20卒 本選考ES
総合職
20卒 | 上智大学 | 男性
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Q.
これまでの人生の中で、あなたが一番挑戦をしたエピソードを、具体的にご記入ください。(600文字以内)
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A.
私が人生で最も挑戦したことは、体育会ワンダーフォーゲル部での主将としての活動だ。当部には、部員の主体性の欠如という課題があった。安全第一の登山では常日頃から「自分の身は自分で守る」という主体性を持って準備することが大切だが、準備は「楽しくない」ことが多いため、当部はそれを入念に行うことから避け、その結果山行中の道迷いや体力不足の露呈等の問題が発生していた。そこで、私はこの課題を改善する取り組みを行った。まず、部内での技術講習に、少人数の班での課題解決や幹部以外の部員による指導等の学習方法を取り入れ、部員が主体的に学べるようにした。また、各自の目標とやるべきことを記入する「目標設定シート」を導入し、目的意識を持たせるようにした。これらの取り組みに対して反発する部員もいたが、「楽しくない」準備が至上の「楽しみ」を生む、という考えを一人一人と対話する中で明確に伝え続け、部員を巻き込んでいった。このように、幹部だけでなく、部員全員で協力して部全体で底上げを図る取り組みによって、部員一人一人が自覚と責任を持つようになり、結果として今までより安全な登山活動を可能とした。またそれによって、以前より難易度の高い登山活動に部で挑戦できるようになった。この経験から、一人一人と向き合いながらも自分の意志を貫き、周囲を巻き込んで課題解決をやり抜く、という私なりのリーダーシップを学ぶことができた。 続きを読む
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Q.
大学・大学院生活における最大の困難や挫折は何ですか?また、それを他者を巻き込みながらどのように乗り越えたのか、具体的なエピソードを交えてご記入ください。(400文字以内)
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A.
体育会ワンダーフォーゲル部での幹部の意志統一だ。活動における主体的な「準備」に力を入れる際に、体力と技術のどちらを軸にするかで、幹部内で意見が割れた。①登山は体力がベースで技術は体力がないと使えないから、とにかく体力を増強すべきだ、②技術は知らないと使えない上に、万が一の時は体力など関係ない、という意見だった。初めは一人一人が自らの考えを主張するだけで意見が「ぶつかって」いて、埒が明かない状態だった。しかし、部員のために大切なのは一人一人が意見を「ぶつけ合うこと」だ、ということを伝え続ける中で幹部の意志統一ができ、技術講習と同時に、実際に山に行く回数を増やして体力向上と技術の実践をする取り組みができた。これは、自ら主将として「部員のため」を第一に考える精神の共有に注力したことが要因だと考える。社会人としても、自分のためだけでなく、お客様を第一に考えた仕事ができる人材になりたい。 続きを読む
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Q.
あなたが当社に入社し、実現したい事は何ですか?10年後の世の中をイメージしながら、あなたが世の中に提案したい新しいライフスタイルを具体的に記入してください。(600文字以内)
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A.
私は将来、多様な人の生活の中心となり、唯一無二の「ないと困る」空間やサービスを創造したい。体育会ワンダーフォーゲル部での主将の経験からこの考えに至った。部の課題に自ら向き合い改善していく中で部に欠かせない仕組みを確立できたことにやりがいを感じ、社会人としてそのような仕事がしたいと考えた。また、地元地域で再開発が進み、その場所が地域にとって「ないと困る」空間となる等の変化から街づくりの影響力を実感し、その中で事業を主導できる総合デベロッパーに興味を持った。EC市場の拡大や働き方改革の影響で、今後10年であらゆる場面で従来の空間の在り方が変化することは必至だ。今まで必ず必要とされていた商業施設やオフィスの必要性が薄れる中で、いかにして人が集まり、必要とされる空間が創造できるかが重要だと考える。「オフィスに働きに行きたい」「その場所に行くことが楽しみ」と人々に思ってもらえる空間を創ることで、人々に新たな価値を創造できると考える。貴社はこれまで、業界の中でも特に、その時代の社会問題に立ち向かう「挑戦するDNA」を大切にし、時代の変化に応じて事業領域を拡大して多様なニーズに応えてきた。また、時代の変化を先読みし、そのニーズを反映するために考え抜いてハコモノを超えたライフスタイルの創造を行ってきた。だからこそ、人々に必要とされ、「ないと困る」空間やサービスを創造し新たな価値を提供できると考えている。 続きを読む