【未来を創る挑戦】【21卒】野村不動産の冬インターン体験記（文系/デベロッパー体感コース）No.11695（慶應義塾大学/女性）（2020/11/17公開）

サマーインターンの複数日の応募に落ちてしまい、その代わりにこのワンデーインターンシップに応募することができた。デベロッパーをの仕事をリアルに体験できるワークが詰まっているとのことだったので応募し、参加した。

サマーインターンシップに応募した。その際にすでに会社の説明などは聞いていたため、そこで企業分析は済ませていた。

過去の例をもとにしたある地区の再開発計画

1日目にやったこと

軽く企業の説明や、力を入れていることを聞いた。しかしこれは、すでに知っていることが前提で、人事の方もすでに知ってることばかりだろうから簡単に紹介、というスタンスだった。
デベロッパー体感ワークでは、グループで資料の読み込みから発表まで行った。

人事部社員

なし

理想の街を作りたい気持ちは大切だけれど、予算などの現実的なことも考えて取捨選択する必要がある、というフィードバックが印象的でした。しかし、全体の印象としてフィードバックの質が低かったです。

1日に詰め込まれていたので、休み時間が少ない中、かなり膨大な資料を読み込む必要があったことは大変だった。資料の読み込み時間などは個別に取られていないため、グループで話し合って時間配分を決める必要があった。話し合う時間もかなりタイトで、議論が白熱してきたところでタイムアップになってしまうこともあった。

デベロッパーとして必要な素質について学ぶことができた。具体的には、様々な関係者の目線や意見を取り込み、多くの人を巻き込みながら進めていく力の必要性、取捨選択の判断力の必要性などが挙げられる。また、チームメンバーの雰囲気が他の業界のインターンシップとはかなり異なり、コミュニケーション力やチームワーク力に長けている人が多いと感じた。

特に専門的な知識は必要ないが、実際のデベロッパーの施工例を見ておくと、その企業が重視しているポイントなどをもっと提案に組み込めたかもしれない。

短い時間ではあったが、実際にワークで扱った案件を担当した若手社員の方のインタビュー動画などを見ることもでき、どのような信念を持って何を大切にして働いているのかや、会社の風土や雰囲気がよく伝わった。デベロッパーワークも本格的で自分がどのように働くのか想像できた。

複数日インターンの落選者向けのワンデーだったにもかかわらず、かなり参加学生のレベルが高かったため、もっと具体的に志望理由を固め、差別化しなければ内定は難しいと感じた。しかし、実際にデベロッパーワークを体験できたことは自分の経験をもとに話せるネタが増えたので良かったと思う。

デベロッパーの業務の面白さを知ることができたからです。
インターンシップを通じて実際に業務の体験ワークをすることで、どういうところが難しいのか、どういうところにやりがいを感じるのか、自分の中で志望動機が明確になりました。人々の暮らしや人生に寄り添っていることを強く感じたため志望動機が上がりました。

特にこのインターンシップを通じて企業による優遇はないと考えられる。
しかし、自分の中で志望動機を整理したり、経験としての肉付けにする分には非常に有利になると思う。

人の生活に近い仕事がしたいと考えたことから、不動産業界を志望していた。具体的な企業としては、野村不動産、森ビル、三菱地所、三井不動産、東京建物などを見ていた。
また、金融業界からも不動産に関われることを知り、それも一つのアイデアとしてありだと思い、信託銀行なども視野に入れてインターンシップに応募していた。

志望は不動産業界から変わらなかった。しかし、ワークを通じて、街づくりは意外と住む人個人個人までとは関われないことを実感し、三菱地所レジデンスなどのハウスデベロッパーも視野に入れるようになった。また、信託銀行などの不動産業務は街づくりなどとはまた違い、土地の処理などの業務がメインとなることを知ったため志望からは外れた。