【金融業界の未来を拓く】【22卒】みずほリサーチ＆テクノロジーズの夏インターン体験記（文系/エンジニア）No.17620（立教大学/男性）（2021/9/27公開）

当時はまだ自分の志望業界を絞り込めてはいなかったが、候補の一つとしてIT企業があったので、IT企業のインターンシップに参加してシステムエンジニアが普段どのような業務を行なっているのかを知りたいと考えた。特にこの企業は銀行に関する案件が多く、インターンシップでも銀行のシステム構築を体験できるものだったので、金融業界にも興味があった私からしたら大変興味深いものだった。

このインターンシップの選考はエントリーシートしかなかったので、体験談などを参考にしながらエントリーシートを作成した。

面接選考はなく、エントリーシートのみで参加できたので、論理的に設問に回答できていれば問題ない。

エントリーシート

応募動機およびインターンシップで体験・習得したい事項を入力してください。

webで入力

採用サイトのマイページ

とにかく論理的に説明するように心がけた。

体験談などをもとにしながら自分のエントリーシートを仕上げていった。特に論理的に説明できているかを重視して仕上げた。

ワンキャリア、就活会議

銀行システムの要件定義と基本設計

まず、資料の情報をもとに顧客の需要を把握し、要件定義を実行する。その後、どのような要素をシステムに入れるべきかを考え、基本設計を行う。その際、ユーザーインターフェースまで簡単に考えて発表資料を作成し、発表する。

システムエンジニアの業務内容のうち、上流工程の全般。

銀行システムの要件定義から基本設計までを行う。

1日目にやったこと

最初に資料が配布され、その資料をもとに顧客の需要をまとめ、要件定義を行う。1日目までにどこまで進めるべきかの厳密な指示はないが、できる限り基本設計に入れるだけ入るようにした。

2日目にやったこと

前日の続きで基本設計とユーザーインターフェースを完成させ、それをもとに発表資料を作成した。その後、全グループ発表を行い、フォードバックをもらう。最後に社員座談会を行なって終了。

人事部の社員

なし

人事部の社員の方が各グループに1人メンター社員としてついてくださり、議論をサポートをしてくださった。自分たちが必要なタイミングに的確にアドバイスをくださり、フィードバックもかなり深くしてくださった。

ITの専門知識をかなり持っている大学院生の方もいたので、自分のような未経験の学生は話についていくことがかなり大変だった。しかし、ワークの内容はずべてが専門知識がないと解けないというものではないので、顧客の需要の把握などといった部分では他の学生よりも主体的に取り組むようにした。他の場面でも自分ができることを積極的に行なって、チームに貢献するように努力した。

ワークの内容がかなり多かったので、それぞれが分担してワークを行なった。そのように協力してワークを行なったので、インターンシップ終了後の自由時間でも就職活動に関する情報交換を密に行うことができた。

インターンシップに参加したことで、システムエンジニアの業務内容のうち、上流工程を網羅的に体験することができた。また、短い時間の中でかなり多くのワークを行わなければいけなかったので、システムエンジニアの感じているスピード感を知ることができた点も非常に大きかった。

システムエンジニアの業務内容や基本知識程度は事前に勉強しておくとより効果的な成長ができたのではないかと考える。

何よりもシステムエンジニア業務のスピード感を感じることができたので、自分が入社した後、1日をどのようなスピード感で仕事するのかをかなりリアルに想像することができた。また、ワークの内容がかなり多くチームで協力しなければ期限に間に合わないことも実感したので、システムエンジニアがチームワークを大切にする理由もよくわかった。

インターンシップに参加してみたところ、自分には確かにITに関する専門知識は不足しているが、その点は選考においてあまり評価とは関係がないと社員の方がおっしゃっていた点と、その他の議論において必要な能力については備わっていることを実感できたため。

志望度が上がった理由は、2つある。1つはシステムエンジニアの業務内容を実際に体感してみたことで、システムエンジニアの業務の面白さを知ることができ、システムエンジニアとして働きたいと考えたからである。2つ目は社員の方がかなり学生に寄り添ってくれたので、人を大切にする社風を感じたからである。

やはりインターンシップ参加者限定の座談会やセミナーが複数回開催されていたので、本選考においても情報量の差が生まれると感じた。直接的なアドバンテージはないが、この情報量の差はかなり大きいと思う。

インターンシップ参加者限定の座談会やセミナーなどが開催されていたので、この会社についてかなり詳しく知ることができた。

当時はまだ夏の段階ということもあって、あまり具体的に志望企業を絞っていなかったが、人が働く環境に対して大きく影響を与えることで、日本の経済成長に寄与したいと考えていた。そのため、あらゆる業界・企業のインフラとなっているITに関心を抱き、IT業界を志望するようになった。その中でも、影響力という観点にはこだわっていたので、できるだけ大企業の案件を扱える企業に関心を抱いていた。

このインターンシップに参加したことでIT企業一本に絞ったというわけではないが、それでもIT企業に対する志望度はかなり上昇した。このインターンシップで体験したワーク内容も銀行システムの構築というかなり大規模な内容だったので、自分が将来したい仕事と合致していたことから、この企業に対する志望度もかなり上昇した。