
23卒 本選考ES
技術系総合職
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Q.
研究内容概略
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A.
私の研究テーマは,無人航空機の自立飛行制御器の設計です.機体の力学系を数式で表現する「モデル構築」と,構築したモデルを用いた「制御器設計」に取り組んでいます.研究対象の機体は,動力付きパラフォイル型無人航空機(PPG)と呼ばれ,パラフォイルがプロペラを牽引する構造を持っています.この構造により,他の航空機と比べても力学系は複雑であり,それに伴ってモデル式が複雑化すると,制御器設計の際に与えられる条件の幅が狭くなり,単純な制御器しか設計することができなくなるという問題があります.そこで,私はできるだけシンプルな式でPPGの運動を再現することを目標にモデル構築に取り組みました.なかなか理想的な結果は得られませんでしたが,その度に実際の飛行データとモデルを用いたシミュレーションの結果を比較して,失敗の原因を追求しました.その結果,モデルに誤差が生じていた原因を解明し,それらを考慮し改めてモデルの構築を行なった結果,旋回半径の誤差が4%未満の,精度の高いモデルを構築することができました.現在は,構築したモデルを用いた制御器設計と,さらなるモデルの改善に並行して取り組んでいます. 続きを読む
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Q.
当社で実現したい「想い」と、その理由をご記入ください。
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A.
私には,「ものづくり通じて社会の発展に貢献する」という想いがあります.幼少の頃より模型制作を通じてものづくりに触れ,そこで得られる達成感や満足感が,私にとって何よりの生き甲斐だと感じるからです. 貴社の事業は幅広い分野に展開していますが,なかでも私はファクトリーオートメーションの分野に携わり,生産現場の効率向上に貢献したいです.FA分野の発展はものづくりの基盤となる要素であり,これからより重要視されると考えます.また,生産現場に関わる機器の開発は,生産する製品と,生産に必要な機械への両方の理解が求められるため,ものづくりへの探究心が必要であると考えています.これは私の強みでもあり,模型製作を通して身につけました.この経験と,研究活動で学んでいる物理,機械制御分野の知識を最大限活用できる分野こそ,「FA機器の開発」であると考えています.FAに関する職務において技術者として活躍するには,多くの要素の技術,知識が必要であり,したがって未経験の分野に挑戦する機会に恵まれていると考えます.この環境を活かし,幅広い分野の技術を身につけ,社会へ貢献できる技術者へと成長していきたいです. 続きを読む
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Q.
これまで「想い」を持って取り組んだ活動についてご記入ください。
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A.
私はこれまで,「探究心を強くもち成長する」という想いを持ち,サークル活動,趣味に取り組みました.サークルでは,プラモデルの制作を行いました.狭い範囲のジャンルの模型に取り組む部員が多い一方,私は幅広いジャンルの模型や,未経験の加工,塗装方法などに積極的に挑戦しました.技法に関する情報の収集に苦労することもありましたが,サークルの部員,OBらとの情報共有,プロの制作者が参加するイベントに赴くなどして調査し,実践することで技法を身につけました.そして,得た知識や技能を融合させることで,作品の完成度を高めました.結果,関東の学生模型サークルが集まる展示会では,毎年受賞することができました. 趣味として3年ほど行なっている筋トレでは,理想の身体を実現するために必要なトレーニング,食事などを調査し,実践しています.多くある情報のなか,それらの必要性や信憑性を評価し,効果的なトレーニングを行うことを意識しています.結果,体重7kg増,胸囲14cm増と,理想の身体に近づくことができました. 社会人生活においても探究心を強く持ち,様々なことに挑戦し,成長し続けたいです. 続きを読む