【技術をわかりやすく】【23卒】京セラの技術コースの1次面接詳細 体験記No.30116（非公開/男性）（2022/6/9公開）

時間になると別の部屋に移動させられる

技術面接だったので、研究内容を技術者以外の方でも分かるように意識した。もしここがよく分からないと言われてもその部分をかみ砕いて説明できるくらい理解しておくこと。

和やかな雰囲気だった。緊張しないように気を使ってくれていたのかも。
自分が話しているときは頷いてくれた。

笑顔がよかったや目上の方がいても緊張することなく自分の意見をはっきりと言える

なし

学生時代頑張ったことは

90名が在籍するマクドナルドでマネージャーとして、お持ち帰り商品の入れ忘れ件数の減少に挑戦した事だ。私が働く店舗では、多い時には30分で100名のお客様が来店されることから、月15件の商品の入れ忘れが発生していた。原因抽出のため従業員の業務フローを観察し、ヒアリングも実施。その中で、入れ忘れに対する意識の低さが問題であると考えた。そこで私は、商品の入れ忘れをしないような工夫や過程を提示しつつ、90名もの従業員の意識を改善するために以下のことを行った。商品の入れ忘れ件数表の導入や日々の入れ忘れの状況や改善点をLINEで毎日共有、入れ忘れをした人とは、原因や改善点を一緒に考え、1人1人向き合うようにした。また、上記のこと継続的に取り組むことで90名もの従業員を巻き込む事が出来た。結果、4ヶ月後には1ヶ月の入れ忘れ件数は3件まで減少し、熱意が伝わることで人をより巻き込めることを学んだ。　

研究内容を教えてください

窒化物半導体の結晶表面構造に関する研究を行っています。窒化物半導体とは、従来のシリコン半導体よりも優れた材料特性を有することから次世代型半導体と呼ばれています。そのため、窒化物半導体を用いた縦型パワーデバイスは低損失、大電力動作、小型の利点があり、電気自動車などへの搭載が期待されています。しかし、縦型パワーデバイスを実用化するためには高耐圧性が求められ、これには結晶成長時の不純物濃度の制御が必要であり、現在よりも不純物取り込みを減らさなければなりません。そこで本研究では、窒化物半導体縦型パワーデバイスの実用化を加速させることを目的として、結晶表面における不純物取り込み機構の解明を行っています。そして、不純物取り込み機構の解明を目指す第一歩として、結晶表面を理論的に解釈することは極めて重要であることから、結晶表面の原子レベルの構造安定性の理解に努めています。具体的には、結晶表面モデルを用いて安定となる表面構造を網羅的に導出し、それらに不純物を取り込んだ際の安定となる構造の同定を行っています。