したヒルズの原点である 「アークヒルズ」 および400名を超える権利者と17年の歳月をかけた国内最大規模の都市再開発事業であり、東京に新たな文化都心を生み出した「六本木ヒルズ」について、感想や意見をお聞かせください。
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A.
「アークヒルズ」高層建物が多く立ち並ぶ六本木の地にありながら様々な種類の緑空間を持つこの建物は、貴社の開発の軸を体現する存在であると感じる。その一方で、イベントの有無によって人の賑わいにばらつきがあるように感じたため、常に集客が見込めるコンテンツを新たに作ることが求められると思う。 「六本木ヒルズ」完成後もその場所を活用して常に価値を生み出し続けていることに魅力を感じる。スターウォーズ展などの老若男女向けのものから、森美術館のような本格的な芸術品まで行くたびに幅広い芸術・文化に触れることができる。一方で、建物内の狭い通路や入り口付近の歩行者側にせり出す壁などから「圧迫感」があるように感じたため、開放感を生み出す工夫が必要であると考える。 続きを読む