【アイデア満載!新感覚ゲーム企画】【23卒】カプコンの冬インターン体験記（文系/企画職）No.30819（非公開/男性）（2022/11/17公開）

幼い頃からゲーム好きであったから。特に、代表作である「モンスターハンター」シリーズが好きであったため応募した。元々アイデアを考えたりすることが好きだったため、企画職のインターンシップに参加することを決めた。

会社の代表作となるゲームを実際にプレイすることで、良かった点・改善点を自分なりに考えた。また、インターネットで他のプレイヤーの口コミ（カプコンのゲームに関する）を調べた。

ESの設問が他社に比べて多かった。また、設問自体もゲームに関することが多かったため、ゲームに対する自分なりの考えを書けているか否かが重視されていると感じた。

アクションゲームの新規企画立案グループワーク

社員から企画書作りにあたっての手順・考え方の説明を受けた後、各グループに分かれてワークを行う。

企画書の作り方のノウハウ

アクションゲームの企画書を作ろう

1日目にやったこと

企画書作りのコンセプトとなるフレームワークの説明（社員がスライドを用いて説明）⇒グループ内での自己紹介⇒2日目に向けて、企画書のコンセプト摺り合わせ・アイデア出しを行った。

2日目にやったこと

1日目に話し合ったアイデアを煮詰めていく。ワークはいくつかのタームに分かれており、各タームの始めには社員からの事前説明があった。基本は就活生が議論し合い、担当社員が進行や軌道修正を行ってくれた。

企画職の若手社員・ベテラン社員

なし

ワーク中の事前説明では、実際の社員がどのような手順で企画書を作成しているのか理解できた。また、ワーク中は各グループに1名の社員が参加してアドバイスをしてくれる。インターン終了後には、社員座談会も行われた。

グループ内で共通認識を図ることや、時間内に1つの成果物を作り上げることに苦労した。学生の間で思い浮かべているゲームのイメージが異なっている場面も多くみられた。また、簡潔かつ伝わりやすい企画書を作るために、企画書の構成やデザインを慣れないPC操作で行うことに苦労した。

2日間を通じて、同じグループの学生とは密接に関わることが出来た。主体的にアイデアを出す学生もいる一方で、他の学生が考えもしない奇抜なアイデアを出す学生もおり、刺激を受けた。

企画書を作る上では、最初の土台となるコンセプトが重要であると感じた。実際に企画書作りを進める中で、グループ内の意見が分かれる場面や設定が曖昧になる場面が多くあった。議論が停滞もしくは迷走してしまった際に、土台となるコンセプトに立ち返って軌道修正する必要があると感じた。

ゲーム用語やゲームジャンルに関する知識を身に付けておけば、よりスムーズに議論が進んだかも知れないと感じた。ワークの中で、「MOBA」や「TPS」などの用語が出た際、理解できないまま議論が進んでしまう場面があった。

今回のアクションゲーム企画書作りワークでは、2日間にわたって企画書作りを1から学ぶことができた。学生が0から考えるワークではなく、実際の社員による事前説明やワーク中のアドバイスを受けながら進められたため、実務に近い経験が出来たと感じている。

インターンシップに参加している学生は非常に限られたメンバーであったから。実際に、社員から応募総数が予想を遙かに上回っていたという話も聞いた。また、インターンシップ参加者限定の選考ルートも案内されたため、インターンシップに参加出来れば内定までの道は非常に近くなると感じた。

理由は2つある。1つ目は、企画職の楽しさを実感したことだ。1つの成果物を作り上げるために、コンセプトを形にしていくプロセスには非常にワクワクした。2つ目は、社員の人柄だ。ワークで接した社員や、企画書のフィードバックをしてくれた社員をみて、学生に対して真摯に対応している姿勢に惹かれた。

先述の通りであるが、インターンシップ参加者限定の選考ルートに参加することが出来る。通常の選考よりも早い時期から選考を開始出来る事に加えて、倍率も通常と比べて低いと予想される。

インターンの段階であったため、単純に事業内容に興味がある会社を幅広く観ていた。具体的には、自動車メーカーやインフラ業界、ゲーム業界などが挙げられる。これらの業界を志望していた理由は、単純に「自動車が好きだから」「ゲームが好きだから」である。今回のインターンに参加してゲーム業界の志望度が向上し、競合のゲーム会社にもエントリーすることを決めた。

「モンスターハンター」シリーズをはじめ、大ヒット作品を数々生み出している会社であるため、社員もテキパキと真面目な人が多いイメージを抱いていた。しかし、インターンで出会った社員は、良い意味で遊び心を持った人が多く、学生にもフレンドリーに接してくれた。また、先述の通りだが、このインターンをきっかけにゲーム業界の志望度が上がり、他のゲーム会社にもエントリーをした。