【アウトプット力UP！クリティカルパスで勝負】【21卒】NTTコムウェアの冬インターン体験記（文系/総合職）No.11171（慶應義塾大学/男性）（2020/10/14公開）

アウトプット力を高めるため。自分はSIer・通信業界を志望していたが、インターンにはほとんど参加してこなかったため、本選考において自身の本来の力が発揮されるか不安な面もあったため、参加敷居の低いこのインターンにとりあずエントリーした。

ESを書くために新卒採用ホームページに軽く目を通した。そこで具体的な事業や企業の特徴を抑えておいた。

プロジェクトマネージャーとしてクリティカルパスを活用し案件を期限内に終わらせる

1日目にやったこと

前半と後半に分かれている。前半部ではクライアントのソリューション提案といった営業体験が行われる。後半部では、タブレットを用いたプロジェクトマネージャー体験が行われ、どのチームが一番早く案件を終了させられるかを競う。

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ITという特質上、想定外な事案はつきものであるということと、案件を引き受けた以上どんなことがあっても期日までにシステムを納品しないといけないという、実際の業務で重要なことを教えられた。

後半部のプロジェクトマネージャー体験が少々入り組んでいた。クリティカルパスを用い、ベンダーの特徴に基づきどのベンダーにどの業務を割り当てるか、ちゃんと戦略を立て軌道修正を行いながらワークを進める。また、学生側のタスクは多岐にわたるため、いかに役割分担が班で行えるかが鍵であった。

具体的な業務がイメージしづらいSIerの業務の概要について広く学べた。また、プロジェクトマネージャーの具体的な役割だけでなく、求められる特質についても理解することができた。ゲーム要素の強いワークであったため、班のメンバーと楽しく行えたこともよかったのでは。

業界全体についての説明が薄いので、最低限IT業界の全体像やSIerについて理解しておくだけよいと思う。

NTT主要5社の案件を引き受ける内販メインの企業であるため。インターンでは外販向け案件にも従事できると説明されたが、実際は運用保守メインの内販企業であり、そのような業務は魅力的に感じなかった。また、雰囲気もお役所的であるため、そういつた点でも自分に合わなかった。

企業の立ち位置として業界内でのプレゼンスが高くないため、採用難易度は低めに感じる。現に本選考においても、大手企業に比べ質問の難易度が高くなく、それに対する返答の質もあまり要求されなかった。ただ、業界・企業理解についてはしっかりと行わなければ、当たりまえだが選考に落ちる。

もともとアウトプット力を高めるためにこのインターンに参加したため、参加前から志望度はあまりなく、インターン後もそれが変わることはなかった。一次受けとして大手クライアントと商談をすることなく、内販メインで保守運用に携わることは面白くないと感じた。

インターンに参加すると、非インターン参加者よりも若干早く選考を受けることができる。ただ、早く受けれるだけで、優遇されることはない。インターンでの経験を面接で話せる点はプラス。

秋ごろまでは食品メーカーを志望していたが、転勤必須なうえ企業体質が旧態依然であるため、就活を進める中で魅力を感じなくなった。その中で、東京勤務かつ先端的であるIT業界に関心を持った。ITの中でも、コンサル系の知的業務に従事できる元請けの大手SIerと通信業界を志望し始めていた。具体的企業名は、NTTデータやNSSOLなど。

このインターンを通じ、志望企業や業界が変わることはなかったが、プロジェクトマネージャーは自分に向いていないと感じた。自分が先導してクライアントの業務改革に携われる職種に従事したいと考えていたため、人材管理のようにプロジェクトマネージャーは自分に向いていないと早くから気付くことができた。そのため、他企業の志望動機を練るうえでも大きく役立った。