17卒 本選考ES
研究職
17卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
研究概要
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A.
私の研究テーマは、粘液細菌由来の新規生理活性物質の探索、というテーマです。 粘液細菌は培養が難しく、希少であることが知られていて、生産する二次代謝産物は新規で多様な生理活性をもつものが多いため、放線菌や真菌に代わる、新たな抗生物質の探索源として注目を集めています。私は、この粘液細菌を培養・抽出し、HPLCやオープンカラム等で精製した後で、NMRやMSなどの機器分析によって化合物を同定しています。がん細胞に対する毒性試験や、真菌に対する阻害活性試験などのスクリーニングを元に単離・精製を行い、抗生物質や抗がん剤のリード化合物を探索しています。また最近では、粘液細菌の培養液に様々な添加物を加えるなどして、二次代謝産物に多様性を持たせ、HPLC等で観測された新たな成分をスクリーニング・単離・同定するというような研究も行っています。 続きを読む
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Q.
学業以外で力を注いだこと
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A.
私は、音楽に力を注ぎました。私は大学に入ると、音楽を聴くだけではなく自分で演奏してみたらもっと楽しいのではないかと思い、軽音サークルに所属しました。私のサークルは自由にバンドを組むことができ、好きな曲が演奏できる一方で、経験者もとても多かったため、難しい曲をやるとなると、私よりもその経験者が勧誘されるということも多々ありました。最初の頃は、しょうがないと思っていたのですが、続けていくうちに、あいつには負けたくない、上手くなりたいという思いが強くなり、毎日欠かさず練習するようになり、夜通し練習することも多くなりました。こうした生活を続けているうちに、次第にうまくなり、難しい曲も弾けるようになっていき、たくさんの人から勧誘されるようになりました。引退する時には後輩から、「僕も先輩のような演奏ができるようになりたいです!」と言われて、自分は頑張ったのだな、と実感することが出来ました。 続きを読む
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Q.
志望動機
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A.
私は貴社の、「ハイブリッド型医薬品事業戦略」という事業方針に大変心を惹かれました。人々の病気を治す医療用医薬品はもちろんのこと、患者様の病気の予防や、セルフメディケーションに貢献できるOTC医薬品にも力を注いでいる貴社の事業方針は共感できるものであり、これからの高齢化や海外の変化に順応するためにも非常に合理的であると思いました。また私は、人々の健康に貢献し、人々の暮らしを豊かにしたいと考えているため、貴社の医療用医薬品のターゲットが生活習慣病などで、人々のQOLに関わる医薬品が多いというのも、大変魅力的でした。また、貴社の学部内説明会、学内の合同説明会にも積極的に参加させていただいたのですが、その中で、私が研究で身につけた分析などの技術が活かせる職種があるというお話をお聞きしました。このように、自分の研究が仕事に活かせて、人々のQOLの向上に貢献できる貴社で働きたいと強く思い、貴社を志望いたしました。 続きを読む