- Q. 志望動機
- A.
株式会社ベイカレントの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社ベイカレントのレポート
公開日:2019年7月10日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- コンサルタント
投稿者
選考フロー
企業研究
各社就活サイト(外資就活、OneCareerなど)を中心に最低限コンサルティング会社にどのような種類のものがあるのか、また何をやっているのかということは最低限理解しておくとよいと思う。
個別の企業の違いに関しては、ベイカレントコンサルティングは、「ワンプール制をしいていて様々な業界を幅広く経験できる」ということが抑えられていれば十分なのではないかと思う。(実際に選考の過程の中で「どうしてベイカレントなのか」ということを問われることはほとんどなかった。)
選考対策としては、「東大生シリーズ」のフェルミ推定とケース面接のものの2冊を読んでおくことはやっておいてよかった。インターン選考ではフェルミ推定を行う面接と、普通のケース面接の2種類があった。
志望動機
選考を通じてどうしてベイカレントなのかということはほとんど問われなかった。そのため、基本的にはコンサルタントになることを志望している理由を述べたうえで、おまけ程度にベイカレントではワンプール制をしいているため、様々な業界にチャレンジする機会が他社よりも多いと考えたというように述べるようにしていた。コンサルタントの志望理由は以下の通りである。
①優秀な人が多い
これまでの人生において、自分よりも優秀な人が多くいる環境に身を置くことで視座を高く持ち、自分の実力を余すところなく発揮するように意識して過ごしてきたため、優秀な人が多いとされるコンサル業界に身を置くことでこれまでのように自分の実力を余すところなく発揮できると考えたため。
②特定の手法に縛られない
特定の手法に縛られないことにより、顧客にとって最適なソリューションを提供できると考えた。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2018年07月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
市販の玉手箱の問題集を何周かして問題形式になれるようにしていた。また、この企業を受ける前に他社でも同様のWEBテストを受けていた。
筆記試験の内容・科目
一般的な玉手箱の試験である。企業オフィスの会議室のような場所で受験させられた。電卓と計算用紙が渡される。
WEBテストと同時に新聞記事のようなものを読んで、意見論述をするような論述問題も解いた。(「働き方改革に賛成か」といった内容だった。)
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年08月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 中堅コンサルタント
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
笑顔でハキハキと面接官と対話をすることでができたこと。相手の指摘を素直に受け入れるようにしていたこと。
面接の雰囲気
和やかに進んだ。面接官も圧迫してくる感じは全くなかった。最後の逆質問では自分の質問に非常に丁寧に答えていただいた。
1次面接で聞かれた質問と回答
携帯電話会社に関するケース面接 富裕層向けの携帯会社と格安の携帯電話会社とその中間の携帯電話会社がある。その中間の携帯電話会社がシェアを他の2社に奪われてしまっている。このシェアを取り戻すには。
富裕層向けの携帯電話会社と格安スマホの携帯電話会社の中間にあるような会社が対象とする携帯電話会社がメインターゲットとしている層は学生が多いと考えられる。一方で富裕層向けの携帯電話会社は通信費用を電話などで多く消費するビジネスマンなど、格安スマホは普段外出することが少なく、出先で携帯電話を使う機会が少ないと考えられる主婦などがメインターゲットにされているものと考えた。
中間の携帯電話会社がシェアを取り戻すためには、月額の料金を使用通信容量に応じて小刻みに料金を設定することが一つある。(例えば3GB、5GB、7GB、9GB、11GBといったように多くのオプションを用意する。)そうすることで富裕層と中間層の間や中間層と格安層の間をさまよっており、現状他社に奪われてしまっている消費者を取り込みやすくなると考えられる。
【逆質問】 今回のケース面接は不慣れなこともありいい出来ではなかったが、短時間でうまく論理を構築し、このようなケース面接でいいアウトプットを出せるようにするためには何かいい訓練方法などはあるか?
結論から言うと「たくさん訓練・練習をすること」です。自分も就職活動を始めたときにコンサルティングをやりたいと思い、社会人の方に似たような質問をしたことがありました。その時に返ってきた答えが「たくさん訓練・練習をする」ということでした。(面接の部屋から見えるビルを指さして)あのビルを分解してみてと言われたらどのように分解するか、といったことや、通勤電車の中で、乗車人数などのフェルミ推定を行うようにしたり、といったことをその言葉を聞いてからは意識的に行うようにしていました。内定者の人たちを見ていてもはじめはなかなかうまく構造化ができなかったりなどといったことがよく見られるが、回数を重ねていくうちに制度が上がっていっているので、やはり場数をこなすということは非常に重要です。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年08月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 外国人のコンサルタント
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
話すことに抵抗がない程度の英語力を示すことができたことに加えて、無難にフェルミ推定を行うことができたこと。
面接の雰囲気
英語での面接でした。面接官は「ゆっくり話すので、英語が理解できなかったりしたら遠慮なくいってください」と言ってくださった。実際かなりわかりやすく話してくれたので、TOEIC800点程度の英語力があれば少なくとも質問内容がわからないということはないと思う。
2次面接で聞かれた質問と回答
コーラの年間市場規模のフェルミ推定。
コーラの消費の面からフェルミ推定を行った。年齢のによりコーラの消費量は変化すると考えられるため、大まかに0~20歳(若年層)、21~60歳(中年)、61歳~(高齢層)といったように階層分けを行った。単純化のため、ここではコーラは500mlのペットボトルの者のみを考える。それぞれの階層のライフスタイルから1週間当たりのコーラの消費量を概算する。(これは500mlペットボトル何本かで考える。)そこで求めたコーラの消費量から年間のコーラの消費量を求め、そこに500mlペットボトル1本あたりの単価を掛け合わせることでコーラの年間市場規模を求めた。若年層は2本/週、中年は1本/週、高齢層は0.5本/週とした。これは各階層のライフスタイルを考慮したものである。
【逆質問】 日系のコンサルティングファームであるにもかかわらず、どうして英語面接を行っているのか。
確かに弊社は日系のコンサルティングファームであり、クライアントのほとんどは日系企業であるため、国内で仕事をするのであれば使用言語は日本語になる。しかし、世界がグローバル化が急速に進んでいる状況や、盛んに企業の海外戦略などが考えられてきている中で、「企業が海外進出を行っていく」ということは避けることができない課題である。そうした企業の海外進出を手伝う・コンサルティングを提供することが弊社にも求められており、そうしたサービスを展開していくためには、グローバル人材を確保していくことは非常に重要なことであると考えており、英語面接を行っている。そうした流れもあり、一部であるが、海外での採用なども行っている。
インターン
- 実施時期
- 2018年09月
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年10月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 中堅コンサルタント
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
素直さを示すことができたことに加えて、面接官が深堀をしてきた際に何とか考えて回答することができたこと。
面接の雰囲気
リクルーターとしてお世話になっていた方が面接官だったため、和やかな雰囲気でリラックスして面接は進んでいった。
最終面接で聞かれた質問と回答
コンサルタントを志望する理由は。
一つ目は優秀な人が多い環境であること。これまでの人生において、周りに自分よりも優秀な人が多い環境に身を置くことで、少し背伸びをして努力をし、成長してきた。インターンでも周りには同年代の優秀な方々が多かったが、そうした人たちとともに働くことで、視座を高く持つことができ、自分の成長につながるとともに、御社に対しても高いレベルで貢献できると考えている。
二つ目は特定の手法に縛られずに顧客の問題解決を多なうことができること。予備校でアルバイトを行う中で、必ずしもそれが最適解ではなかったとしても、「授業」というコンテンツを用いることが前提となって顧客の課題解決を行うことに対して疑問を感じていた。コンサルティングでは、特定の手法に縛られることなく、顧客にとって最適なソリューションを追求することができると考えた。
以上の理由からコンサルタントになることを志望している。
これまでの人生においてライバルと言える人はいたか。
小学校と中高の時にいた。小学生の頃は、中学受験をした際に、常に拮抗する成績だった友人である。常にわずかに彼にテストの成績で及ばず、毎回のテストで彼に勝つことを目標にし、中学受験に対するモチベーションを保っていた。中高の頃は、部活の同期である。同じように部活ではレギュラーを務め、大学受験の際も同じ志望校を志していた。部活が引退に差し掛かり、受験勉強も本格化する中で、部活と勉強の両立が苦しくなってきたときも、その友人が必死に部活と勉強の両立をしようと奮闘している姿を見て、自分も負けていられないと思うことで、苦しい時期を乗り越えた。それ以外の時期においても、常に部活でも勉強でもお互いを意識し合うことでお互いに技術や学力の面ではもちろん、何かを頑張りぬく精神力を手に入れることができたという意味で成長することができた。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
年明けの1月までは内定を承諾するかを待っていただけた。理由を言えばもう少し待てると言っていただいたが、1月に内定は辞退した。
内定に必要なことは何だと思うか
他の箇所でも記述したことではあるが、どうしてベイカレントなのかということはあまり重視されていないため、最低限の業界知識を持って選考に臨めば十分である。内定のためには、最低限のフェルミ推定・ケース面接の対策をしておくとよいでしょう。対策本は世の中にあふれているので、自分が気に入ったものをやればよいと思います。「東大生シリーズ」は基本的な内容で分かりやすいのでお勧めです。また、面接では、相手からの指摘を素直に受け入れる、難しい質問が来ても頑張って考え抜くという姿勢を見せれば内定に近づくと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自己分析がしっかりできていること。最終面接で、幼少期からのライバルの有無について聞かれた。自分の昔からの考えなどをしっかりと整理しておくと、面接の際の受け答えに役に立つのではないかと思われる。実際に自分はライバルがいた経験と、優秀な人が多いというコンサルを志望する理由をうまくつなげて述べることができたと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最初のテストには心してかかること。インターンで同じグループだった東大生が、周りの相当優秀な友達がテストで落ちていたと言っていたり、社員さんもテストで相当な人数を切っていると話していた。テストは甘く見ずに、しっかり対策をして受験をするのが良いだろう。
内定後、社員や人事からのフォロー
インターンの前に数回、社員さんと話す機会があり、その際に業界のことやインターンで意識するべきことなどについて話を聞くことができる。
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ベイカレントの 会社情報
会社名 | 株式会社ベイカレント |
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フリガナ | ベイカレント |
設立日 | 2014年4月 |
資本金 | 1億4908万8000円 |
従業員数 | 4,321人 |
売上高 | 939億900万円 |
決算月 | 2月 |
代表者 | 阿部義之 |
本社所在地 | 〒106-0041 東京都港区麻布台1丁目3番1号 |
平均年齢 | 31.4歳 |
平均給与 | 1074万円 |
電話番号 | 03-5544-9331 |
URL | https://www.baycurrent.co.jp/ |