【20卒】三菱電機の研究職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.7296 （2019/7/9公開）

志望動機/頑張ったこと/研究概要

リクルーターに見てもらい，より具体的に書くべきことを指摘していただいた．基本，ES単体で合否が決まることはない．

SPIの問題集をひたすら解いた．WEBとテストセンター両方必要．

言語、非言語、性格診断

本選考前の面談練習

大学の地区ごとに面談練習という名の選考が行われる．本番を想定して質問され，それにどの程度耐えられるかをみられる．あまりうまく答えられないと別の事業所ないしテーマをおすすめされる可能性あり

研究所志望なら自分の研究内容への理解度が真に問われると思う．それで能力はほぼ判断される．当然，理解だけでなくそれを詳しく知らない相手に的確に伝える説明能力も超大事．

見学会で一度お会いした方々なので，特に緊張せず．向こうの方も覚えてくれていたので受け入れられやすい雰囲気があった．関西は大丈夫?など，雑談多めで選考している印象はあまり感じなかった．

学生時代取り組んだことを教えてください

私は多くの課題に挑戦し，乗り越えてきた学生生活を送りました．大学入学後，私は新たなことに挑戦したいと思い，男性の中では珍しく琴のサークルに入りました．その中で少数派の未経験であることから，初めは肩身の狭い思いをしました．しかし私は毎日長時間，誰よりも真剣に練習してきたという自負があります．その姿を陰ながら見てもらえ，副部長として快く迎えてくれました．その経験で物事に真剣に取り組む姿勢というのは，人々に強く支持してもらえると確信しました．その感覚を持ち続ければ，困難な課題にも乗り越えられるのではと考え，その後のフィリピン留学による英語の短期習得，共同研究への参画など多くの課題を乗り越えました．これは今でも大きな自信につながっています．

三菱重工を蹴ってなぜうちを第一志望にしたのですか

私は製品の先行開発をしたいと思っていました．御社では研究所で自分の希望の仕事ができそうだと感じましたが，三菱重工では志望度の低い職種で内々定をいただいたため，三菱重工ではなく三菱電機を志望しました．特に決め手となったのは，学部時代にお世話になり，尊敬の念すら感じた先輩が御社に入社したためです．また一緒に働ける機会もあるだろうし，御社の仕事や福利厚生を聞くこともできたので，安心して働けると感じました．また，個別見学会に行った際にも，社員型に親身に相談に乗っていただき，自分の研究内容についても前向きなアドバイスをしていただけたことから，こちらのことをよく考えてくれていると感じ，私もそのような方々のもとで働きたいと思ったからです．

他選考の辞退を迫られることはなかった．しかし，説明会のときにマッチング後の辞退はやめてほしいと強く念を押された．

事業領域があまりに広いので，総合電機メーカーとして〜がいい，というのはあまり人事の胸に響かない．希望の製作所の製品に絞ってなぜこの製品がやりたいか，そして自分の持ち合わせているスキル（プログラミング，設計など）をどのように活かせばよいかを伝えるべし．
正直，採用人数がかなり多いので，第一希望テーマで通らなくても内定もらったら入社する，という意思が明確に伝わればどこかしらには決まるのでは，と思う．

マッチング面談で合否が決まるが，まさにその名の通りで人気のない職種は手を上げれば決まるのでは．特に就活後半になると企業としても焦りが出るので．人気な職種で受かるには，他の人にはない経験や非常に困難な目標をクリアした，という明確なアピールポイントが必要．多少脚色しないと土俵に登れないかも．

説明会でいい質問したり，積極的な人は意外と覚えられている．ちなみに自分は全く印象に残ってもらえてなかった．研究所の見学会は個別見学会の場合，学会発表ばりの研究説明を求められるので注意．ちなみにそれで意外と決まる．勿論，マッチング面談でも挽回できるので諦めてはいけない．

• 20代の成長環境
• 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

三菱重工業株式会社

昔から三菱重工には憧れがあったので，非常に迷った．三菱電機にした理由としては，経営の健全さが際立っていて，仕事内容も研究で製品の優位性を左右する非常に重要なポジションに取り組めると思った．逆に三菱重工は，現在経営をスマートにするために次々と事業を分社化して切り離しているが，将来的に何を切り捨てるのか，何を守り続けるのか不明瞭に思えた．現状，エンジンターボチャージャやフォークリフト，プラントは堅調に推移しているが，MRJなど今後どうなるかはわからない．また，そもそも職種がイマイチだった．