【リーダーシップ×素材ビジネス】【21卒】三井金属鉱業の総合職の本選考体験記 No.9761（中央大学/男性）（2020/7/20公開）

あなたが学生時代、一番熱心に取り組んだことについて、何に取り組んだのか、どのように力を注いだか、その中で何を得たか、今後の課題は何か、課題を解消するためにやるべきことは何か、などを具体的に教えてください。(400字)／三井金属に入社して実現したいこと(400字)／志望職種・部門と希望する理由

就活サイト等を通じて、各設問に対して書くべき内容をきちんと把握するようにした。読む人が読みやすいようにという点は常に意識した。

きちんと結論ファーストで論理的に話すことができた点。また、笑顔で話すことで明るい性格もアピールできたと思う。

優しすぎることもないが、基本的には穏やかな雰囲気。しっかりとこちらの話を聞こうとしてくれていた印象。

自己ＰＲをしてください。

私の強みは｢リーダーシップ｣だと考えています。私が所属していたハンドボール同好会はリーグ戦での優勝を目標にしていましたが、私はチームに課題があると感じていました。それは「連帯感のなさ」です。練習参加人数減少といった形でこの課題が顕在化してきたタイミングで、私はリーダーとして自ら率先して改革に取り組みました。まず原因把握のための話し合いを敢行し、具体的な改革としては、練習時間短縮や、練習メニューの刷新などに加え、後輩との個別の話し合いによる意識改革も行いました。徐々に連帯感も生まれて、優勝とはなりませんでしたが、リーグ2位という結果を残すことができました。御社に入社した暁には、持ち前のリーダーシップを発揮して周りを巻き込んでいけるような営業マンになりたいです。

複数内々定をもらった場合、何を基準に選ぶか。ポイントを３つ教えてください。

まず一点目は改めて事業内容を比較して、自分がより多くの人のために働くことができるのはどこの企業なのかという点を考えたい。自分の軸の中でもより多くの人のために働くというのは特に大事にしている部分なので、そこは重視したい。その際には、場合によっては業界比較になるかもしれない。二点目は、それまでの選考過程でお会いした社員さんの雰囲気など、人の部分を比較して考えたい。長く勤められるような会社に入社したいと考えており、それには人というのが非常に重要なファクターであると考えているためだ。なので、これからの選考過程でもより多くの社員さんとお会いすることができればと思っている。三点目は、直感を信じたい。正直、なかなか比較は難しい部分もあると思うので、最終的には自分の直感に従いたい。

繰り返し問題を解く。わからない問題が出たときは改めて参考書をチェック。

言語、非言語、性格（独自問題）

冒頭に、小論文の代わりとして3分間スピーチを課されたが、そのクオリティが素晴らしかったという評価を頂いた。面接30分前にテーマが発表されるというなかなかハードルの高いものだったので、アドリブ力とスピーチ力、頭の回転の速さは求められた。

年次の高い部門長クラスが4人も出てくるので気圧されそうになるが、面接の内容自体は圧迫でも何でもない穏やかな雰囲気。

今、一番関心のあるテーマについて教えてください。

私が今、一番関心があるのは健康増進法改正による屋内全面禁煙化の動きです。私の大学でもここ数年、全面禁煙に向けた取り組みがなされてきたが、なかなか上手くいかないといった経緯を見てきたので、国や地方自治体レベルでのこのような取り組みについては非常に関心がある。私がこの取り組みについて問題だと感じているのは、喫煙者の権利が侵害されていると感じる点だ。タバコを吸うという行為は何ら違法行為ではないし、正当に認められた権利であるはずなのに、勝手にその権利が取り上げられるというのは許される行為なのだろうか。私自身はこの問題解決に向けて直接何かをできるわけではないが、相手のことを考えて生活するといったきもちを全員が持つということがこのような問題解決に向けては必要となってくるのではなかろうか。

営業職は普段どういった仕事をしているイメージか。

素材メーカーの営業職ということで一般にイメージされる営業職とは仕事内容は大きく異なると思う。自社の製品をガツガツ売っていくために新規顧客も積極的に開拓していくというのが一般的な営業職であると思うが、素材メーカーにおいてはルート営業を中心とした、継続的な信頼関係を築いていくような営業スタイルになるだろう。そして、社内外、部門を問わず、全ての人を繋ぎ、まとめていくような仕事が素材メーカーの営業職に求められている仕事であろう。そのために取引先に足を運んで最新の情報をキャッチしてくることもあれば、技術部と打ち合わせを重ねることもあるだろう。そういった理由から営業職にはコミュニケーション能力が必須とも言われるのだと思う。

志望動機等を話す中で、三井金属への熱意や志望度をしっかりと伝えられた点。あとはどんな質問にも正直に笑顔で答えた点くらいか。

二次面接が鬼門とも言われており、そこまで厳しい質問等も飛んでこなかった印象。雑談に近い話も多く、どれだけ評価されていたのかは不明。

インターンシップに色々と参加しているが、それぞれのインターンシップでどのようなことを感じたか。

様々な業界のインターンシップに参加させていただきましたが、それぞれの企業でやはり色々な違いを感じた。メーカーを中心に様々なインターンシップに参加したが、例えば食品業界ならば、やはり自分の携わった製品がそのまま店頭に並ぶというのが魅力的だと感じた。素材メーカーでは味わうことがなかなかできないやりがいだろう。また、重工業界のインターンシップに参加した際にはやはりビジネスの規模感というのは圧倒的に感じた。化学業界はグローバルに働けるという点と裁量権の大きさ、製品の展開力に秀でていると思った。鉄鋼業界のインターンシップに参加した際には素材ビジネスの面白さを感じることができた。素材の展開力や将来性について学び、その後の就職活動に大きな影響を与えた。

中華料理屋でアルバイトをしているようだが、得意料理は何か。

やはり中華の基本であるチャーハンだ。チャーハンというのは具材も少なく差別化することが難しいことからも料理人の腕前が最も現れる料理であると思っている。そのようなチャーハンであるからこそ、極める必要があるし、私としても最も思いを込めて作っている料理だ。最近は冷凍のチャーハンも美味しいものが多いが、料理人の立場からはどのように思うかという質問も続けられ、まずおっしゃる通り、最近の冷凍チャーハンは非常に美味しいと認めた。その上で、しかしながらお店のチャーハンには及ばないという説明をした。一番の違いはやはりパラパラ感だ。工場で大量生産しているチャーハンでは、お店で一人前ずつ作るチャーハンにはやはり敵わない。私たちとしても負けるわけにはいかない。