22卒 インターンES
技術系総合職
22卒 | 京都大学大学院 | 男性
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Q.
本インターンシップへの志望動機をご記入ください。(500文字以内)
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A.
私は、100年に一度の変革期と呼ばれる自動車業界において、貴社が未来を切り開く上で持たれている思いと実際の研究開発の業務を深く知りたいと考えて応募致しました。私は自動車や二輪車が好きで、アルバイトの収入を貯めてこれらの製品を購入した経験があります。学生時代の大半の移動手段として貴社の原付である「Today」を利用していました。これらの乗り物を選び使用する中でユーザーとしての視点を身につけましたが、実際に開発する立場の視点についてはイメージが湧かず、設計開発の現場に強く興味を抱くようになりました。特に、ホンダセンシングに始まる先進技術の開発を行っている貴社のインターンシップに参加し、変革期を迎えた現在において開発に携わっている社員の方々が持たれている思いと、必要とされる知識やスキルを知りたいと考えています。また、貴社は自動車だけでなく二輪や小型ジェット機の開発など多岐に渡る分野の事業を展開されているため、他の自動車会社と比較して、必要とされる知識も幅広く、貴社では多くの事に挑戦できそうであることも、魅力に感じています。 続きを読む
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Q.
Hondaの製品や、製品以外の活動を通じた取り組みに対する想いを教えてください。(500文字以内)
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A.
私が直接関わった経験のある貴社の製品は、自動車と二輪車の二つです。まず、自動車についてはレンタカーを借りる際にフィットを好んで使っています。特にホンダセンシングを搭載している車両は、遠出をする際にもとても安心して快適にドライブをできるという印象があり、日々人の快適な暮らしを支え楽しい思い出作りに貢献している製品であるのだろうと感じ、私もそのような製品を開発したいと考えました。また、二輪車については原付のTodayを5年間使っています。購入から5年経った現在でも性能の変化を一切感じないことから、貴社の製品の耐久性を強く感じており、貴社の製品が世界中で愛されている理由について身を持って知るきっかけとなりました。また、直接関わっていない分野に関してホンダジェットについての印象が強いです。大学院の授業で航空機メーカーについて調べるという課題があり、大型の旅客機のメーカーが多い中で、貴社が個人向け小型ジェット機の開発に取り組んでいる事を知りました。今はまだ費用の面から一般人にはなかなか手が届きませんが、「一家に一台飛行機を」という将来も期待される夢のある事業であると考えています。 続きを読む
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Q.
Hondaのインターンシップを通じて自身がどうなりたいかを教えてください。(500文字以内)
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A.
私は貴社のインターンシップを通じて、自動車の変革期において革新を主導できる柔軟な思考を身につけ、一方で革新に必要な基礎を学びたいと考えています。電気自動車や自動運転技術といった変革が求められている今、従来の発想をなぞるだけでは産業として衰退することは明らかであると考えられます。そこで、この時代の中でも変化を主導できるように常に新しい事に挑戦する気概と革新的なアイデアを出す発想力を身につけたいと考えています。しかし、自動車の開発の実務について知らない状況では新しい発想や柔軟な思考をする基礎が無く、実現性と説得力がないと考えるため、現場を知り実務を知る事で、多面的な視野を身につけたいです。そして、これからの自動車業界において環境性能や安全技術の面で世界中の人から納得されるような自動車を作る上で、身につけるべき知識や能力を知るきっかけにし、貴社で実際に開発に携わる自身の将来像を確立したいと考えています。 続きを読む
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Q.
研究テーマの具体的な内容を記入してください。(500文字以内)
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A.
私は「熱電変換素子のトポロジー最適化」というテーマで、最適設計手法の研究に取り組んでいます。トポロジー最適化とは、機械製品の機能性を最大にするのに最適な構造を物理的・数学的根拠に基づいて、コンピュータによる数値計算によって決定する最適設計手法です。トポロジー最適化は、寸法や形状を変えて設計を行うだけでなく、穴が発生するような複雑な構造をも許容する最も自由度の高い最適設計手法の一つです。このトポロジー最適化で設計を行うと一般的に複雑で製造困難な形状になります。しかしながら、3Dプリンターの発展によって複雑な形状を容易に製造できるようになったので、本手法は近年注目を集めています。この手法を用いて、熱を電気に変換して熱対策や発電を行う素子である熱電変換素子の機能を最大にする構造を求めています。その中で私は、素子に電位差を与えて高温側と低温側の温度差を最大にすることで冷却に最適な形状を決定するという目的と、素子に温度差と電位差を与えて出力される電力を最大にすることで発電に最適な形状を決定するという目的の、大別して二つの目的で研究をしています。 続きを読む
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Q.
希望する実習コースに参加するにあたり、ご自身のどんな知識・スキルが役に立つと思うか記入してください。(500文字以内)
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A.
私は電動パワートレイン研究開発のコースにおいて、自分の研究活動で熱を電気に変換する素子である熱電変換素子の、温度と電位の数値解析を行うプログラムを自分で開発した経験が役に立つと考えています。熱電変換素子では温度と電位が複雑に関係し合っているため、数値解析を行うことに工夫が必要であり、熱伝導と電気伝導、ジュール熱について理解を深める必要がありました。そこで立ち止まって知識を身につけた結果、数値解析を行うプログラムの開発に成功し、出力される電力を最大にする事を目的とした最適設計を行う際にもその知識を活かすことができました。これらの経験が電気自動車のパワートレインのシミュレーション技術や車載用二次電池の開発の場でも役に立つのではないかと考えています。また、伝熱工学の知識に加えて研究活動の中で流体力学に基づいて流れ場の数値シミュレーションを行い後輩への指導も行なった経験が、車両動力性能空力開発のコースにおいて、車両周りの流れシミュレーションで活かせると考えています。 続きを読む