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20卒 インターンES
【技術系】TECHNOLOGY SESSIONインターンシップ
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Q.
本インターンシップへの志望動機をご記入ください。(500文字以内)
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A.
私は、貴社が行っている人感性研究をぜひ体験したいと考え、該当のコースを志望させていただきました。 私は、貴社の製品であるリトルカブに4年ほど乗っています。私はかつて、乗り心地の良い乗り物は「振動が少ない」というイメージを持っていました。しかし、実際にリトルカブを運転し、乗り心地の良さとは「心地よい振動」であると実感しました。また体に感じる振動だけではなく、エンジンが発する音も乗り心地に大きく関わる要素であると気づきました。私は、普段は数式を用いて扱われる振動(音も含めて)という物理現象が、一般的には「数値で表せない」と言われている人の感性に作用することは、とても興味深く感じました。 私は将来、「物理現象と人の感性との橋渡し」となる部分を明らかにし、乗り心地が決め手となって消費者に選ばれるようなバイクを開発したいと考えています。貴社は、「世界一売れた」、すなわち世界一選ばれたバイクであるカブを産み出した企業であり、私自身もファンの一人です。そのような貴社で人感性研究の一端を体験できるというインターンシップに非常に魅力を感じ、志望させていただきました。 続きを読む
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Q.
Hondaの製品や、製品以外の活動を通じた取り組みに対する想いを教えてください。(500文字以内)
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A.
私は、貴社製品であるリトルカブに4年近く乗っており、愛着と思い入れを強く持っています。リトルカブの魅力を感じる部分は非常に多いのですが、中でもギアチェンジ機構が存在することにより走行中の「人とバイクの一体感が高まる」という点について述べたいと思います。二輪車は四輪車よりも走行中の一体感がある、とよく言われています。身体が風にさらされることや、車体が小さいことなど、それに寄与する要素はいくつか考えられますが、ギアチェンジ機構の存在もその中の一つであると思います(MT二輪車とAT四輪車を想定)。 スピードを上げる、もしくは下げる場合にギアチェンジが必要となりますが、その際にはエンジン音を聞き、車体をいたわる必要があります。ギアがないスクーターでは漠然とアクセルを捻って加速するのに対し、カブで加速する際には明確に「速度を上げる」という意識が存在します。そのために「乗っている」というよりは「走っている」という感覚に近いと感じています。私は残念ながら51cc以上の二輪車を運転したことがありませんが、バイクが熱狂的なファンを獲得し続けている理由の一つはギアチェンジ機構の存在であると考えています。 続きを読む
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Q.
Hondaのインターンシップを通じて自身がどうなりたいかを教えてください。(500文字以内)
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A.
私は将来、消費者に選ばれるような魅力あるバイクを開発したいと考えています。今回のインターンシップでは、そのために必要な知識を少しでも学びたいと思います。私が学びたいことは、1「魅力あるバイクの満たすべき条件」、2「バイクの魅力の伝え方」の2つです。 1は魅力あるバイクを開発するためには必須の条件です。インターンシップを通して、どのような条件が揃ったときに人はそのバイクに魅力を感じるのかを考えたいと思います。特に今回の希望コースにおいて学べると期待していることは「乗り心地の良さとは何か」という部分です。「乗り心地」「魅力」といった漠然とした概念に対して、工学的アプローチで明確な定義を与えることができれば、魅力あるバイクを開発するうえでの指針になると考えます。 魅力あるバイクを作れたとしても、消費者に選んで貰う為にはそのバイクの魅力、他と何が違うのかを発信していく必要があります。これは、大学の研究生活では学ぶ機会が少ない部分でもあります。カブを筆頭として世界中から愛されるバイクを多く生み出し、バイクの世界シェア第一位である貴社でこそ、バイクの魅力の発信の仕方を学ぶことができると考えました。 続きを読む
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Q.
大学での研究テーマを記入してください。(100文字以内)
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A.
圧電素子を用いたセミアクティブ振動制御において圧電素子から構造物へなされる入力を利用した、振動系のシステム同定 続きを読む
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Q.
研究テーマの具体的な内容を記入してください。(500文字以内)
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A.
私の研究内容は、「宇宙構造物を対象としたシステム同定」です。システム同定はモデリング手法の一つで、システムの入出力データを利用してシステムの数学モデルを推定します。 通常、振動構造物のモデリングでは、加振器による振動試験を実施してシステム同定を行います。しかし対象が宇宙構造物の場合、地上では組み立てが困難な上、宇宙空間を完全に模擬することは不可能であり、正確な推定を行うことができません。そこで宇宙空間で運用中の宇宙構造物を対象とするシステム同定手法が求められます。 私の提案するシステム同定手法では、振動を始めた構造物に対し、まず圧電素子によるセミアクティブ制御を行います。その際に圧電素子から構造物へなされる入力を観測し、このデータを用いることでシステム同定を行います。エネルギが必要なのはセミアクティブ振動制御を行う際のスイッチ駆動のみであり、加振器を用いる場合と比べて大幅に消費エネルギを削減できます。また振動制御と同時にシステム同定を行うため、宇宙構造物の姿勢が不安定化する危険性が少なくなります。以上のことから、提案手法は宇宙構造物を対象としたシステム同定に適した手法と言えます。 続きを読む
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Q.
希望する実習コースに参加するにあたり、ご自身のどんな知識・スキルが役に立つと思うか記入してください。(500文字以内)
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A.
希望のコースは「音と鼓動でオートバイの魅力を世界中のお客様にお届けする技術の研究」ですが、これを「オートバイの走行中に発生する音や振動を、搭乗者はどう感じるか」と解釈しました。その上で、私の1「振動システムに関する知見」と2「システム同定の考え方」を活かせると考えています。 1に関してですが、音や振動を扱う以上、振動システムに関する知識は必須であると感じています。私は日頃から研究で振動システムを扱っているため、基礎事項で足止めされることなく研究に取り組めると考えています。 2に関して、システム同定とは「システムの入出力からシステムを表すモデルを求める」ことです。システム同定はよく人との会話に例えられます。会話の相手を同定対象とすると、自分からの質問が入力、相手の返答は出力と考えられます。この場合、色々な受け答えをするうちに相手の人となりを知ることができます(同定できる)。私は、人感性研究もシステム同定に通ずる部分があると考えています。体に伝わる振動や音を入力、乗り心地を出力とみなすことでシステム同定の考え方が適用でき、人の感性に対して工学的なアプローチが可能になるのではないかと思います。 続きを読む
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Q.
自由にご自身のことを表現してください。(体裁自由。ファイル提出の場合PDF)「コメント記入」の方は以下の規定に従い、自由にご自身のことを表現してください。(コメントの場合2000字以内)
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A.
(PDFファイルで自己紹介ポスターのようなものを提出。) 続きを読む