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日本IBM株式会社 報酬UP

【信頼と共感、課題解決の先へ】【19卒】日本IBMのITスペシャリストの本選考体験記 No.5979(青山学院大学/女性)(2018/12/21公開)

日本IBM株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2019卒日本IBM株式会社のレポート

公開日:2018年12月21日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • ITスペシャリスト

投稿者

大学
  • 青山学院大学
インターン
  • 未登録
内定先
  • 英揮情報システム
  • 日本IBM
  • コムチュア
  • 富士通
入社予定
  • 富士通

選考フロー

企業研究

企業研究については、まず基本的な情報(本社所在地、社長の名前、従業員数、売上高等)を全て調べてノートに書き写した。また、企業研究をするにあたって競合他社との比較や、業界に対する深い理解が重要になるため、業界の動向を調べ、それもすべてノートに書き写した。最新の業界ニュースを検索し、実際にIBMが現在どのような分野に力を入れ、成果を上げているのか、業界の中でどのような立ち位置にいるのかを把握した。これらの情報は、日経テレコンで検索した。様々な企業の情報が一度に調べられるため、利用できる人はぜひ活用すべき。また、会社が目指す方向性を知るために、ホームページをみて、そこに載っていたシステムや商品について、自分が興味を持ったり、気になったりしたものは、それがどんな機能を持つものなのか簡単に説明できるようにしておいた。とにかく、競合他社と比較し、なぜIBMでなければいけないのか、IBM独自の魅力を見つけ、自分の言葉で話せるようにしておくことが大切。また、幅広い分野で事業を行っている企業であるため、自分が興味を持っている分野でどんな貢献がしたいかについての考えがあると、働くイメージを持つことができていると評価してもらえると思う。

志望動機

ITという未開の分野とお客様をつなぐ役割を担うことで社会に貢献し、生きやすい世界を実現したいです。私は学生時代に留学生チューターや、韓国語の勉強などを通して、人々の間にある齟齬の解消し、その裏側にある課題の解決を考える仕事にやりがいを感じてきた。また幼い頃からモノ作りが好きでした。だからこそ、お客様が抱える課題に共に悩み、解決策を形にしていく仕事がしたいと考えています。これからの時代、日本の人口が減る中で生産性を保つためには、どんな産業分野にも事業効率化のためのIT技術が必要とされるはずです。枠組みを超えた出会いによって世界規模で新たなビジネスが生まれる可能性もあります。それを支えるためには、長い歴史と確かな技術を持ち、グローバルな環境で常に新しいことへの挑戦を続けるIBMが最善の場所だと考えています。ITに関する知識がない分、学習意欲は強いです。IBMにおいて向上心を持って学習を続け、上流から下流までの技術を身につけたITスペシャリストとして成長していきたいです。また、多彩なキャリアを描くことができる環境もIBMの魅力であると考えています。ITスペシャリストとしての成長の先に、自分の強みを生かせる分野を見つけていきたいです。

エントリーシート 通過

実施時期
2018年05月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

・IBMではお客様の成功に全力を尽くし、お客様や社会にとってかけがえのない存在になることを目的としています。あなたはIBMの一員として、お客様や社会にどのような貢献をしたいですか?希望職種を選択した理由に触れながら具体的に記述してください。
・IBMは世界に価値のあるイノベーションを届けることを企業理念の1つとしています。あなたが取り組んだイノベーションについて教えてください。イノベーションの定義は様々です。何か新しく生み出したことでも、現状を改善した経験でも、ささいなことでも構いませんので、具体的に記述してください。
・IBMではグローバルチームの一員として、全ての関係者に誠実に対応し、自らの責任を果たすことが求められます。あなたが他者と協業して何かを達成した経験について具体的に記述してください。ただし、他の設問とは異なる体験について記述してください。

ES対策で行ったこと

この企業の選考までに何社分もESを書いていたので、比較的スムーズに書き上げられた。説明会やインターンに参加していなかったため、会社のことについてホームページで何度も調べてから書いた。

WEBテスト 通過

実施時期
2018年05月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

とにかく参考書を何度も繰り返し解いた。難しい問題を解けるようになることよりも、時間を有効に使えるようになることが大切。

WEBテストの内容・科目

企業独自の問題
言語、非言語の他に、エンジニアへの適性を見るテストのようなものがあった

グループディスカッション 通過

実施時期
2018年05月
形式
学生5 面接官不明
時間
30分
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

テーマ

アヒルのレースが行われ、その授賞式を行うことになったが、担当者が体調不良になり、順位がわからなくなってしまった。今わかっている情報だけで授賞式を成功させてください。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

(問題の内容の補足として、アヒルの色や飼い主の名前、アヒルの名前などの情報が渡される。たとえば、「AさんのアヒルはBさんのアヒルより早かった。」「Cさんのアヒルは紫色ではない」等。あとは、ペンや付箋、方眼紙がわたされ、自由に使うことができる。)難しい問題で、そもそも回答がある問題なのかどうかも怪しい。答えよりも、きちんと情報を整理できるか、問題の本質的な部分を捉えられているか、人の意見をきちんと聞けているか、出した意見の質はどうか、といった点が評価されていたのではないかと思う。中国人の方がいて日本語があまりうまくはなかったが、みんな最後まできちんと彼女の話を聞き、理解し、フォローする姿勢を心がけていた。例えばこの問題だったら、まずは飼い主の名前、アヒルの名前、アヒルの色、という3つの項目についての情報がでてきているため、それぞれについて分けて考えてみたらどうか、であったり、そもそも本質は授賞式を成功させるにはどうしたらいいのか、という部分にあるため、すべての順位を導き出すことが必ずしも成功に繋がるわけではないのではといった意見を私は出した。

最終面接 通過

実施時期
2018年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
40代くらいと50代くらいのSE2人
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

とにかく面接中は、明るく話すことを心がけ続けた。また、「激務でストレスも多い仕事だが大丈夫か」「独自のストレス発散方法は持っているか」といったことも聞かれたため、とにかくストレス耐性があることをアピールしたことと、それまでの質問でもともとの明るい性格をアピールしていたことが評価に繋がったと感じた。

面接の雰囲気

片方は非常に好意的に私話を聞いてくれ、表情も明るいとても優しい方だった。もう片方の方は、私の名前を間違えたり、ため息をついたりしていて、表情も暗く、私が何か言ってもその内容にはそれほど興味がないようだった。私と明るいほうの方が場の雰囲気を何とか盛り上げようとしているような雰囲気だった。

最終面接で聞かれた質問と回答

エントリーシートの留学生チューターのお話について教えてください。

私は留学生をサポートするチューター活動の中で、学部リーダーという役割を担っていました。その中で、一番の問題は、担当留学生と音信不通になるチューターが続出したことでした。大学への報告書提出を怠ると活動ができなくなるため、留学生の様子がわからない状態は致命的だったため、経営学部のチューター全員で状況の改善に取り組みました。様々な人に話を聞いて原因を考えたところ「チューターに対する認識のズレ」があるとわかりました。チューターの定義が曖昧で、それぞれが考えるチューターの仕事が異なっていたのです。コミュニケーションの改善が必要だと考え、以下のことを行いました。1.チューターが悩みを共有する場をつくること、2.留学生1人1人のニーズを推測し、連絡方法と内容を見直すこと、3.学部のイベントを企画し相互理解を深める機会を増やすこと、です。すると、徐々に留学生からの信頼が得られ、音信不通は解消されました。そして全員がチューターの役割を全うできました。最後には、全体として認識のすり合わせを行う機会を作るよう提案しました。この経験から、課題解決において問題の本質を理解し、丁寧なコミュニケーションによって信頼関係を築くことがいかに重要であるかを学びました。

ESにあるアルバイトの話について、詳しく教えてください

アルバイトにおいて環境の改善に貢献しました。私は中学高校時代の部活動での経験から、環境が変われば人のパフォーマンスも変わると考えていたため、普段からよくないと感じていた締め作業中の雰囲気を改善すれば、スタッフの作業効率が上がり、みんながもっと早く変えることができるようになるのではないかと考えました。雰囲気が悪い原因は誰もが嫌がる作業をお互いに押し付けあっていることにありました。そこで、まず私はそれらの仕事に自ら取り組むことを心掛けました。次に、他のメンバーも積極的に作業に取り組むようになるよう工夫しました。「嫌な作業」自体がなくならないと根本的な解決にはならないと考えたからです。力作業は筋トレ、ごみ捨てはタイムトライアルと称して少しでも楽しみながら取り組むことを心がけました。自分が率先して楽しむことで「楽しそう」「やってみたい」と思ってもらうことを狙いました。その結果として、締め作業中のメンバー同士のコミュニケーションが増え、雰囲気の改善に繋がりました。退勤時間が平均で1日15分早まり1か月で約4万円の人件費削減にも貢献することができました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

6月1日に内定のメールが届き、承諾期間は1週間だった。内定の承諾はインターネット上からボタン一つでできるようになっており、そのボタンを押すと、内定者サイトへのログイン方法や交流会への参加のお知らせが届いた。しかし、受諾期間後に内定をもらった他社に決めたため、一度ボタンは推してしまったものの、辞退の連絡をした。連絡先がメールアドレスしかなかったため、メールにて連絡をすると、すぐに返事が届いてスムーズに辞退することができた。内定から辞退するまで、一度も電話等直接の接触はなかった。

内定に必要なことは何だと思うか

IT業界とひと口に行っても、企業ごとに立ち位置や業務内容が大きく違います。自分がどんな仕事をしたくて、それを実現するにはどのような規模のどういう種類の会社に入ればいいのか、きちんと調べることが大切です。そのうえで、この会社を選んだとしたら、自然と自分の言葉で志望動機が言えるようになります。ITスペシャリスト職は恐らく人手をかなり必要としていて、採用人数も多いと思うので、あまり気を張りすぎず、自分がIBMに入ってどれだけ頑張れるのかをアピールすることが大切だと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

内定をもらえたのは、一つにきちんと思考を整理する方法を身につけていたからだと思う。やはり職業柄、論理的な思考が大切になってくるので突然の質問に漏れ生に論理的に対応できるように心がけた。もう一つには、やはりどんなに大変でも頑張ることができるという点をアピールしたことだと思う。面接官から、仕事は大変だが大丈夫かとしつこく聞かれたので、ストレス耐性があるかどうかも内定に繋がる大きなポイントだと感じた。

内定したからこそ分かる選考の注意点

ESやWEBテストを除けば、選考がグループワークと面接だけなので、いかにグループワークで質の高いパフォーマンスができるかが意外と重要になると感じた。早いうちから選考を行っているので受けてみてもいいと思うが、内定受諾期間が決まっているうえ短いため、精神的に少し負担に感じるかもしれない。WEBテストが特殊で難しかったので、あまり結果を気にしすぎずどんどんわかるものから解いていくことをお勧めする。

内定後、社員や人事からのフォロー

私は内定を辞退してしまったため詳しいことはわからないが、内定後に送られてきたメールには、先輩社員との交流会や、女性のキャリア相談会のようなものがあると書いてあった記憶がある。

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日本IBMの 会社情報

基本データ
会社名 日本IBM株式会社
フリガナ ニホンアイビーエム
設立日 1937年6月
資本金 1053億円
従業員数 16,111人
売上高 7309億円
決算月 12月
代表者 山口明夫
本社所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目6番1号
電話番号 0120-40-6655
URL https://www.ibm.com/jp-ja
採用URL https://www.ibm.com/careers/jp-ja/early-career/entry-level/
NOKIZAL ID: 1130222

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