【銀行の武器を活用】【21卒】三菱ＵＦＪ銀行の夏インターン体験記（文系/総合職　法人営業）No.12466（慶應義塾大学/女性）（2021/1/21公開）

銀行に興味を持ったため他銀行との比較検討材料にしたいと思い、メガバンク全てのインターンに参加していた。メガバンクは行風がかなり違うと聞くため、実際に自分で社員の方とお会いするなどしてそれを確かめたいと考えていた。

銀行の業務の基本的な内容について調べておいた。また、それと同時になぜUFJなのか、というところについても突き詰めておいた。

実際に過去に扱った案件を事例とした課題解決型グループワーク

1日目にやったこと

下調べを行なった。企業に対して、融資に加え銀行が持っている武器をいかに活用して、説得力を持って提案できるかということが重視されていたため、企業についてとにかく徹底的にチームで調べた。

2日目にやったこと

引き続き企業についての調査を行なった。お客様役の行員の方に、ヒアリングを行う機会もあった。これまでの調査とヒアリング結果をもとに、銀行が何を提案してどのように問題解決できるのか、コンサルの掛け合わせのようなことをしながら案をまとめた。

3日目にやったこと

午前中で全ての発表準備を完成させる必要があったため、最終調整やパワーポイント、原稿の作成などを行なった。行員のかたは困っているとすぐにアイディア面から助けてくださるためとても助かった。午後には発表を行った。

肩書きの高い社員

なし

とにかく顧客を知る、というフィードバック。アイディアを先行させて考えるのではなく、現状を分析し、課題を見極めた上でその課題に対して銀行ができることを、銀行全体を使って考える、というフィードバックが印象的だった。

膨大な企業情報の中から、皆で読み合わせをして自分が調べたことを取捨選択して伝えることが難しかった。とにかく情報量が多いため、いかにして必要な情報とそうでないものを見分け、チームメンバーにわかりやすく伝えられるか、そしてチームメンバーからの情報を消化して活用するかがその後のグループワークをうまく進める鍵だと思う。

銀行業務と三菱UFJ銀行の社風についてよく知ることができたこと。銀行業務はもっと単調で、保守的なものかと思っていたが、意外と考えがいがあって、攻めたこともできる業務だということがわかった。コンサルと似ていると思った。
UFJは他行と比べると、いい意味でも悪い意味でも普通の人が多いと思った。

特に準備は必要ないが、企業の情報は何を見ることで知れるのか、などについて知っていると有利だと思う。また有価証券報告書なども目を通したことがあるといいと思う。

実際にインターンシップに参加する前に抱いていた銀行業務のイメージであった堅い、真面目という印象よりも、社員の方もフランクで接しやすく、業務内容についてもやりがいを感じるものであったから。休みなどもある程度は取りやすいようで、各種福利厚生も整っていると社員の方から伺った。

三菱UFJの行員の方の雰囲気があっていると感じたことと、銀行の業務において自分の得意分野とすることを生かすことが出来るとわかり、そのことをメンター行員の方からも褒めていただき、どのように面接で強みとして伝えればいいのかなどについてアドバイスをいただいたため。

志望度が上がったのは銀行の業務が自分の想像以上に面白いものであることに気がついたため。ただお金を融資できるかを業績などを見て判断するだけではなく、企業に寄り添い本気で銀行ができることを考えるのが面白いと思った。また、コンサルと違って銀行はその失敗や成功がもろに降りかかってくるためより責任を持って考えられると感じた。

メンターの方からいろいろなことを聞けるため。不安なことや疑問点があったら面接前に解消しておく事が可能である。またインターン参加者はESで落ちることはほとんどないということも聞いた。

銀行やコンサルを中心に幅広い業界を見ていた。そのため、夏のインターンシップでは銀行メガバンク３行の他に、デロイトトーマツやアクセンチュアなどのコンサルのインターンシップや、レバレジーズなどのベンチャー企業、メーカーなどのインターンシップにも参加した。その中で自分に合う業界を見極めるとともに、相性のいい社風についても考えたいと思っていた。

自分はより密接に相手と関わり、臨場感と責任を持って取り組める仕事にやりがいを感じることや、社風として戦略コンサルや外資系企業のようなガツガツした雰囲気よりも穏やかな日系企業の雰囲気の方が居心地よく力を発揮できることがわかった。そのため、コンサルの中でも穏やかな社風を持つ企業や銀行などを中心に今後の就職活動は進めていくことになった。