【20卒】カネカの夏インターン体験記（理系/技術・研究職）No.3648（東京工業大学大学院/男性）（2018/9/26公開）

川中に位置する化学メーカーとして、どのような事業を展開しているのか、どのようなビジョンをもって研究に力を入れているのか、これは企業説明会よりも、実際に研究している社員に直接聞いたほうが多くの情報を仕入れることができるため、インターンシップに参加する意義はあります。

事前準備は特に必要ありません。
ただし、企業説明についてはホームページに乗っていることが大半ですので、予め事前に抑えておいて、自身の興味のある事業や働き方について聞きたいことをまとめておいたほうがより実りのあるインターンシップになるかと思います。

大学時代、特に研究に熱心に取り組んでいる院生にとっては、同じようなスケジュール感で働いているようで、ギャップを感じることなくスムーズに就業できると感じた。
また、先輩社員とのフランクな打ち合わせなどもあるようで、自分が何をすべきか明確に理解した上で研究に打ち込める環境であると思った。

同時に参加していた学生の思考力や姿勢、人間性が低いと漠然と感じた。
タメ口などの言葉遣い、調べればわかる質問を長々としている点で感じる。
自身がどのような人間か、どのようなビジョンをもっているかをわかりやすく説明できるか、人間としてスムーズにコミュニケーションがとれるのか、この点がやはり重要であると考える。

今後も非常に安定して事業を展開していくと思われ、研究の重要性を理解している企業であると感じた。気になる点は社内意思決定のスピード感で、今後多種多様な事業を展開していくと豪語しているわりには、他者に食われている感覚は拭えない。
ただ、ぬるく研究してぬるく安定的に生活していきたいひとにとっては魅力的な企業である。

オータムインターンシップへの案内が1day参加者のみに公開されるのか、一般的に公開されるのか不透明であるため判断できない。
ただ、オータムインターンシップの存在を知る上では重要なインターンシップであるといえる

特別先行などのフォローは特にないようだ。
ただし、オータムインターンシップの案内などが届くため、本選考につながっている可能性はある。

化学メーカーを中心に企業研究を行っている。化学メーカーでは、川上・川中・川下それぞれに位置する企業のインターンシップなどに参加することで、自分自身がどのような事業に携わりたいか、研究をしたいのかを考える必要がある。
また、サプライチェーンの観点で言えば、商社や金融なども無視できないため、幅広く企業研究を行う必要があるとも感じている。

川中に位置する化学メーカーの事業はどのような領域になるのか、そのスピード感はどうか、一つ基準になると考えている。
自身の研究開発がどのような利益になるのか、あるいはつなげていくのかまで考えるのが研究職であると考えているため、何を何のために研究したいのかを考える切っ掛けになるインターンシップである。