【音と振動の未来】【20卒】三菱電機の研究職の本選考体験記 No.7296（名古屋大学大学院/男性）（2019/7/9公開）

1dayインターンでいろんな製作所に訪問することをおすすめします．基本的に，配属リクルータ制度（製作所と部署までマッチングを行う）でマッチング面談を受けるには，工場見学しなければなりません．1dayインターンに参加すれば，製作所によっては見学会を免除するところもあるので，早々と面談を受けることができる場合があります．インターンや見学会では製品や製作所の業績，今後の展望もある程度知ることができるので，伸びしろのある事業分野がわかると思います．また，勤務地や製作所全体の雰囲気も感じることができるので，自分にあいそうか判断できます．集団見学会は交通費支給ありません．再訪問したいとリクルーターにお願いすることで，交通費支給の個別見学会にいけます．

私は先端総研を志望します。先端総研では、培われた要素技術を発展させることで、製作所と連携した製品の先行開発ができるため、製品の将来性を決める重要な役割を担えると考えました。また，私が大学時代に取り組んだ箏曲部で、音は人々に大きなエネルギーを与えることができると実感し、音や振動に関する仕事に取り組みたいと考えていたためです。そこで、実際に本部署の実験室へ伺った際に、多数の評価用装置が、実際の使用場面を想定し独自に作成されていることを知り、重要な評価プロセスを十分検討できることから強いやりがいにつながるのではと感じました。さらに、私は研究で実験と数値解析の両側面から現象を比較・検討しており、そこで培った現象を突き詰める力を、本部門での音や振動現象を捉え制御する研究プロセスに活かしたいと思い、志望します。

他選考の辞退を迫られることはなかった．しかし，説明会のときにマッチング後の辞退はやめてほしいと強く念を押された．

事業領域があまりに広いので，総合電機メーカーとして〜がいい，というのはあまり人事の胸に響かない．希望の製作所の製品に絞ってなぜこの製品がやりたいか，そして自分の持ち合わせているスキル（プログラミング，設計など）をどのように活かせばよいかを伝えるべし．
正直，採用人数がかなり多いので，第一希望テーマで通らなくても内定もらったら入社する，という意思が明確に伝わればどこかしらには決まるのでは，と思う．

マッチング面談で合否が決まるが，まさにその名の通りで人気のない職種は手を上げれば決まるのでは．特に就活後半になると企業としても焦りが出るので．人気な職種で受かるには，他の人にはない経験や非常に困難な目標をクリアした，という明確なアピールポイントが必要．多少脚色しないと土俵に登れないかも．

説明会でいい質問したり，積極的な人は意外と覚えられている．ちなみに自分は全く印象に残ってもらえてなかった．研究所の見学会は個別見学会の場合，学会発表ばりの研究説明を求められるので注意．ちなみにそれで意外と決まる．勿論，マッチング面談でも挽回できるので諦めてはいけない．

内定式あり．入社前インターンや研修はないので安心してください．

• 20代の成長環境
• 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

三菱重工業株式会社

昔から三菱重工には憧れがあったので，非常に迷った．三菱電機にした理由としては，経営の健全さが際立っていて，仕事内容も研究で製品の優位性を左右する非常に重要なポジションに取り組めると思った．逆に三菱重工は，現在経営をスマートにするために次々と事業を分社化して切り離しているが，将来的に何を切り捨てるのか，何を守り続けるのか不明瞭に思えた．現状，エンジンターボチャージャやフォークリフト，プラントは堅調に推移しているが，MRJなど今後どうなるかはわからない．また，そもそも職種がイマイチだった．