【未来を拓く高速道路】【20卒】中日本高速道路の総合職事務系の本選考体験記 No.7843（中央大学/男性）（2019/7/24公開）

志望動機／学生時代に取り組んだこと／長所短所／ネクスコ中日本でやりたいこと

キャリアセンターに行き、中日本高速道路内定者のエントリーシートを読み、受かるエントリーシートの傾向を頭に入れた。また、ガクチカなどが論理的な文章になっているか多くの人に添削してもらった。

玉手箱のような試験だと聞いていたため、市販の問題集を何回か解き、問題の傾向を把握した。

言語、非言語、性格

高速道路に求められる役割を3つ考えなさい

学生が少人数であったため、リーダーシップをとることができているのかやしっかりと考えられた意見を発言できているのかを見ていたと思う。また、自分ばかり話すのではなく、あまり参加できていない人に働きかけることができているかも評価していたと思う。実際、人事の方がGD後に～さんの働きかけで議論がより活発になったとおっしゃっていた。

笹子トンネルの事故を起こした中日本高速道路の面接で、その事故について述べることは控えるべきかもしれないがあえて話した。しかし、批判だけするのではなく、そうした経験を活かして今後の業務に取り組むべきとまとめ、自分もそこに携わりたいと伝えた。現実から目を背けないでしっかりと考えることができていると評価されたと思う。

人事の中堅社員の方2名であり、柔らかすぎず、厳しすぎず、いたって普通の面接であった。特にアイスブレイクなどはなかったが、話したことに頷いてくださり話しやすい雰囲気であった。

最近気になる高速道路にまつわるニュース

私が最近気になっている高速道路にまつわるニュースは「笹子トンネル事故の犠牲者のための慰霊碑が完成したこと」だ。トンネルの崩落により家族を失った遺族の方が中日本高速道路の社員に対して泣きながら訴えている様子がとても印象に残った。高速道路はサービスエリアをはじめとして、利用した方が笑顔になることができる場所でなければならない。車同士の事故ではなく、高速道路の設備により亡くなった方が出てしまったことは反省しなければならないと改めて感じた。しかし、この事故を起こした中日本高速道路であれば、どの会社よりも安全の重要性を社員の方が心に刻んでいると思われる。この経験を糧に安全風土の根付いた御社で未来の高速道路の在り方を考えていきたい。

あなたを食べ物に例えると何か

私を食べ物に例えると豆腐だと思われる。豆腐は煮たり、焼いたりすることで様々な味になる。私も良いものを吸収し、柔軟に対応することができるから豆腐であると考えた。私は常に周りの意見や考えを聞くように努めており、自分の考えに固執しすぎないようにしている。以前はあまり人の話に耳を傾けず、自分だけで決めることが多かった。しかし、他者の意見を聞かなかったために大学受験で失敗してしまい、その経験から多様な意見を聞くことの大切さを感じた。もちろん自分をの考えを持たないことは良くないことであるから自分の信念は持つようにしている。しかし、本当にそれが正しいか常に自問自答し、相手の意見の良いところを吸収することで、より良いものになるよう努めている。

企業研究や業界研究を何度かしたことで、なぜ高速道路なのか、その中でなぜ中日本高速道路なのかについて具体例を交えながら、自分の意見も言いつつ話せたことが評価されたと思う。

役員クラスの方が5名いらしたため、少し圧倒された。しかし始まると思いのほか優しく、私の発言を褒めてくださったり、終始笑顔で話を聞いてくださった。話しやすい最終面接であった。

たくさん会社がある中で、どうして中日本高速道路なのか

私が中日本高速道路を志望する理由は高速道路業界の変化に果敢に取り組まれている社風であると感じたからだ。人口の減少や若者の車離れ、地方の衰退など、高速道路業界が直面している課題が数多くある。その中で生き残っていくためには高速道路をより利用してもらえるような取り組みや新たな収入源の創造が大切になると考える。中日本高速道路は他社より一歩進んだ目的地となるサービスエリアを作り、また訪れたくなるような場所を目指されてている。また、浜松での物流拠点やテラスゲート土岐など、他社に先駆けて新規事業に取り組まれている。これらのことから高速道路の将来を考えた際、変化に一番敏感に対応されている御社が魅力に感じたため志望した。

高速道路を利用してみて感じた改善点

高速道路上を走る車の多くが、法定速度を遵守していないことだ。高速道路を利用すると、実際に時速80kmで走っている車はごく一部であり、追越車線では多くの車が時速100km以上で走行している。もちろん個々人のモラルの部分があるため、会社として取り組むことのできる課題ではないかもしれない。しかし、このままでは運転があまり得意ではない方にとって、高速道路は怖いという認識が強まってしまう可能性がある。違反車をゼロにすることは不可能だが、警察との取り締まり強化や黄色パトカーによるパトロール回数の増加など、対策を今まで以上にとる必要があると思われる。高速道路を多くの人が利用してくださるよう、安心して運転出来るような環境を作っていくべきだ。